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MICHEL PETRUCCIANI TRIO / ONE NIGHT IN KARLSRUHE [Jazz Piano]

* MICHEL PETRUCCIANI TRIO / ONE NIGHT IN KARLSRUHE

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michel petrucciani(p), gary peacock(b), roy haynes(ds)
2019(1988Rec)/Jazz Haus/

1 13th (M.Petrucciani)
2 There Will Never Be Another You (H.Warren)
3 In A Sentimental Mood (D.Ellington)
4 One For Us (M.Petrucciani)
5 Mr.J.K (M.Petrucciani)
6 Embraceable You (G.Gershwin)
7 She Did It Again (M.Petrucciani)
8 La Champagne (M.Petrucciani)
9 Giant Steps (J.Coltrane)
10 My Funny Valentine (R.Rodgers)

久し振りにミシェル・ペトルチアーニ(p)を買いました。
ペトは大好きで収集対象の一人でもあります。
もっともペトにも多くのブート盤が存在しているようだけど私は興味ありません。
今作は1988年のドイツでのライブ音源で未発表の正規盤です。
共演がゲイリー・ピーコック(b)とロイ・ヘインズ(ds)なら申し分ありません。
ちなみにこのメンバーは下記↓のアルバムでも聴くことが出来ます。

*MICHEL PETRUCCIANI TRIO / PLAYS PETRUCCIANI (1988/Blue Note)
michel petrucciani(p), gary peacock(b)(1-5), roy haynes(ds)(1-5),
eddie gomez(b)(6-9), al foster(ds)(6-9),
John abercrombie(g)(2,7)

さて全10曲は自身のオリジナル5曲にその他5曲の構成でバランスがいいです。
この胸に響く重量感とスイング感、骨太のピアノ・トリオはまったくたまりませんよ。
ペト、ピーコック、ヘインズ、キャリア豊富な3人の魂がこれでもかとぶつかり合う。
聴いていると、そこにはグイグイと引き込まれていく自分が居ました。
私が三位一体の凄みを感じたのは自作の(4)「One For Us」でまさに圧巻です。
多分この時の観客もそうなんでしょうね、同じ空間を共有している喜びが伝わってきます。
この時、聴衆の心はトリオと一体化していて演奏が終わるとフッと我に戻ってくる。
一音も聴き逃してなるものかの物凄い緊張感を感じました。
今作は録音が良いのも特筆出来ます。
78分の長丁場ですが1980年代ピアノ・トリオのライブ名盤の一枚になります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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NICKI PARROTT / UNFORGETTABLE [Jazz Vocal]

* NICKI PARROTT / UNFORGETTABLE
Nat King Cole Song Book

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nicki parrott(vo,b),
john di martino(p), frank vignola(g), lisa parrott(bs,bcl)
2016/Venus/

1 Walkin' my Baby Back Home
2 Let's Fall In Love
3 The Very Thought Of You
4 Hit That Jive Jack
5 Mona Lisa
6 Meet Me At No Special Place
7 A Nightingale Sang In Berkeley Square
8 Unforgettable
9 Straighten Up And Fly Right
10 For Sentimental Reasons
11 When I Fall In Love
12 L-O-V-E
13 Anser Me My Love
14 Perfidia

先週に続いてニッキ・パロット(vo,b)をもう一枚紹介しておきます。
今度はナット・キング・コール(vo)で彼女のお気に入りの歌を集めたものだと思います。
キング・コールはある意味、全てのジャズ・ヴォーカリストのバイブルでもありますね。
歌っている歌も数多いので男性歌手はもちろん、女性歌手でも参考になるんじゃないかな。
ニッキはスイング感に溢れ軽い感じで歌っています。
やっぱりキング・コールにはギターのバッキングがしっくりきました。

(くつろぎ系)

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JAMES MOODY / MOODY WITH STRINGS [Jazz Tener Sax]

* JAMES MOODY / MOODY WITH STRINGS

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james moody(ts,fl), orchestra, strings
1960/Argo/

1 Dorothee
2 Love For Sale
3 Another Day
4 All My Life
5 I'm Old Fashioned
6 Fools Rush In
7 Somerset
8 I Remember Clifford
9 Love Walked In
10 A Song Of Love
11 Dorian Mood

ジェームス・ムーディ(ts)の最高傑作と目されているアルバムです。
評価が高いミュージシャンの多くがストリングスをバックにした作品を残していますね。
たとえ売れ行きはもう一つでもそれだけ魅力があるんだろうと思います。
自分に焦点が向き実力がそのまま出るので当たり前といえば当たり前ですが・・・。
さて、今作も良かったです。
ムーディどころか疾走感のあるキレのいいサックスとフルートを聴かせてくれています。
実にモダンな演奏でハード・バッパーとしてのムーディの神髄がここにありました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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