SSブログ

RUSSELL MALONE TRIO / TRIPLE PLAY [Jazz Guitar]

*RUSSELL MALONE TRIO / TRIPLE PLAY

image1022.jpg

russell malone(g), david won(b), montez coleman(ds),
2010/MAX JAZZ/

1 HONEYBONE(R.Malone)
2 BUTCH AND BUTCH(O.Nelson)
3 PECAN PIE(R.Malone)
4 SWEET GEORGIA PEACH(R.Malone)
5 DO I LOVE YOU(C.Poter)
6 POCKET WATCH(R.Malone)
7 THE WITCHING HOUR(Q.Jones)
8 TAIL FEATHERS(R.Carter)
9 THE KING OF GIRL SHE IS(D.Grusin)
10 MIND WINE(J.Hicks)
11 UNCHAINED MELODY(A.North/H.Zaret

ギターを聴きたいと思い、誰かいないかと探していました。
そういえばラッセル・マローンのアルバムをしばらく買っていないと気が付きました。
それならやはりトリオが聴きたいと思った。

ラッセル・マローンを最初に聴いたのはダイアナ・クラール(vo,p)盤でした。
ベニー・グリーン(p)やロン・カーター(b)などとの共演盤も聴いてきました。
マローンは超絶技巧の持ち主で私はギターのオスカー・ピーターソンと呼びたいです。
バド・パウエルでもいいけど。
その驚異的なテクニックが独学と聞いたらもう唸るしかありませんよ。

さて、今作ですが自身のオリジナル4曲とその他7曲の構成です。
オリバー・ネルソン、クインシー・ジョーンズ、ロン・カーター、
ジョン・ヒックスなどのジャズ・メンの曲を取り上げています。
題名の「Triple Play」は野球用語で三重殺のこと・・・ワン・プレーで3人をアウトにする。
めったに出来ない非常に難しいプレイです。
つまりマローンが難しいプレイをなんなくやり遂げていることを意味しているのか・・・。

たしかに1曲1曲を聴いていると安定感は十分で悪くありません。
でも全体を通すといまひとつ私の心に訴えかけてくるものが足りないのはなぜか。
どれも平均的な仕上がりなのでメリハリがつかない・・・頭抜けた何曲かが欲しいです。
マローンは気持が実にクールだと思います。
いつでも余裕十分で、決して熱くならないような気がする。
根っこにはウエス・モンゴメリーやジョージ・ベンソンがいると思うけどなぁ~。
もっと全速力というか、燃える姿を見せて欲しいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)


ちなみにユーチューブでそのクールな表情と超高速で圧倒的な演奏が聴けます。
共演はベニー・グリーン(p)とクリス・マクドナルド(b)です。
ベニー・グリーンがオスカー・ピーターソンの再来と言われた理由も分かると思います。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。