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DAVID FRIESEN / AMBER SKIES [Jazz Bass]

* DAVID FRIESEN / AMBER SKIES

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david friesen(b),
chick cores(p), joe henderson(ts), paul horn(fl)
airto moreira(per), paul motian(ds)
2003(1983rec)/Quicksilver/

1 Amber Skies
2 Blue And Green
3 Underlying
4 Jenelle Number Four
5 In The Place Of Calling
6 Sitka In TheWoods
7 Voices

デヴィッド・フリーゼン(b)は1942年生まれのワシントン出身です。
現在80歳ですが健在のようです。
ビリー・ハーパー(ts)の名盤「ブラック・セイント」(1975)で知られることになりました。
今作はだいぶ前に入手したものだけど違うCDを探していて見つけました。
今思うにここもまたメンバーが凄いです。
チック・コリア(p)にジョー・ヘンダーソン(ts)、アイアート(per)にポール・モチアン(ds)。
珍しいのはポール・ホーン(fl)かな?
1950年代から西海岸のラテン・シーンで活躍しているフルート奏者です。

(中間系)

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河原秀夫 PENTAGRAM / HERE WE ARE ! [Jazz Bass]

* 河原秀夫 PENTAGRAM / HERE WE ARE !

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河原秀夫(b,elb)、井上信平(fl)、
福田重雄(p)、竹中俊二(g)、ジーン・重村(ds)
2018/Furusho Records/

1 Is This Love
2 Pentagram
3 Time Flies
4 Water Sprite
5 Funky Talk
6 Voice Of Talk
7 Under The Full Moon
8 Mr.Groove
9 Dancer In The House
10 Deep Blues

先日久し振りに井上信平さんのフルートが聴きたくなってライブに出掛けました。
河原秀夫(b)さんが率いる「ペンタグラム」です
「ペンタグラム」は結成20年以上になるようで月日の経つのは本当に早いです
ここもメンバーが素晴しいですね。
井上信平(fl)さん、福田重雄(p)さん、竹中俊二(g)さんと芸達者が揃っています。
最初のドラマーは不慮の事故で亡くなったセシル・モンローさんでした。
その後に加わったのがジーン・重村さんで今ではすっかり馴染んでいます。

スタイルはフュージョンとはちょっと違って泥臭くて荒々しい感じがします。
ジャズ・ロック・ソウル・ファンクなどが混在したクロスオーバーの名前がピッタはまる。
河原さんはヒップ・ホップ・ダンサーでもあるのでその踊りも見どころになります。
ノリノリで楽しいサウンドを聴かせてくれるのでライブに行くのが一番だと思います。

河原さんと話をしていた時に息子さんのことが出ました。
とても嬉しそうでしたね。
大人気の「TENDRE河原太朗」さんがそうです。

(中間系)

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MIQUEL ALVAREZ GROUP / MIRTINETTE A TRANE [Jazz Bass]

* MIQUEL ALVAREZ GROUP / MIRTINETTE A TRANE

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miquel alvarez(b),
perico sambeat(as,ss), albert sanz(p), sergio artines(cajon,per),
andreu pitarch(ds), rafael vargas "el chino"(vo,palmas),
javier vercher(ts)(7,9), juan antonio jimenez(palmas,jaleos)
2022/Fresh Sound New Talent/

1 Intro
2 Tangos De La Distancia
3 Tanguillos D'el Verger
4 El Palomo
5 Blau Cel
6 Tientos Del Olvido
7 Blueria Del Devorallibres
8 Martinete A Trane
9 El Apagon
10 Salvadora La De Palo

ミクエル・アルヴァレス(b)は初見、ここはメンバーに惹かれました。
もう随分と前になるけどぺリコ・サンビエト(as)とアルベルト・サンズ(p)はスペインの注目株でした。
サンビエトが初来日した時には池田篤(as)さんとの共演ライブを見に行きました。
あれから早20年が経ったか?・・・どう熟成したか?・・・久し振りに聴いてみたくなりました。

全10曲は全てアルヴァレスのオリジナルで占められています。
ここで最大の聴きどころはスペインの伝統的なリズムにあります。
カホンやパルマス、ジャレオスというリズム楽器を使ったパーカッション・サウンドが魅力です。
所々でヴォーカルも組み合わせていますがこれが民族音楽的効果を上げています。
アルバム構成に流れがあって秀逸・・・音作りが中々面白かったです。
やはりサンビエトとサンズの演奏は素晴しくて表現力がグンと増していました。
ただ収録時間73分はさすがにちょっと長いかと感じました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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RON CARTER / YELLOW & GREEN [Jazz Bass]

* RON CARTER / YELLOW & GREEN

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ron carter(b),
billy cobham(ds), hugh mccracken(g), kenny barron(p),
dom um romao(per), don grolnick(p), ben riley(ds)
1976/CTI/

Side A
1 Tenaj
2 Recept, Please
3 Willow Weep For Me
Side B
1 Yellow & Green
2 Opus 1,5
3 Epistrophy

ロン・カーター(b)も幅広い音楽性の持ち主です。
純ジャズ路線はもちろんの事、フュージョンやボサノバ盤でも捨てがたい味があります。
今作はカーターのベース・プレイが全面に出ています。
一番の聴きどころは最後にポツンと入っている純ジャズ路線のモンクの傑作「Epistrophy」です。
ケニー・バロン(p)、ロン・カーター(b)、ベン・ライリー(ds)のコンビネーションが素晴らしいです。

(くつろぎ系)

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DAVID FRIESEN QUARTET / STAR DANCE [Jazz Bass]

* DAVID FRIESEN QUARTET / STAR DANCE

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david friesen(b),
paul mccandless(oboe,ehorn), john stowell(elg), steve gadd(ds)
1976/Inner City/

Side A
1 Winter's Fail
2 Duet And Dialogue
3 Dolphin In The Sky
4 Star Dance
5 1 Rue Brey
Side B
1 Fields Of Joy
2 A Little Child's Poem
3 Clouds
4 Children Of The Kingdom
5 Mountain Streams

デヴィッド・フリーゼン(b)の今作はなぜかフュージョン盤の棚に入っていました。
スティーヴ・ガッド(ds)とエレキ・ギターの組み合わせだったからかも知れません。
フリーゼンを最初に聴いたのはビリー・ハーパー(ts)の「Black Saint」(1975)だったか。
70年代、80年代の売れっ子ベーシストの一人です。

今作はフリーゼンの代表作と目される一枚です。
全10曲は全て自身のオリジナルで各曲のソロ、デュエットなど組み合わせにもこだわりを感じます。
起用したワンホーンがオーボエやイングリッシュ・ホーンというのも珍しいと思います。
聴けばすぐに分かるけどそのルーツはビル・エヴァンス・トリオのスコット・ラファロ(b)にあります。
フリーゼンの音楽性を探るには最適な一枚です。

(中間系)

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RON CARTER / SPANISH BLUE [Jazz Bass]

* RON CARTER / SPANISH BLUE

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ron carter(b),
hubert laws(fl), jay berliner(g), billy cobham(ds), ralph macdonald(per),
roland hanna(p,elp)(B/2), leon pendarvis(elp)(A/2)
1975/CTI/

Side A
1 El Noche Sol
2 So What
Side B
1 Sabado Sombrero
2 Arkansas

フュージョンの流行は当然ながら時代の流れに上手く乗れたジャズメンと乗れなかったジャズメンがいます。
ジョー・ザビヌル(p)やウエイン・ショーター(ts)の「ウエザー・リポート」やチック・コリアの「リターン・トゥ・フォーエバー」は大成功を収めた
ここのロン・カーター(b)もフレシキブルな感覚を持っているので成功した一人だと思っています。
今作はスペイン訪問時にフラメンコを聴いて触発されてスパニッシュなフィーリングを完成させたいと思っていたと語っています。

今作もまた思い出に残るアルバムの一枚です。
もう何十年も前になるけど近所のジャズ喫茶のマスターと話していた。
私:「最近、誰かお勧めのジャズマンがいますか?」
マスター:「ビリー・コブハムがいいね」
私は正直意外でした、コブハムはフュージョン系で売り出し中のドラマーでほとんど知られていなかったから。
マスターは公務員を退職してジャズ喫茶を開いた生粋のモダン・ジャズ・ファンなので驚いた。
「へぇ~、新しいのも聴いているのか」ってね。

今作の聴きどころはそのコブハムのドラミングにあります。
ご存知A/2「So What」はマイルスの超名盤「Kind Of Blue」に収録された有名曲です。
ここでのコブハムのドラムスとヒューバート・ロウズのフルート・ソロが素晴らしいんです。
スティーヴ・ガッドに続いて新しい感覚のドラマーが次々に出て来てくることを実感しました。
珍しいレオン・ペンダルヴィスのエレピ・ソロが聴けるのも 貴重だと思います。

(くつろぎ系)

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PAUL CHAMBERS QUARTET / BASS ON TOP [Jazz Bass]

* PAUL CHAMBERS QUARTET / BASS ON TOP

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paul chambers(b),
kenny burrell(g), hank jones(p), art taylor(ds)
1957/Blue Note/

Side A
1 Yesterdays
2 You'd Be So Nice To Come Home
3 Chasin' The Bird
Side B
1 Dear Old Stockholm
2 The Theme
3 Confessin'

ポール・チェンバース(b)は33歳の若さで亡くなっています。
薬と酒の不摂生が原因と言われています。
マイルス・デイビス(tp)・クインテットのベーシストして確固たる地位を築きました。
メロディックなベース・ラインとタイムのキープを目指していた。
モダン・ベーシストのラインは大きく分けて2つあると思っています。
一つはオスカー・ぺティフォードでもう一つはレイ・ブラウンです。
チェンバースはぺティフォードに近いですがレイ・ブラウン的な流れも受け継いでいます。
現代ベーシストはまた大雑把ですがブラウン系とチェンバース系のどちらかだと思っています。

さてチェンバースにはブルーノートに3枚のリーダー作(BN1534, BN1564, BN1569)があります。
早世してしまったので「よくぞ残してくれた」と思います。
今作は名実共にチェンバースの代表作と認められる1枚です。
特に「Yesterdays」における解釈と表現力はこの曲のベスト・プレイとして上げてもいいと思う。
この曲のメロディ・ラインをアルコ(弓弾き)で聴いた時のショックは今でもよく覚えています。
ここではケニー・バレルの軽快で切れのあるギターがとてもいいです。
ベースが主体になるとどうしても重たくなりがちになるけどちょうど良い緩衝剤になっています。

(中間系)

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CHARLES MINGUS QUINTET / PITHECANTHROPUS ERECTUS [Jazz Bass]

* CHARLES MINGUS QUINTET / PITHECANTHROPUS ERECTUS

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charles mingus(b),
jackie mclean(as), J.R.monterose(ts), mal waldron(p), willie jones(ds)
1956/Allantic/

Side A
1 Pithecanthropus Erectus
2 A Foggy Day
Side B
1 Profile Of Jackie
2 Love Chant

「直立猿人」・・・私が最初に買ったチャールス・ミンガス(b)のレコードです。
ミンガスの代表作にして個性的なサウンド構成、印象的なジャケットにもインパクトがありました。
ミンガスの最大の功績はジャズに起承転結を持つ物語性や劇場的な要素を持ち込んだことです。
集合分散を繰り返しながらフリーフォームに音楽を完成させていくやり方は斬新でした。
これがその後のフリー・ジャズの原型にもなったのは間違いないと思っています。
最初に聴いた時にはスムーズに入ってこなくて気持悪いというか、馴染めなかったです。
ミンガスの太いベース・ラインを中心にしてマクリーン(as)とモントローズ(ts)が立ち上がる。
野生的で重厚な演奏と根っこに流れる独特なスイング感は一筋縄ではいきません。
A面の「直立猿人」や「A Foggy Day」もいいけれどB面の「Love Chant」が意外にロマンティックで面白い。
聴く人を選ぶので好き嫌いが分かれるけど、ユニークで強烈なミンガス・サウンドは魅力があります。

何といってもミンガス・バンドに在籍したメンバーが凄いです。
ピアノ:マル・ウォルドロン、ホレス・パーラン、ポール・ブレイ、ジャッキー・バイヤード、リチャード・ワイアンズ、ドン・プーレン等々。
トランぺッター:ジョニー・コールズ、テッド・カーソン、ジャック・ウォルラス等々
トロンボーン:ジミー・ネッパー等々
サックス:ジャッキー・マクリーン(as)、エリック・ドルフィー(as)、ジョン・ハンディ(as)、チャ―ルス・マクファーソン(as)、J.R.モントローズ(ts)、ブッカ―・アービン(ts)、ローランド・カーク(ts)、クリフォード」・ジョーダン(ts)、ジョージ・アダムス(ts)、ペッパーアダムス(bs)、ハミエット・ブルーイェット(bs)、ジェローム・リチャードソン(ss,bs)等々
ドラムス:ほぼダニー・リッチモンドの一人舞台ですがウィリー・ジョーンズ(ds)、マックス・ローチ(ds)などが共演しています。

名前を見ていると個性派揃いでホントに面白いです。
主流派からはちょっと外れているプレイヤーが多いですが、私はこの人達が大好きで良く聴きました。
その後の活躍を見ればミンガスのリーダーとしての能力の高さがここに示されています。

(まじめ系)

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LUCIO TERZANO QUARTET / SO IN LOVE [Jazz Bass]

* LUCIO TERZANO QUARTET / SO IN LOVE
THe Music Of Cole Porter

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lucio terzano(b),
pirtro tonolo(ss,ts), paolo birro(p), luigi bonafede(ds)
2004/Splasc(H)/

1 Dream Dancing
2 So In Love
3 Every Time We Say Goodbye
4 I Get A Kick Out Of You
5 From This Moment On
6 I Concentrate On You
7 Get Out Of Town
8 I've Got You Under My Skin
9 You Do Something To Me

ルチオ・テルザノ(b)初見、ここはコール・ポーター作品集に手が伸びました。
コール・ポーターはジャズメンやヴォーカリストの人気が高くてそれこそ多くの作品集が出ています。
何しろ曲が良いので誰が演奏しても上手く聴こえてしまうところがミソかもしれない。
永遠に語り継がれていく名曲の数々にはスタンダード・ナンバーとしての絶対的な価値があります。

イタリアの名手達によるポーターズ・メロディもまたゆったりと伸びやかで癒されました。
上品なワン・ホーン・カルテットは安定感十分、落ち着いていてしっとりとした演奏が聴けました。
BGMで聴いていると時間の経つのを忘れてしまいそうになるほどです。
大好きな(3)「Every Time We Say Goodbye」も最高だった。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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RON CARTER TRIO / JAZZ, MY ROMANCE [Jazz Bass]

* RON CARTER TRIO / JAZZ, MY ROMANCE

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ron carter(b), herb ellis(g), kenny barron(p)
1994/Somethin'else/

1 Blues For D.P
2 My Romance
3 Airgin
4 Quiet Times
5 Summertime
6 I Fall In Love Too Easily
7 For Toddlers Only
8 Sweet Lorraine

ロン・カーターの今作はお正月のBGMでずっと流していました。
ロン・カーター(b)、ハーブ・エリス(g)、ケニー・バロン(p)のドラムレス・トリオです。
「ピアノ&ギター&ベース」
この原型はナット・コール(p)・トリオですが実にセンスの良い組み合わせだと思っています。

スタンダード作品集・・・3者がぶつかり合う予想とは違ったけど意外に面白かったです。
お互いが相手に合わせて寄り添うように演奏し流れていく。
落ち着いた大人の感覚で刺激的なところは何もない、逆に珍しいアルバムでした。
お正月には色んな人の出入りがあるけれど音楽の存在をほとんど感じることはなかったです。
メロディが流れているようで流れていない、流れていないようで流れている。
どんな景色にもふっと馴染んでしまう不思議な感覚を持ったアルバムに出会いました。

(中間系)

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