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NICKI PARROTT / PAPA LOVES MAMBO [Jazz Vocal]

* NICKI PARROTT / PAPA LOVES MAMBO

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nicki parrott(vo), kenn peplowski(cl,ts),
vince cherico(per), justin poindexter(g), sam reider(accor)
2019/Venus/

1 Papa Loves Mambo (S.Hoffman/D.Mannibg/B.Reichner)
2 Somos Novios (A.Manzanerov)
3 Perfidia (A.Domingues)
4 KIss Of Fire (E,S.Discepolo/A.Villoldov)
5 Historia De Un Amor (C.E.Almaran)
6 Te Extrano (A.Manzanero)
7 Tango (E.Egemann/A.Gaertner)
8 Green Eyes (A.Utrero/N.Menendez)
9 Dos Gardenias (I.Carrillo)
10 Obilivion (A.Piazzolla)
11 Blue Tango (M.Parish/L.Anderson)
12 No Me Platiques Mas (V.Garrido)
13 Moliendo Cafe (J.M.Perroni)
14 Alfonsina Y El Mar (F.Luna/A.Ramirez)

ニッキ・パロット(vo,b)の今作はあまりのタイミングの良さに驚いてしまいました。
最近私の興味はアフロ・キューバン・リズムというか、ラテン・ジャズに向かっている。
それも純ジャズ路線ではなくて軽快なリズムが主体になるアルバムが対象だった。
それが「Papa Loves Manbo」なんて偶然とはいえピッタリ過ぎますよ。
ひょっとしてダンサブルなアフロ・キューバン音楽の復活は世界的なものかもしれませんね。
ニッキのマンボ、タンゴ、ボレロ、ルンバなどが聴けるとなれば喜々として手が伸びました

全14曲は馴染みのある曲も多く、どの曲にもリズムがよく合っています。
ギター、アコーディオン、パーカッションのノスタルジックな組み合わせも良かったと思います。
古典的なリズムをバックにニッキの歌とケン・ペプロウスキーのクラリネットとサックスが乗ります。
ベストはアルベルト・ドミンゲスの名曲(3)「Perfidia」でゆったりとしたボレロのリズムが心地良いです。
思った通りの楽しいアルバムでした。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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EVERETT GREENE / MY FOOLISH HEART [Jazz Vocal]

* EVERETT GREENE / MY FOOLISH HEART

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everett greene(vo), houston perspon(ts),
norman simmons(p), ray drummond(ds), kenny washington(ds)
1998/Savant/

1 When Did You Leave Heaven
2 I'm Falling For You
3 Everything I Have Is Yours
4 If I Were A Bell
5 I Want To Talk About You
6 My Foolish Heart
7 Don't Worry 'Bout Me
8 You Are Too Beautiful
9 Hello Young Lovers
10 The Very Thought Of You

エヴェレット・グリーン(vo)は初見、男性ヴォーカルは珍しいので「どんなもんか」と手が伸びました。
グリーンはやわらかな低音の魅力で伝統的な男性ヴォーカルの系図の中にいると思います。
この流れはソフトなバリトン・ボイスの持ち味をバラード唱法に生かしたヴォーカリスト達です。
男性ジャズ・ヴォーカルの王道の一つでビリー・エクスタインやジョニー・ハートマンがいます。
グリーンは真面目に丁寧にじっくりと歌い上げているところにも好感が持てました。
ベストには表題曲にもなった(6)「My Foolish Heart」を上げておきます。
バックのヒューストン・パーソン(ts)・カルテットもムード満点でばっちりと決まっています。

(くつろぎ系)

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GARY BARTZ SEXTET / ANOTHER EARTH [Jazz Alto Sax]

* GARY BARTZ SEXTET / ANOTHER EARTH

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gary bartz(as), charles tolliver(tp), pharoah sanders(ts),
stanley cowell(p), reggie workman(b), freddy waits(ds)
1968/Milestone/

1 Another Earth
2 Dark Nebula
3 U.F.O
4 Lost In The Stars
5 Perihelion And Aphelion

ゲイリー・バーツ(as)は1940年生まれ、メリーランド州ボルチモアの出身の79歳で健在です。
ジュリアードに学んだジャズ・エリートの一人です。
ジャズ・メッセンジャーズ、マッコイ・ターナー(p)、マイルス・ディヴィス(tp)とジャズ主流派を歩んでいます。
幅広い音楽性の持ち主で何でも出来る多才なプレイヤーだとも言えます。

今作はバーツの代表作の一枚に数えられています。
若い頃のバーツも尖がっていてマッコイの影響が強く「ジャズ何するものぞ」と思っていた節がある。
1曲目の表題曲「Another Earth」は25分近い長丁場で壮大な曲想を持つバーツ渾身の1曲です。
今聴いてみると疲れるけど当時のジャズ喫茶ではフリー系の長時間も普通に聴かれていました。
メンバーも凄くて今なら垂涎の的にもなりそうです。
ゲイリー・バーツ(as)、チャールス・トリバー(tp)、ファラオ・サンダース(ts)のフロント3管にスタンリー・カウエル(p)、レジー・ワークマン(b)、フレディ・ウエイツ(ds)のリズム・セクションです。

でも多分、今の時代にこういう長丁場は似合わないと思う。
逆に(2)~(5)はあっという間に終わってしまう感じがしました。

(まじめ系)

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