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XENYA (ROBERTO GIAQUINTO QUINTET) / XENYA [Jazz Group]

* XENYA (ROBERTO GIAQUINTO QUINTET) / XENYA

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cosimo boni(tp), daniele germani(as),
alessandro lanzoni(p), francesco ponticelli(b), roberto giaquinto(ds)
2021/GleAM Records/

1 The World Watched And Waited (D.Germani)
2 U Do U (C.Boni)
3 The Good Place (R.Giaquinto)
4 Unlike Anything Else Ahead (D.Germani)
5 Little Green (F.Ponticelli)
6 Feeling Nervous (A.Lanzoni)
7 Walk A Little Quicker ((boni/Germani)
8 Chess Game (F.Ponticelli)
9 Xenya (A.Lanzoni)
10 Trabucco (D.Germani)

XENYA(grp)は初見、実質的なリーダーはドラマーのロベルト・ジアクイントのようです。
イタリア盤です。
トランペットにアルト・サックスのフロント2管、オーソドックスな王道クインテットなので手が伸びました。
全10曲は全てメンバーのオリジナルで占められていてスタンダードはありません。
私はこのところ先進のジャズを全然聴いてないので今作がどの位置にあるのか分からなかったです。
ただサウンドに浮揚感があって、アレンジはバラバラのようでバラバラでない現代風だとは思います。
ソロのフレーズは繊細で頼りなく、細かく区切り、飛び跳ねる感じが特徴的です。
逆に今はこういうサウンドが流行っているんだと気付かされました。
ジャズは常に現在進行形なので色々と聴いてみないといけません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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LA4 / LIVE AT MONTREUX [Jazz Group]

* LA4 / LIVE AT MONTREUX

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laurindo almeida(g), ray brown(b), jeff hamilton(ds), bud shank(as)
1979/Concord/

Side A
1 I Love You
2 Hammertones
3 Just In Time
Side B
1 Return Of Captain Gallo
2 Duke's Melange
I Let Song Go Out Of My Heart
Caravan
Take The A Train
Rockin' In Rhythm

フュージョンの流行はウエスト・コースト・ジャズのミュージシャン達にも活躍の場を与えました。
元々音楽的には近い立ち位置にありました。
フュージョンの魅力の一端はエレクトリック・サウンドにあったと思います。
ただそれが続くと今度はアコースティックなサウンドが求められるのは自然の流れです。
そんな中でローリンド・アルメイダ(g)、レイ・ブラウン(b)、シェリー・マン(ds)、バド・シャンク(as,fl)が集まりました。
そこにはベテラン・ジャズ・ミュージシャンによる安心感、安定感がある爽やかなサウンドがありました。
この時のモントルーでも大喝采を浴びています。
ドラマーが当初のシェリー・マンから当時の若手のバリバリのジェフ・ハミルトンに変わっています。
レイ・ブラウンが選んだドラマーなのでまったく問題はなかったです。

(くつろぎ系)

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LARSEN-FEITEN BAND / LARSEN-FEITEN BAND [Jazz Group]

* LARSEN-FEITEN BAND / LARSEN-FEITEN BAND

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neil larsen(key,vo), buzz feiten(g,vo),
willie weeks(b), art bodriguez(ds), lenny castro(per,vo),
guest
:larry williams(ts), kim hutchcroft(as), chuck findley(tp), bill reichenbach(tb), etc
1980/Warner Bros/

Side A
1 Who'll Be The Fool Tonight
2 Danger Zone
3 Further Notice
4 Over
Side B
1 She's Not In Love
2 Morning Star
3 Make It
4 Aztec Legend

ニール・ラーセン(p)とバジー・・フェイトン(g)の双頭バンドも忘れられません。
ノリが良くてダンサブル、歌もリズムも最高でホントにカッコいいサウンドを持っていました。
ラーセン・フェイトン・バンドは何枚か出てますが1枚目のこれが素晴らしいです。
聴いてもらえば一目瞭然ですが曲の完成度と練度が全然違います。

(くつろぎ系)

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SEAWIND / LIGHT THE LIGHT [Jazz Group]

* SEAWIND / LIGHT THE LIGHT

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jerry hey(tp), kim hutchcroft(sax,fl), bud nuanez(g),
ken wild(elb), larry williams(key), bob wilson(ds),
pauline wilson(vo)
1979/Horizon/

Side A
1 Hold On To Love
2 Free
3 Sound Rainbow
4 Follow Your Road
Side B
1 Light The Light
2 Morning The Light
3 Imagine
4 Enchanted Dance

先週紹介したスパイロジャイラがカリブ海ならこちらはハワイ出身の「シーウィンド」です。
それこそ海鳥が海を飛び渡る爽やかさを持っていました。
ヴォーカルのポーリン・ウィルソンの可愛らしくも印象的な歌声が忘れられません。
加えてジェリー・ヘイ(tp)を中心にしたホーンセクションにも魅力がありました。

(くつろぎ系)

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SPYRO GYRA / CARNAVAL [Jazz Group]

* SPYRO GYRA / CARNAVAL

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jay beckenstein(sax), tom schuman(key), Chet catallo(g),
will lee(b), eli konikoff(ds), crusher(per), hiram bullock(g),
john tropea(g), randy brecker(tp) michael brecker(ta,fl), etc
1980/MCA/

Side A
1 Cafe Amore
2 Dizzy
3 Awakening
4 Cashaca
Side B
1 Foxtrot
2 Aweet And Savvy
3 Bittersweet
4 Carnaval

フュージョン・シーンの大きな特徴としてバンドに名前を付けるということがありました。
リーダーの後にバンド名とか、特別リーダー名を入れずにバンド名で演奏するとか。
ここのスパイロ・ジャイラはそのままのバンド名として人気を博しました。
南国のトロピカルな雰囲気を醸し出す爽やかなサウンドを聴かせくれました。
スパイロ・ジャイラ自体は6人編成なんだけどゲストを上手く配置することによって強力になってます。

(くつろぎ系)

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NATIVE SON / COAST TO COAST [Jazz Group]

* NATIVE SON / COAST TO COAST

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本田竹広(key),、峰厚介(ts,ss)、福村博(tb)、
大出元信(elg)、ロミー木下(elb),、村上寛(ds)
1980/JVC/

Side A
1 Wind Jammer
2 Coke Screw
Side B
1 Sexy Lady
2 Savanna Hot-Line
Side C
1 Autumn Dreams
2 Orange Sunshine
3 Racing Around
Side D
1 Jay Walk
2 Super Safari


1980年代といえば日本はバブルの最盛期で最も勢いがあった時代です。
やりたい放題である意味世界の顰蹙をかっていた。
アメリカでも不動産を買いあさっていた時期でアメリカも快く思ってはいなかった。
そんな時に「ネイティブ・サン」がジャズの本場のニューヨークに乗り込んで作った作品です。
まぁね、怖いものは何もないという感じかな。
竹広さんと厚介さんの二枚看板に福村さんのトンボーンが加わってサウンドが分厚くなりました。
フュージョンほど軽くなくジャズほど重たくないちょうどいい案配の二枚組です。
この心地良さにはいつまでも浸っていたいと思ってしまう。

(くつろぎ系)

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CASIOPEA / MAKE UP CITY [Jazz Group]

* CASIOPEA / MAKE UP CITY

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野呂一生(g)、向谷実(key)、桜井哲夫(b)、神保彰(ds)
1980/Alfa/

Side A
1 Gopsy Wind
2 Eyes Of Mind
3 Reflections Of You
4 Ripple Dance
Side B
1 Life Game
2 Make Up City
3 Pastel Sea
4 Twinkle Wing

カシオペアは独自のサウンドを持っていて文句なしにカッコ良かったです。
野呂一生(g)さんの洗練された音作りとグループの一体感も凄かったです。
決め手はやはり神保彰さんのドラムスにあると思います。

今作の全8曲は全てメンバーのオリジナルで占められています。
どの曲も良くて完成度が高くカシオペアの代表作に挙げても良いのではないかな。
私は特に「Reflections Of You」~「Ripple Dance」の流れが好きだったです。
当時毎日のように聴いていてヘビーローテーションの一枚だったのを思い出しました。

(くつろぎ系)

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SUNBURST / SUNBURST [Jazz Group]

* SUNBURST / SUNBURST

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岸田恵士(ds)、
本多俊之(as,fl)、唐木裕史(g)、小平幸雄(b)、
寺下誠(key)、牧口一志(key)、渡辺香津美(g)、
guest
大野俊三(tp)、中村誠一(ts)、佐藤秀也(ss)、
中島正夫(key)、川原秀夫(b)、横山達治(per)、etc
1980/Victor/

Side A
1 Sunburst
2 Cool K.
3 Gentle Talk
4 Maiden Voyage
Side B
1 Circus Time
2 Mysterious Vibes
3 Burnin'
4 Don't Say Goodnight

岸田恵士(ds)さんが率いる「サンバースト」のフュージョン盤です。
ここにはすでにトップ・プレイヤーとして活躍していた渡辺香津美(g)さんが参加しています。
加えて当時の新進気鋭の新人、本多俊之(as)さんの参加が新鮮でした。
ゲスト陣も豪華で岸田さんの交流の広さを知ることが出来ます。
ポツンとハンコックの有名曲(A-4)が入っているところが岸田さんらしいかな。
岸田さんは現在でも第一線で活躍中です。

(くつろぎ系)

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NAOYA MATSUOKA & WESING / MAJORCA [Jazz Group]

* NAOYA MATSUOKA & WESING / MAJORCA

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松岡直也(key),
大村憲司(elg)、村上秀一(ds)、渡嘉敷祐一(ds)、高橋ゲタ夫(b)、横山達治(per)、
武田和三(tp)、中沢健二(tp)、粉川忠範(tb)、土岐英史(as)、清水靖晃(ts)、
Guest
中村善郎(g)、伊藤広規(b)、今村裕二(per)、etc
1979/Warner Pioneer/

Side A
1 Desafio
2 Hesitation
3 Coral Reef
Side B
1 Que Pasa Amigo
2 Fill Up With Love
3 A Memory Of Majorca

日本のフュージョン・シーンを語るに当たって松岡直也(p)さんも忘れてはならない人です。
ピアニスト、作編曲者としての才能もありました。
松岡さんが率いたウィシングは編成が大きくリズム感抜群のラテン・フュージョンを聴かせてくれました。
海外にもその存在は知られていてスイスの「モントルー・ジャズ・フェスティバル」にも2回出場しています。
今作にも実力者が名を連ねていて今年亡くなった村上”ポンタ”秀一(ds)さんも参加しています。
大村憲司(g)さん、高橋ゲタ夫(b)さん、土岐英史(as)さん、清水靖晃(ts)さんなどの名前が見えます。

(くつろぎ系)

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NATIVE SON / NATIVE SON [Jazz Group]

* NATIVE SON / NATIVE SON

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本田竹広(key), 峰厚介(ts,ss),
大出元信(elg), 川端民生(elb), 村上寛(ds)
1978/JVC/

Side A
1 Bump Crusing
2 Heat Zone
3 Breezin & Dreamin
4 Wind Surfing
Side B
1 Whispering Eyes
2 wilight Mist
3 Super Safari
4 Whiepering Eyes

日本のフュージョン人気に火を付けたのが先週紹介した渡辺貞夫(as)さんです。
多くのジャズメンがフュージョンに向かっていた、そんな時代もありました。
中でも鬼才本田竹広(p)さんを中心にした「ネイティヴサン」は忘れてはならないグループです。
ジャズ・フィーリングに満ちた切れっ切れのフュージョン・サウンドを聴かせてくれました。
竹広さんと峰厚介(ts)さんのコンビネーションが最大の聴きどころになります。
竹広さん、川端民生(b)さん、大出元信(g)さんは早くに亡くなってしまいました。
現在は峰さんと村上寛(ds)さんが健在で二人共に第一線で活躍中なのが嬉しいです。

ジャケットを見ていて気付いたことがあります。
この頃ジャズメンの間ではむさくるしい髭スタイルが流行っていました。

(くつろぎ系)

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