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ORRIN EVANS QUARTET / THE MAGIC OF NOW [Jazz Piano]

* ORRIN EVANS QUARTET / THE MAGIC OF NOW

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orrin evans(p), vicente archer(b), bill stewart(ds),
immanuel wilkins(as)
2021/Smoke Sessions records/

1 Mynah / The Eleventh Hour (B.Stewart/M.Miller)
2 Libra (O.Evans)
3 The Poor Fisherman (I.Wilkins)
4 MAT-Matt (O.Evans)
5 Levels (I.Wilkins)
6 Momma Loves (I.Wilkins)
7 Dave (O.Evans)

オーリン・エヴァンス(p)の今作は良かったです。
私はちょっとショックを受けました。
オーリン・エヴァンスってこんなに良かったのかと・・・。
今まで気付かないってどうしょうもありませんよ。
最初に聴いたのはドラマーのラルフ・ピーターソンのグループだったと思います。
リーダー・アルバムも1枚だけ持っていたけど全然印象に残っていなかった。
多分その時は違うところに耳が向いていたんだろうね。
セシル・テイラー、アンドリュー・ヒル、ハービー・ハンコックやもちろんセロニアス・モンクの影響も感じる。
私はこういったピアニストも大好きなので彼らが合わさったようなオーリンがツボにハマりました。
久し振りに気合が入った感じがして、また新たに聴きたい人が出て来たのは嬉しいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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TETE MONTOLIU TRIO / TOOTIE'S TEMPO [Jazz Piano]

* TETE MONTOLIU TRIO / TOOTIE'S TEMPO

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tete montoliu(p),
neils-henning orsted pedersen(b), albert "tootie" heath(ds)
1976/SteepleChase/

1 Invitation
2 Lover Man
3 Some Other Blues
4 Time For Love
5 Lament
6 Tootie's Tempo
7 Darn That Dream

テテ・モントリュー(p)を集中的に聴いています。
今作もまたテテ・トリオの最盛期をとらえたもので素晴らしいです。
今作は特にドラマーのアル・ヒースを称えた題名になっていてテテの惚れ込み様が分かります。
この強烈なドライブ感は一体どこから来るのか。
テテ~ペデルセン~トゥーティーの相性が良く、このトリオならではの一体感を感じます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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MONGO SANTAMARIA / RED HOT [Jazz Conga]

* MONGO SANTAMARIA / RED HOT

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mongo santamaria(conga,bongo),
bob james(p), barry miles(p), gary king(b), steve gadd(ds),
eric gale(g), hubert laws(fl), mike brecker(ts),
randy brecker(tp), john faddis(tp), etc
1983/CBS/

Side A
1 WaterMelon Man
2 A Mi No Me Enganan
3 Jai Alai
Side B
1 Jamaican Sunrise
2 Afro Cuban Fantasy
3 Sambita

モンゴ・サンタマリアはキューバ出身のボンゴ、コンガ、パーカッション奏者です。
アフロ・キューバン・ジャズ、ラテン・ジャズ・ブームの立役者の一人とも言えます。
ここに入っているハービー・ハンコック(p)の「ウォーター・メロン・マン」が大ヒットしました。
モンゴ・サンタマリアはラテン系アメリカ人の人気が高くてアルバムも数多いです

(くつろぎ系)

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GRAHAM DECHTER QUARTET / MAJOR INFLUENCE [Jazz Guitar]

* GRAHAM DECHTER QUARTET / MAJOR INFLUENCE

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graham dechter(g),
tamir hendelman(p), john clayton(b), jeff hamilton(ds)
2021/Capri Records/

1 Orange Coals
2 Reference
3 Major Influence
4 Moonithology
5 Minor Influence
6 Pure Imagination(L.Bricusse/A.Newley)
7 Bent On Monk
8 Billy's Dilemma

グラハム・デクター(g)を買ったのは12年振りになります。
2009年の23歳時に出したデビュー作と2枚目を持っています。
驚いたのがバックのメンバーがその時と変わらないことです。
タミール・ヘンデルマン(p)、ジョン・クレイトン(b)、ジェフ・ハミルトン(ds)は鉄壁のリズムセクションです。
イメージとしては「ウェス・モンゴメリー&ウィントン・ケリー・トリオ」だと思いました。
それに西海岸出身なので名手バーニー・ケッセル(g)の雰囲気も持っています。
デクターはこの二人を合わせ持っているのでテクニック的にも申し分ありません。
つまりジャズ・ギタリストとしてはメインストリームの王道を行っているということです。
全8曲は1曲を除いて自身のオリジナルになっています。
スイング感とスピード感に溢れる演奏が聴けました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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TETE MONTOLIU TRIO / TETE A TETE [Jazz Piano]

* TETE MONTOLIU TRIO / TETE A TETE

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tete montoliu(p),
neils-henning orsted pedersen(b), albert "tootie" heath(ds)
1976/SteepleChase/

1 What's New
2 We'll Be Together Again
3 Scandia Skies
4 Lush Life
5 Catalan Suite

先週に続いてのテテ・モントリュー・トリオです。
テテ・トリオの一番手はやはり1970年代半ばのこのトリオになると思います。
テテ・モントリュー(p)、ニールス‐へニング・オルステッド・ペデルセン(b)、アル・ヒース(ds)が凄い。
特にこのトリオは強力無比でした。
驚異的なペデルセンのベースとヒースの熱いドラムスに強靭かつ情熱的なテテのピアノが踊る。
最も有名なのは同メンバーの「TETE MONTOLIU TRIO / CATALONIAN FIRE(1974)」だと思います。
でも今作もそれに劣らぬ内容になっています。
特に20分近い熱演を聴かせる(5)「Catalan Suite」がこのトリオの神髄で素晴らしいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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CHUCK MANGIONE / JOURNEY TO A RAINBOW [Jazz Trumpet]

* CHUCK MANGIONE / JOURNEY TO A RAINBOW

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chuck mangione(flh,elp,synth),
chris vadala(fl,ss,ts), peter harris(g), gordon johnson(elb), everett silver(ds)
1983/CBS/

Side A
1 Journey To A Rainbow
2 Do I Dare To fall In Love
3 Love Bug Boogie
Side B
1 Buttercorn Lady
2 Please Stay The Night
3 Song For A Latin Lady
4 Chaia's Theme

チャック・マンジョーネ(tp,flh)はフュージョン・シーンで大人気となりました。
最も知られているのが作品は「Feels So Good」(1977」だと思います。
マンジョーネは作曲や編曲の才能にも優れていてグラミー賞も取ってます。
まだ健在(80歳)のようですね。
ジャズ・トランぺッターとしてのキャリアは「アート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズ」に在籍したのが大きいです。
やっぱりブレイキーは偉大ですよ、同時期に在籍したピアニストがキース・ジャレットでした。

(中間系)

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CHARGED PARTICLES & TOD DICKOW / LIVE AT THE BAKED POTATO ! [Jazz Group]

* CHARGED PARTICLES & TOD DICKOW / LIVE AT THE BAKED POTATO !
Play The Music Michael Brecker

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tod dickow(ts),
murray low(key), aaron germain(b), jon krosnick(ds),
guest: omar ledezma(cong)
2021/Summit Records/

1 Peep (M.Brecker)
2 ARC Of The Pendulum (M.Brecker)
3 African Skies (M.Brecker)
4 Never Alone (M.Brecker)
5 Not Ethiopia (M.Brecker)
6 Slings And Arrows (M.Brecker)
7 Talking To Myself (Don Grolnick)
8 The Mean Time (M.Brecker)
9 Song For Barry (M.Brecker)

今作を選んだのは当然ながらマイケル・ブレッカー(ts)の名前が見えたからです。
マイケルは2007年1月に57歳で白血病で亡くなりました。
もう15年も前になるんですね。
このアルバムを見た時「そうか、マイケルはもう伝説になっているのか」と思いました。
テナー奏者の先頭集団にいたマイケルに影響を受けたプレイヤーも多かったはずです。
月日の経つのは本当に早いです。

全9曲はマイケル作が8曲とドン・グロルニック作が1曲の構成になっています。
ライブ盤です。
マイケルらしいエネルギッシュな曲が並んでいて演奏もマイケルを彷彿とさせるものでした。
刺激的で鋭角的なサウンドには魅力あるけど正直聴き手の私の方に体力が不足していた。
突っ込み鋭いサックスの音色に疲れてしまって聴き続けるのはちょっときつかったです。
年なんだよねぇ~、今はもう少し柔らかな音の方がいいと思いました。

(中間系)

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TETE MONTOLIU TRIO / BODY AND SOUL [Jazz Piano]

* TETE MONTOLIU TRIO / BODY AND SOUL

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tete montoliu(p), george mraz(b), joe nay(ds)
1971/Enja/

1 Sweet Georgia Fame
2 Old Folks
3 Blues
4 A Nightingale Sang In Berkeley Square
5 Body And Soul
6 Lament

好きなプレイヤーを追いかけるのもジャズ聴きのひとつの楽しみになりますね。
テテ・モントリュー(p)は好きだったけど特に集中して聴いたり集めたりはしなかったです。
気付いたり見つけた時に買うという感じでした。
だから抜けているアルバムもたくさんありました。
それで今回はテテをちょっと聴いてみようかと思いました。
テテ・モントリュー~ミシェル・ペトルチアーニの流れはヨーロッパ・ピアノの鉄板ですよ。

テテは平均点が高いのでどれを聴いても間違いはありません。
まずは1970年代初めのアルバムから聴いてみました。
ドイツのミュンヘンでのライブ盤でテテ(p)、ジョージ・ムラツ(b)、ジョー・ネイのトリオです。
やっぱり凄い、抜群のスイング感とドライブ感はテテ・トリオの神髄だと思いました。
観客の盛り上がりも最高です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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GROVER WASHINGTON JR / LIVE AT THE BIJOU [Jazz Tener Sax]

* GROVER WASHINGTON JR / LIVE AT THE BIJOU

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grover washington jr(ts,ss),
john blake(elvln), leslie burrs(fl), richard steacker(g),
james simmons(key), tyrone brown(b), millard vinson(ds),
leonard gibbs(per)
1977/Kudu/

Record 1
Side A
1 On The Cusp
2 You Make Me Dance
3 Lock It In The Pocket
Side B
1 Days In Our Lives / Mr.Magic
Record 2
Side A
1 Summer Song
2 Juffure
Side B
1 Sausalito
2 Funkfoot

今作はグローバー・ワシントン・ジュニア(ts)の代表作の一枚です。
ブルース&ソウル系フュージョンの名盤でもあります。
当時のライブ盤2枚組はいかに気合が入っていたか、よく分かます。
ラルフ・マクドナルド(per)が作った「Mr.Magic」はグローバーの代名詞になっているほどの名演です。

(中間系)

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KAMMERLING QUARTET / THIS WAY [Jazz Group]

* KAMMERLING QUARTET / THIS WAY

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roland kammerling(tp,flh),
berndb kammerling(p), fritz roppel(b), christoph ftreier(ds),
2021/JazzSick/

1 Gutur Mond, du gehst so stille (Volkslied)
2 Fruhstuck Am Hursnuck (R.Kammerling)
3 Prelude op.28 Nr.4 (F.Chopin)
4 Nine Years (R.Kammerling)
5 A Foggy Day (G.Gershwin)
6 Es Klappert Die Muhle Am Rauschenden bach (Volkslied)
7 Schlaft Ein Lied In Allen Dingen (F.Kukuck)
8 Summertime (G.Gershwin)
9 This Way (R.Kammerling)
10 Nun Ruhen Alle Walder (H.Issac)

ケンメルリング・カルテットのデビュー・アルバムのようでドイツ盤です。
一聴して完成度が高く洗練されたサウンドを持っていると思いました。
初めて聴いた時にはクールで清冽な北欧ジャズをイメージしました。
同時にクラシックの室内音楽的な要素もあります。

全10曲はトランぺッターのローランド・ケンメルリングのオリジナル3曲とその他7曲の構成です。
クラシックのショパンやドイツの民謡、ガーシュインの2曲など曲想豊かで飽きさせません。
4人の練度とバランスが素晴らしく聴いているうちに徐々に心に染み込んでくる感じです。
最初はそれほどでもなかったけれどいつの間にか何回も聴くようになっていました。
聴き易く癒し系でもあるのは多分アレンジが良いからだと思います。
ローランドのトランペットはアート・ファーマー系のやわらかな音色です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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