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JOHN PIZZARELLI TRIO / FOR CENTENNIAL REASONS [Jazz Vocal]

* JOHN PIZZARELLI TRIO / FOR CENTENNIAL REASONS
: 100 Years Salute To King Cole

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john pizzarelli(g,vo), mike karn(b), konrad aszkudzki(p)
2019/Ghost Light/

1 Straighten Up And Fly Rightrit (N.Cole/I.Mills)
2 A Hundred Years From Now (J.Pizzarelloi/J.Molaskey)
3 The Very Thought Of You (R.Noble)
4 Anything For You (A.Hill/C.Hopkins/B.Williams)
5 I'm Such A Hungry Man (B.Troup)
6 It's Only A Paper Moon (H.Arlen/Y.Harburg/B.Rose)
7 Body And Soul (J.Green/E.Heyman)
8 Nat King Cole (J.Pizzarelli)
9 When I Fall In Love (E.Heyman/V.Young)
10 Save The Bone For Henry Jones (D.Barker/M.Goldsen)
11 Hit That Jive, Jack ! (J.Alston/C.S.Tolbert)
12 Could-'Ja (B.Carey/C.Fischer)
13 Red Sails In The Sunset (J.Kennedy/H.Williams)
14 Route 66 (B.Troup)

ジョン・ピザレリ(g,vo)を久し振りに買ってみました。
調べたらなんと15年振りでした。
以前は好きでよく聴いていたので今作が15枚目のアルバムになります。
ピザレリのギターとヴォーカルは軽快さが持ち味でポピュラーな感覚もあって聴き易い。
ギターのアドリブとスキャットは抜群のスイング感です。
そのピザレリも今年で58歳、お父さんは同じギタリストのバッキー・ピザレリです。
15年間の空白にはバッキーさんの方を多く聴いていました。
バッキーさんのリズム・ギターはまさに名人芸で昔のギタリストは本当に上手いです。

今作はナット・キング・コールのトリビュート・アルバムです。
ドラムレスのピアノ、ギター、ベースのトリオ編成はナット・コール・トリオが広めました。
最近ではほとんど見かけない組み合わせもしれません。
ナット・コールは45歳で亡くなっていますが今年は生誕100周年なんですね。
ジョン・ピザレリのソフトで渋いギター・プレイと歌声を聴くことが出来ました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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GRANT STEWART QUARTET / AROUND THE CORNER [Jazz Tener Sax]

* GRANT STEWART QUARTET / AROUND THE CORNER

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grant stewart(ts,ss),
peter bernstein(g), peter washington(b), phil stewart(ds)
2010/Sharp Nine/

1 Get Happy
2 The Scene Is Clean
3 I Waited For You
4 That's My Girl
5 Blue Rose
6 Maybe September
7 Around The Corner
8 Something's Gotta Give

グラント・スチュワート(ts)もまた去年再評価したプレイヤーの一人です。
それで見つけたら買い足している状態になっています。
グラントは多作家ですがそれだけ人気があるということでしょうね。
ゆったりとした豊かな音色を持っています。
一応、ソニー・ロリンズ、デクスター・ゴードン、ジョニー・グリフィン辺りがルーツになるかな。

今作はピーター・バーンステインのギター・トリオをバックにしたワン・ホーンです。
テナー・サックスは特別語ることはないけれど2曲で演奏したソプラノ・サックスが良かったです。
グラントのやわらかで茫洋とした持ち味がソプラノ・サックスの音色に生きて新鮮でした。
(2)「The Scene Is Clean」と(6)「Maybe September」が聴きどころになりました。
ベストはその後者です。

(中間系)

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CARLOS GARNETT QUINTET / UNDER NUBIAN SKIES [Jazz Tener Sax]

* CARLOS GARNETT QUINTET / UNDER NUBIAN SKIES

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carlos garnett(sax), russell gunn(tp)(except 3,9)
carlton holmes(p), brad jones(b), shingo okudaira(ds),
1999/HighNote/

1 Dancing Daffodils
2 Blues For John C.
3 My One And Only Love
4 Happy Children Song
5 What
6 Under Nubian Skies
7 Epitapher Zackerism
8 Mango Walk
9 Down & Up Again

今作はカルロス・ガーネット(ts)の紹介の最後になります。
フロント2管の相手はラッセル・ガン(tp)です。
ラッセル・ガンは中々に飛んでるトランぺッターで一筋縄ではいきません。
2000年頃には気鋭のトランぺッターとして注目していました。
ルーツはフレディ・ハバード(tp)やブッカー・リトル(tp)辺りになると思う。
↓の2枚は良く出来たアルバムなので機会があれば是非聴いてみて下さい。

* RUSSELL GUNN SEXTET / BLUE ON THE D.L (2002/HighNote)
* RUSSELL GUNN QUINTET / SMOKINGUNN (2000/HighNote)

ガーネットの作品では最もストレート・アヘッドな仕上がりになっています。
上記のラッセル・ガンもまだ20代なので若々しさに溢れています。
この時期のガーネットの諸作はレギュラー・カルテットが素晴らしいのでどれもいいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)


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JOEY DEFRANCESCO QUINTET / IN THE KEY OF THE UNIVERSE [Jazz Organ]

* JOEY DEFRANCESCO QUINTET / IN THE KEY OF THE UNIVERSE

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joey defrancesco(org,key,tp), pharoah sanders(ts,vo),(5,6,7)
troy roberts(sax,b), billy hart(ds), sammy figueoa(per)
2019/Mack Avenue/

1 Inner Being
2 Vibrations In Blue
3 A Wake And Blissed
4 It Swung Wide Open
5 In The Key Of The Universe
6 The Creator Has A Master Plan (P.Sanders)
7 And So It Is
8 Soul Perspective
9 A Path Through The Noise
10 Easier To Be

ジョーイ・デフランチェスコ(org)の新譜です。
ジャケットの裏側を見た時ファラオ・サンダース(ts)の名前がちらりと見えたので決めました。
ファラオは3曲に参加していました。
デフランチェスコもマルチプレイヤーでここではオルガン、キーボード、トランペットを駆使しています。
デフランチェスコのトランぺッターとしての実力も知られているでしょうか。

全10曲は1曲を除いて全て自身のオリジナルです。
その1曲はファラオの良く知られた名曲の(6)「The Creator Has A Master Plan」です。
多分、最初からこのアルバムの方向性は決まっていたと思います。
スピリチュアルなサウンドを目指すと・・・。
それにはどうしてもファラオ・サンダースが欠かせなかった。
やっぱり(6)「The Creator Has A Master Plan」は心を打つ雄大な曲想を持っています。
これを聴いたら他の全ての曲が吹っ飛んでしまいました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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SLIDING HAMMERS / A BEAUTIFUL FRIENDSHIP [Jazz Group]

* SLIDING HAMMERS / A BEAUTIFUL FRIENDSHIP
honoring JAY & KAI

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karin hammar(tb,vo), mimmi hammar(tb,vo),
mathias algotsson(p), martin sjostedt(b), ronnie gardiner(ds)
2006/Spice Of Life/

1 Falcon
2 Penthouse
3 High Sltitude Delivery
4 The Good Life
5 When Lights Are Low
6 The Hammer Theme
7 Winter
8 Being Alive
9 My Wedding Shoes
10 You'd Be So Nice To Come Home To
11 All These Days
12 A Beautiful Friendship

私の好きな癒し系として「スライディング・ハマーズ」がいる。
トロンボーンとヴォーカルの二つが楽しめる徳用盤です。
副題の「JAY & KAI」はJJ・ジョンソンとカイ・ウインディングですね。
ご存知、2本のトロンボーンといえばこの「J&K」がよく知られています。
「スライディング・ハマーズ」はそのスタイルを踏襲しています。
ただ女性トロンボーン奏者なので繊細でやわらかな音色が特徴です。
そんなやさしい音色を聴いていると私はくつろげるんです。

ハマーズのアルバムに欠かせないのがピアノのマティアス・アルゴットソンです。
ここでも4曲を提供していてキラキラと輝くような華麗なピアノ・プレイを聴かせてくれました。
ヴォーカルは(4)、(8)、(10)の3曲で聴けました。
ベストには抜群の雰囲気を持つ(4)「The Good Life」を上げておきます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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CARLOS GARNETT QUARTET / FUEGO EN MI ALMA (Fire In My Soul) [Jazz Tener Sax]

* CARLOS GARNETT QUARTET / FUEGO EN MI ALMA (Fire In My Soul)

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carlos garnett(sax),
carlton holmes(p), brad jones(b), shingo okudaira(ds),
neil clarke(per)(1,4)
1997/HighNote/

1 Fuego En Mi Alma (Fire In My Soul)
2 Catch Me If You Can
3 Eternal Justice
4 Little Sunflower
5 U R D I 4 Me
6 Love Thy Meighbor
7 Mystic Moon
8 Shalome

今作は昨年カルロス・ガーネット(ts)を聴いた中で一番のお気に入りでした。
ガーネットのワン・ホーン・アルバムは貴重です。
副題に「Fire In My Soul」とあるように火の出るような演奏が聴けました。
ガーネットはパナマ出身なのでカリプソやラテンのリズムを根っこに持っています。
ここではそんなアフロ・キューバンな魅力が詰まっていました。

全8曲はフレディ・ハバード(tp)の名曲(4)「Little Sunflower」を除いて自身のオリジナルです。
ガーネットは一時期ハバードとも一緒に演奏していました。
ガーネットの情熱的でエネルギッシュなサックス、カールトン・ホルムズの瑞々しく美しいピアノの対比が素晴らしい。
奥平真吾さんの多弁で多彩な疾走感のあるドラミングが感動的でもあります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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