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JOE LOCKE QUARTET / FOR THE LOVE OF YOU [Jazz Vibraphone]

* JOE LOCKE QUARTET / FOR THE LOVE OF YOU

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joe locke(vib),
geoffrey keezer(p), george mraz(b), clarence penn(ds)
kenny washington(vo)
2010/E1 Music/

1 Two For The Road
2 Old Devil Moon
3 For Theb Love Of You
4 Verrazano Moon
5 I Miss New York
6 Birds
7 The Shadow Of Your Smile
8 Cinema Paradiso
9 Pure Imagination
10 Bright Side Up

ヴィブラフォン聴きの16枚目はジョー・ロックの2010年作品です。
先日紹介した「LAY DOWN MY HEART」(2013年)が良かったのでもう1枚聴いてみようと思いました。
ケニー・ワシントンのヴォーカルというのも驚きました・・・てっきりあのベテラン・ドラマーだと思ったからです。
ドラマーにも歌が上手い人はたくさんいますから・・・グラディ・テイトがつとに有名かな。
でも同姓同名の別人でした。
こちらはニューオリンズ出身の知る人ぞ知るヴォーカリストのようです。

全10曲は自身のオリジナル3曲とその他7曲の構成です。
ジョー・ロックとジェフ・キーザー(p)とは双頭バンドの「THE NEW SOUND QUARTET」を組んだ仲で気心が知れています。
ジョージ・ムラツ(b)とクラレンス・ペン(ds)というのもシブい組み合わせだと思いました。
ヴォーカルが入ったことでひと味違う作品になりました。
前述の「THE NEW SOUND QUARTET」はロックとキーザーの激しく切れ味鋭く、ドラマーの煽りが特徴的です。
ここでもその流れは変わらず、インスト場面では熱っぽい演奏が聴けました。
ヴォーカルのワシントンは美声、柔らかな歌声でゆったりとした趣を持っています。
ダニー・ハサウェイやスティービー・ワンダー系のヴォーカリストですが端正な歌い手でとても上手いです。
この作品の最大の聴きどころは演奏のホットに対する歌のクールさにありました。
ジョー・ロックにとっては異色作でロックの代表作の1枚になると同時にケニー・ワシントンにとっても代表作になると思います。
ヴォーカル・ファンにも是非聴いて欲しいですね

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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