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ANASTASIA LYUTOVA & THE BAND / SOME LIKE IT JAZZ [Jazz Vocal]

* ANASTASIA LYUTOVA & THE BAND / SOME LIKE IT JAZZ

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anastasia lyutova(vo),
sergey baulin(ts), alexey podymkin(p), vladimir koltsov-krutov(b),
alexey bekker(ds), roman sokolov(fl)(4)
2019/Venus/

1 Some Like It Hot (M.Malneck/I.A.L.Diamond)
2 It Ain't Necessarily So (G.Gershwin/I.Gershwin)
3 Out Of The Past (B.Golson/J.Hendricks)
4 AFlower Is A Lovesome Thing (B.Strayhorn)
5 Fascination Rhythm (G.Gershwin/I.Gershwin)
6 Love You Madly (D.Ellington)
7 Harlem Nocturne (E.Hagen/M.Torme)
8 I Concentrate On You (C.Porter)
9 Satin Doll (D.Ellington/B.Strayhorn)
10 Lush Life (B.Strayhorn)
11 I Can't Believe That You7re In Love With Me (J.Mchugh/C.Gaskill)
12 Sunny (B.Hebb)
13 Why Don't You Do Right (J.Mccoy)

アナスタシア・リュトヴァ(vo)は初見、ロシア出身の25歳、期待のヴォーカリストのようです。
今レーベルのロシア出身の歌手としてはアンナ・コルチナ、アレキサンドラ・シャキナに続く3人目になるかな。
コルチナとシャナキは聴いたことがあるけどアルバムは持っていません。
英語圏以外の国の人が歌うジャズ・ヴォーカルはどうしてもジャズっぽく歌いたくなる傾向にあります。
お手本がビリー・ホリデイ、エラ・フィッツジェラルド、サラ・ヴォーン、カーメン・マクレー、アニタ・オデイなど、
男ならナット・キング・コール、フランク・シナトラ、メル・トーメ、チェット・ベイカー、ジョン・ヘンドリックスなど。
しょうがないけどここを如何に抑えて自然にストレートに歌えるかにかかっていると思います。
自分らしく普通に歌えればいいんだけどこの案配がすごく難しいです。
ここのアナスタシア・リュトヴァの場合は案外ストレートに歌えているんじゃないかな。
実力者が揃うバック・ミュージシャンの好演が大きいと思う。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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AKIKO TSURUGA TRIO / SWEET AND FUNKY [Jazz Organ]

* AKIKO TSURUGA TRIO / SWEET AND FUNKY

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akiko tsuruga敦賀明子(org), eric johnson(g), vince ector(ds),
wilson"chenbo"corniel(per)(1,3,5,6,7)
2006/M&I/

1 Meanie Queenie
2 Dig
3 Aweet And Lovely
4 Stormy Weather
5 Saving All My Love For You
6 Where Is The Love
7 Polka Dots And Moonbeams
8 Mushi-Mushi
9 Booga Lou
10 Broadway

敦賀明子(org)さんは初見、日本人女性のオルガン奏者の作品は珍しいと思いました。
私はオルガン好きですが女性オルガニストといえばシャーリー・スコット位しか知りません。
敦賀さんはニューヨークのハーレムから活動の場を広げてきたらしい。
ハーレムはオルガン・ジャズのメッカであり、そこで認められたのならその実力に疑いはないです。

今作は彼女の2枚目のリーダー作になります。
全10曲は自身オリジナル4曲とその他6曲の構成です。
オルガン本来のブルージー、グルービー、粘っこさを期待すると今ひとつかもしれません。
あくまでないものねだりですがね、でも楽しいアルバム、これだけ弾ければ十分だとも言えます。
元々がピアニストとの両刀遣いでもあり、オルガンではスマートさがその持ち味になります。
それを生かすには選曲が決め手になると思いました。
ポップ系のホイットニー・ヒューストンの(5)やフュージョン系のラルフ・マクドナルド(per)の(6)が秀逸です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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RYAN KISOR QUARTET / POINT OF ARRIVAL [Jazz Trumpet]

* RYAN KISOR QUARTET / POINT OF ARRIVAL

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ryan kisor(tp),
peter zak(p), john webber(b), willie jones 3(ds)
justin kisor(tp)(8)
1998/Criss Cross/

1 Point Of Arrival
2 Smoke Signal
3 Better Late Than Never
4 For All We Know
5 Jessica's Theme
6 The Lonely Hour
7 The Best Thing For You Is Me
8 Sir Lancelot
9 The End Of A Love Affair

ライアン・カイザー(tp)は収集対象の一人です、今度で16枚目になりました。
もっとも私の場合は何が何でもではなくて見つけたら買う程度のものですがね。
カイザーは1973年生まれ、アメリカ中西部のアイオワ州出身です。
師匠はクラーク・テリー(tp)で1990年にジャズ登竜門で有名なモンク・コンペで優勝しています。
この時は弱冠17歳だったので流星のように現れた天才児だったわけですね。

今作はカイザーが25歳時の録音です。
全9曲は自身のオリジナルが2曲(1,8)、メンバーのオリジナル4曲とスタンダード3曲の構成です。
今聴いてみると安定感や安心感はあるけど特別に若さ溢れる突き抜けた感じではなかったと思います。
でもこの上品なまろやかさがたまらないと言うファンも多いのではないかな、もちろん私もその一人ですが。
クラーク・テリー、クリフォード・ブラウン、アート・ファーマー、ケニー・ドーハムなどの名前が浮かびます。
バックののピーター・ザック(p)、ジョン・ウィーバー(b)、ウィリー・ジョーンズⅢ(ds)は当時のレギュラー・メンバーです。
ここでは私的にイマイチだったジョン・ウィーバーのポール・チェンバース張りのベースに注目しました。
カイザーは抜群のテクニックの持ち主で音色も綺麗、そのよどみなく流麗なソロワークが聴きどころになります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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