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WARREN WOLF SEXTET / WARREN WOLF [Jazz Vibraphone]

* WARREN WOLF SEXTET / WARREN WOLF

image576.jpg

warren wolf(vib), christian mcbride(b), gregory hutchinson(ds),
jeremy pelt(tp), tina green(as,ss), peter martin(p)
2011/Mack Avenue/

1 427 Mass Ave.
2 Natural Beauties
3 Sweet Bread
4 How I Feel At This Given Moment
5 Eva
6 Senor Mouse
7 Emiily
8 Katrina
9 One For Lenny
10 Intimate Dance

ヴィブラフォン聴きの18枚目はウォーレン・ウルフの2011年作品です。
ヴァイブ・シーンの新しいスターはこのウルフでしょうか。
1979年生まれの現在38歳、バークリー出身です。
ヴァイブ界は層が薄いので貴重な存在になっています。

今作はアメリカでのデビュー作になります。
全10曲は自身のオリジナル6曲とメンバーのオリジナル2曲とその他2曲の構成です。
その他の2曲はチック・コリアの(6)とジョニー・マンデルの(7)です。
ウルフ(vib)、クリスチャン・マクブライド(b)とグレゴリー・ハッチンソン(ds)という強力なトリオを中心にした作品です。
加えてピーター・マーティン(p)、ジェレミー・ペルト(tp)、ティナ・グリーン(as)が参加しています。
ウルフは達者なヴァイブ奏法を披露していますが早い曲ではテクニシャンにありがちな弾き過ぎを感じます。
で、メロディが美しいバラードが聴きどころになりました。
オリジナルでは(2)「Natural Beauties」がその他ではマンデルの(7)「Emily」が秀逸です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)


ちなみにウォーレン・ウルフのデビュー作は日本レーベルで25歳の時でした。

*WARREN WOLF QUARTET / INCREDIBLE JAZZ VIBES (2005/M&I)

image578.jpg

warren wolf(vib),
mulgrew miller(p), vicente archer(b), kendrick scott(ds)

デビュー作の題名は「INCREDIBLE JAZZ VIBES」というものでウェス・モンゴメリー(g)のデビュー時と同じです。
凄いテクニシャンであることは確かです。

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