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SYMBIOSIS 5 / JAZZ GETXO [Jazz Group]

* SYMBIOSIS 5 / JAZZ GETXO

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mate drippey(ts), benedek virag(g),
levente kapolcsi-szabo(p), tamas gyanyi(b), roland gabor majsai(ds)
2022/Errabal Jazz/

1 Parisian Song (M.Drippey)
2 Duckling (Recek) (R.G.Majsai)
3 Presence (Pillanat) (L.K.Szabo)
4 Balaton (R.G.Majsai)
5 Struggle (L.K.Szabo)
6 Changing (Valtozas) (L.K.Szabo)
7 Step One (L.K.Szabo)
8 Locked In A Box (Dobozba Zarva) (R.G.Majsai)

「Symbiosis 5」は初見、今作はジャケ買いです。
若手5人のクインテット編成でなんか真面目そうでカチッとした雰囲気が気になりました。

スペインのガチョ・国際ジャズフェスのグループ・コンペティションで優勝したハンガリーのグループとありました。
ブダペストのリスト・フェレンツ大学とベーラ バルトーク音楽院在学中に知り合った5人の若者によって結成されました。
彼ら5人は、同じ音楽学校の出身であるにもかかわらず、世界中のさまざまな地域に個人的および芸術的ルーツを持っており、
様々な個性がぶつかり合い、化学反応を起こし新たにユニークなサウンドとしてアウトプットされたグローバルなジャズ作品となっている。

確かに内容も多彩で面白かったです。
ヨーロッパの伝統的な民族音楽のリズムが中心ですがスイング感に溢れる王道ハードバップ演奏もありました。
何しろテナー・サックスの音色が素晴らしいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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COOL SWEETNESS SEXTET / SHOEHORN SHUFFLE [Jazz Group]

* COOL SWEETNESS SEXTET / SHOEHORN SHUFFLE

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martin lundgren(tp), jens sondergaard(ts), anders jacobsen(tb),
pelle von bulow(g), ole skipper(b), aage tanggaard(ds)
2022/Storyville/

1 Open Country (B.Brookmeyer)
2 Nancy (J.V.Heusen)
3 Limehouse Blues (P.Braham)
4 Wintersaga (A.Jacbsen)
5 December Rain (A.Jacbsen)
6 Blue Daniel (F.Rosolino)
7 Shoehorn Shuffle (A.Jacbsen)
8 Who Can I Turn To ? (L.Bricusse)
9 Serenade T.D.P.J.I.H.M (J.Ryg)
10 Red Rubberboat (S.Jacobsen/B.Schmidt)
11 September Hymn (S.Jacobsen)

ちょっと面白いイラスト・ジャケットだと思って手が伸びました。
フロント3管にバックがギター・トリオのルズム・セクションも面白いと思いました。
メンバーのイェンス・ソンダーゴー(sax)は名手です。
デンマーク盤です。

リーダーはトロンボーンのアンダース・ヤコブセンでしょうね。
全11曲は自身のオリジナル5曲とその他6曲の構成です。
1曲目にボブ・ブルックマイヤー(tb)、6曲目にフランク・ロソリーノ(tb)が出て来ました。
特にロソリーノの曲を取り上げるのは珍しいと思います。
クールなウェスト・コースト系のスマートなハード・バップ・ジャズをイメージしました。
ちょうど、ピアノレスで売ったジェリー・マリガン(bs)・セクステットを小型化した感じです。
もちろんサウンドそのものはより洗練された現代風の味わいがあります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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PINKTOWN 5TET / PINKTOWN 5tet [Jazz Group]

* PINKTOWN 5TET / PINKTOWN 5tet

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adrien dumont(tp), alessandro torsiello(ts),
philippe leoge(p), denis leoge(b), jordi leoge(ds)
2019/Klarthe/

1 The Squirrel Blues (D.Leoge)
2 Ecaroh (H.Silver)
3 Pentagonia (J.Leoge)
4 A Ray Of Sunshine From Tenerife (A.Dumont)
5 Forest Trail (A.Torsiello)
6 Dolphin Dance (H.Hancock)
7 Billie (P.Leoge)
8 Speak No Evil (W.Shorter)
9 Salt Pancakes (A.Dumont)

CDショップでジャケットを見た時、すぐに1960年代のジャズ・スタイルを思い浮かべました。
ピンクタウン・クインテットはフィリップ・レオジェ(p)率いるフランスの若手ハードバップ・バンドです。
ピアノ、ベース、ドラムスのリズム・セクションはレオジェ3兄弟でしょうね。
まとまりは抜群です。

全9曲はメンバーのオリジナルが6曲とその他3曲の構成です。
選曲がホレス・シルバー(p)、ハービー・ハンコック(p)、ウエイン・ショーター(ts)とくれば狙いは明らかです。
1960年代の「ブルー・ノート盤」をトリビュートするものですね。
内容は予想通りオーソドックスで安心感、安定感があるハードバップ・ジャズを聴かせてくれました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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STEELY DAN LIVE ! / NORTHEAST CORRIDOR [Jazz Group]

* STEELY DAN LIVE ! / NORTHEAST CORRIDOR
In Memory Of Walter Becker

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donald fagen(vo,fender p,melodica),
keith carlock(ds), freddie washington(b), jon herington(g),
connor kennedy(g), jim beard(p,key), michael leonhart(tp,flh),
jim pugh(tb), walt weiskopf(ts,as), ari ambrose(ts,as),
roger rosenberg(bs,bcl), carolyn leonhart(vo,per), catherine russell(vo,per),
la tanya hall(vo,per), jamie leonhart(vo,per)
2021/Universal/

1 Black Cow
2 Kid Charlemagne
3 Rikki Don't Lose That Number
4 AHey Nineteen
5 Any Major Dude Will Tell You
6 Glamour Profession
7 Things I Miss The Most
8 Aja
9 Peg
10 Bodhisattva
11 Reelin' In The Years
12 A Man Ain't Supposed To City (I.Reid/F.Laine/N.Gimbel)

先日「今週のジャケット」で紹介した「スティーリー・ダン」が良かったです。
そこで何かないかな?と探してみたらこの新作が見つかりました。
「へ~、こんなのが出てたんだ」という感じですね。
往年のヒット曲をライブで再現して亡くなったウォルター・ベッカー(g,b)を偲ぶという企画です。
ドナルド・フェイゲン(p,vo)は元々演奏者の実力にこだわる人なのでメンバーに間違いはありません。
ジャズ系だとジム・ベアード(p)、ウォルト・ワイスコフ(ts,as)やアリ・アンブローズ(ts,as)が知られています。
フェイゲンも流石に若い頃のようにはいかないけど演奏もアレンジも素晴しいので完成度は高いです。
ライブにおける観客の盛り上がりも最高潮でやっぱりみんな懐かしいんだろうね。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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STEELY DAN / GAUCHO [Jazz Group]

* STEELY DAN / GAUCHO

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donald fagen(vo,elp), walter becker(g,b),
don grolnick(elp), rob mounsey(p), joe sample(elp),
chuck rainey(b), , anthony jackson(b),
bernard purdie(ds), rick marotta(ds), steve gadd(ds), jeff porcaro(ds),
steve khan(g), hugh mccracken(g), larry carlton(g),
randy brecker(tp), tom scott(ts), michael brecker(ts),
david sanborn(as), ronny cuber(bs), wayne andre(tb),
crusher bennett(per), victor feldman(per), ralph mcdonald(per), etc
1980/MCA

Side A
1 Babylon Sisters
2 Hey Nineteen
3 Glamour Profession
Side B
1 Gaucho
2 Time Out Of Mind
3 My Rival
4 Third World Man

「スティーリー・ダン」はグループ名です。
ドナルド・フェイゲン(p,vo)とウォルター・ベッカー(g,b)の双頭バンドです。
スティーリー・ダンもまたAOR(Adult-Oriented Rock)・シーンで大人気を博しました。
今作は印象的なジャケットと共に深く記憶に残っています。
イラストで踊っているのはタンゴだと思う。
ここはまぁ~、メンバーが凄いです。
ここまで集めてやるかという感じがする。
当時のフュージョン・シーンの人気ミュージシャンが勢揃いしています。
演奏もアレンジも素晴しくて完成度が高いので今でも古さは感じさせません。
特にB面(3)「My Rival」が超カッコ良くて大好きでした。

(くつろぎ系)

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ELLAS KAPELL / WHAT'S IT ALL ABOUT ? [Jazz Group]

* ELLAS KAPELL / WHAT'S IT ALL ABOUT ?

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lovisa jennervall(vo),
manne skafvenstedt(p), anders langorgen(b), edvin fridolfsson(ds)
guest:magnus lindgren(ts)(1,8), karin hammar(tb)(5,8)
2021/Prophone/

1 Cheek To Cheek
2 Don't Ask Me Why
3 My Funny Valentine
4 The Best Things In Life Are Free
5 Here's That Rainy Day
6 Have You Met Miss Jones
7 Alfie
8 Crazy He Calls Me
9 When I Grow Too Old To Dream
10 In My Life

4人組の「エラズ・カペル」は初見、スウェーデン盤です。
名前の由来はエラ・フイッツジェラルドから来ているようです。
エラが好きなメンバーが集まったということだと思います。
ジャケ買いですが最初はヴォーカル入りとは思わなかったです。

スタンダード作品集ですがエラの影響はまったく感じられないのが意外でした。
「どこがエラなの?」っていう感じで面白かったです。
ただ単にエラが歌っていたというだけかも知れません。
自分たちの感性でスタンダードを演ってるというか、ジャズ度は中々に高いです。
バックのピアノ・トリオにしても実力は十分で聴きどころがありました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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THE BROTHERS JOHNSON / RIGHT ON TIME [Jazz Group]

* THE BROTHERS JOHNSON / RIGHT ON TIME

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george & louis johnson(g&b),
dave grusin(key,synth), harvey mason(ds), ralph macdonald(per),
david t walker(g), lee ritenour(g), ian underwood(key,synth),
Tower of Power Horn Section, etc
1977/A&M/

Side A
1 Runnin' For Your Lovin'
2 Free Yourself, Be Yourself
3 "Q"
4 Right On Time
Side B
1 Strawberry Letter 23
2 Brother Man
3 Never Leave You Lonely
4 Love Is

ジョージ&ルイスのブラザーズ・ジョンソン・バンドの代表作です。
アフロヘアに派手な衣装は当時の世相や流行を表現しています。
狙いは明らかに「アース・ウィンド・アンド・ファイアー」路線だと思うけどね。
ギンギンのサウンドを予想するかも知れないけどより洗練されたサウンドを持っています。
それもそのはずで今作のプロデュースとアレンジがクインシー・ジョーンズなんですね。
ブラザーズ・ジョンソンを世に出したのは大物クインシーでした。
そういうこともあって、ディヴ・グルーシ(key)、デヴィッド・T・ウオーカー(g)、リー・リトナー(g)、ハーヴィー・メイソン(ds)、ラルフ・マクドナルド(per)、タワー・オブ・パワーなどが参加しています。

(くつろぎ系)

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IRAKERE / CUBA LIBRE [Jazz Group]

* IRAKERE / CUBA LIBRE

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chucho valdes(key), arturo sandoval(tp), jorge varona(tp),
carlos averhoff(ts), german velazco vrdeliz(as), oscar valdes(per),
enrique pla(ds) carlos emilio morales(g), carlos puerto(b), jorge alfonso(per),
chikara ueda(comp,arr)
1980/JVC/

Side A
1 Cuba Libre
2 Sea Mail
Side B
1 Encuentro
2 Que Pasa ?
3 Gospelanza
4 Cuba Libre (Reprise)

このイラケレのアルバムも忘れられない、それこそ毎日のように聴いていました。
この頃の日本はバブルの最盛期で怖いものなし、キューバからイラケレまで呼んでいた。
その上、作曲家、編曲家の上田力氏と組ませて日本で録音までさせてしまった。
聴いてもらえれば一目瞭然ですがイラケレのメンバーの実力が凄いです。
全て初見ですよ、初見なのにここまでの演奏が出来てしまうなんて到底信じられません。
彼らがいかに高度なテクニックと音楽性を身に付け幅広い適応性を持っているのかの証明です。
リーダーはキューバを代表するピアニストのチューチョ・ヴァルデスです。
リズム・セクションがまた素晴らしくイラケレはまさに圧倒的な実力を持つフュージョン・グループです。
フュージョン名盤の一枚に上げておきたいです。

(くつろぎ系)

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CHARGED PARTICLES & TOD DICKOW / LIVE AT THE BAKED POTATO ! [Jazz Group]

* CHARGED PARTICLES & TOD DICKOW / LIVE AT THE BAKED POTATO !
Play The Music Michael Brecker

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tod dickow(ts),
murray low(key), aaron germain(b), jon krosnick(ds),
guest: omar ledezma(cong)
2021/Summit Records/

1 Peep (M.Brecker)
2 ARC Of The Pendulum (M.Brecker)
3 African Skies (M.Brecker)
4 Never Alone (M.Brecker)
5 Not Ethiopia (M.Brecker)
6 Slings And Arrows (M.Brecker)
7 Talking To Myself (Don Grolnick)
8 The Mean Time (M.Brecker)
9 Song For Barry (M.Brecker)

今作を選んだのは当然ながらマイケル・ブレッカー(ts)の名前が見えたからです。
マイケルは2007年1月に57歳で白血病で亡くなりました。
もう15年も前になるんですね。
このアルバムを見た時「そうか、マイケルはもう伝説になっているのか」と思いました。
テナー奏者の先頭集団にいたマイケルに影響を受けたプレイヤーも多かったはずです。
月日の経つのは本当に早いです。

全9曲はマイケル作が8曲とドン・グロルニック作が1曲の構成になっています。
ライブ盤です。
マイケルらしいエネルギッシュな曲が並んでいて演奏もマイケルを彷彿とさせるものでした。
刺激的で鋭角的なサウンドには魅力あるけど正直聴き手の私の方に体力が不足していた。
突っ込み鋭いサックスの音色に疲れてしまって聴き続けるのはちょっときつかったです。
年なんだよねぇ~、今はもう少し柔らかな音の方がいいと思いました。

(中間系)

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KAMMERLING QUARTET / THIS WAY [Jazz Group]

* KAMMERLING QUARTET / THIS WAY

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roland kammerling(tp,flh),
berndb kammerling(p), fritz roppel(b), christoph ftreier(ds),
2021/JazzSick/

1 Gutur Mond, du gehst so stille (Volkslied)
2 Fruhstuck Am Hursnuck (R.Kammerling)
3 Prelude op.28 Nr.4 (F.Chopin)
4 Nine Years (R.Kammerling)
5 A Foggy Day (G.Gershwin)
6 Es Klappert Die Muhle Am Rauschenden bach (Volkslied)
7 Schlaft Ein Lied In Allen Dingen (F.Kukuck)
8 Summertime (G.Gershwin)
9 This Way (R.Kammerling)
10 Nun Ruhen Alle Walder (H.Issac)

ケンメルリング・カルテットのデビュー・アルバムのようでドイツ盤です。
一聴して完成度が高く洗練されたサウンドを持っていると思いました。
初めて聴いた時にはクールで清冽な北欧ジャズをイメージしました。
同時にクラシックの室内音楽的な要素もあります。

全10曲はトランぺッターのローランド・ケンメルリングのオリジナル3曲とその他7曲の構成です。
クラシックのショパンやドイツの民謡、ガーシュインの2曲など曲想豊かで飽きさせません。
4人の練度とバランスが素晴らしく聴いているうちに徐々に心に染み込んでくる感じです。
最初はそれほどでもなかったけれどいつの間にか何回も聴くようになっていました。
聴き易く癒し系でもあるのは多分アレンジが良いからだと思います。
ローランドのトランペットはアート・ファーマー系のやわらかな音色です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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