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HUBERT LAWS & EARL KLUGH / HOW TO BEAT THE HIGH COST LIVING [Jazz Flute]

* HUBERT LAWS & EARL KLUGH / HOW TO BEAT THE HIGH COST LIVING

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hubert laws(fl), earl klugh(g),
mike lang(key), tim may(g), mitch holder(g),
neil atubenhaus(b), steve schaeffer(ds), paulinho da costa(per)
1980/CBS/

Side A
1 Down River
2 Night Moves
3 Piccolo Boogie
4 Dream Something
Side B
1 It's So Easy Loving You
2 The Edge
3 The Caper
4 Ready To Run
5 The Scuffle
6 Song For A Pretty Girl

ヒューバート・ロウズ(fl)とアール・クルー(g)をフューチャーしたサウンド・トラック盤です。
当時は未公開映画だったのでどんな内容かは分かりませんでした。
今は見られるようだけど。
フュージョンが人気だったからこそ出来たアルバムだと思います。
音楽監督はパトリック・ウィリアムスで映画音楽ならではの変化に富んでいます。

(くつろぎ系)

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DAVE VALENTIN / THE HAWK [Jazz Flute]

* DAVE VALENTIN / THE HAWK

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dave valentin(fl),
dave grusin(elp,arr), michael vinas(elg), marcus miller(elb),
buddy williams(ds), "crusher "bennett(per), oscar hernandez(elp),
lincoln goines(elb), tito marrero(ds), roger squitero(per),
ratael de jesus(conga), angela bofill(vo), etc
1979/ARISTA/

Side A
1 Marcosinho
2 Blackbird
3 Do It Again
4 What A Wonderful World
Side B
1 We'll Make Love
2 Windows
3 The Hawk

最初フルートはサックス奏者の持ち替え楽器として存在していました。
それを単独楽器として知らしめたのがハービー・マンで、マンなくしてはフルートは語れません。
フュージョン・シーンのフルート奏者としてはフューバート・ロウズが登場しました。
それこそ売れっ子ミュージシャンとして色んなフュージョン・アルバムに起用されていました。
次に注目されたのが今作のデイヴ・バレンティン(fl)です。
見出したのが今作でも共演しているフュージョン・シーンの大御所のデイヴ・グルーシン(p)です。
ヴァレンティンは惜しむらくは登場が少し遅かったと思います。
クロスオーバー、フュージョンが人気を博してからほぼ10年が経ち音楽的に転換点を迎えていた。
ここには女性ヴォーカルのアンジェラ・ボフィルなども参加していて注目すべきところがあります。

(くつろぎ系)

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HERBIE MANN / MEMPHIS UNDERGROUND [Jazz Flute]

* HERBIE MANN / MEMPHIS UNDERGROUND

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herbie mann(fl),
roy ayers(vib,per), larry coryell(g), sonny sharrock(g),,
miroslav vitous(b)(A/3), etc
1969/Atlantic/

Side A
1 Memphis Underground
2 New Orleans
3 Hold On, I'm Comin'
Side B
1 Chain Of Fools
2 Battle Hymn Of The Republic

ハービー・マン(fl)もまたクロスオーバー&フュージョン・ブームの立役者の一人です。
元々は西海岸のテナー・サックス奏者でしたがフルートを人気楽器に押し上げた功労者でもあります。
マンは大人気で1950年代後半から60年代にかけて年間3枚か4枚の作品をリリースしていた。
実際こんなに凄い人気ジャズ・マンがいたのかと思うほどです。
マンはフルート1本で長年我が道を歩いていて世界中のリズムのノリと揺れを追い求めてきました。
熱くて強烈なアフロ・キューバン・リズムやソウルフルなR&Bのリフ・サウンドにその神髄があります。

今作はマンの代表作になります、
アメリカのテネシー州メンフィスはリズム&ブルースのメッカと言われています。
メンフィスのR&Bリズム・セクションを起用しての今作品は最高のサウンドを生み出しました。
まぁね、聴いているだけで身体が揺れてくる感覚を知りたかったら絶対に聴いて欲しいです。
思い出すのが踊れるジャズ・バーでマンの曲がかかると必ず黒人の兵隊が踊り出したことです。
それがまた実にカッコ良かった。
収録曲のA/3「ホールド・オン」はお馴染みのサム&デイヴのヒット曲です。
久々に聴いたけど表題曲の「Memphis Underground」や「Chain Of Foods」のリフ・リズムには参った。
ギターのラリー・コリエルは当時25歳、ゲイリー・バートン(vib)のグループで名を上げていました。
ロイ・エアーズ(vib)は28歳、彼もまたフュージョン・シーンで活躍することになります。
意外なのはここに異彩を放つソニー・シャーロック(g)が参加していることだけど面白いです。
ハービー・マンでもう一枚なら「At The Village Gate」(1962/Atlantic)になると思います。
この中のベン・タッカー(b)作「カミン・ホーム・ベイビー」が大ヒットになりました。

先々週、先週、今週とクロスオーバー&フュージョン系の名盤3枚を紹介しました。
いずれも1969年の作品でこの年がアメリカ・ジャズ・シーンの方向性を決める分岐点になったのかも知れません。

(くつろぎ系)

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HERBIE MANN SEXTET / FLAUTISTA ! [Jazz Flute]

* HERBIE MANN SEXTET / FLAUTISTA !

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herbie mann plays afro cuban jazz
herbie mann(fl,bcl),
johnny roe(vib,marimba), knobby totah(b), santos mirande(ds,timbale),
carlos voldes(conga ds), jose luis mangual(bongo),
1959/Verve/

1 Todos Locos
2 Cuban Potato Chips
3 Come On Mule
4 The Amazon River
5 Caravan
6 Delilah
7 Basin Street Este

ハービー・マン(fl)のアフロ・キューバン・リズムとの共演盤です。
最近のマイ・ブームになっている50~60年代の「ラテン・リズムを聴く」の一環で選んでみました。
ハービー・マンは50年代の早い時期から民族音楽というか、ワールド・ワイドなリズムに目を付けていました。
そういう意味でラテンやアフリカン・リズムを用いた先駆者の一人だったと思っています。
さて今作はマンのリズム優先の異色作になりました。
ここは何と言ってもコンガとボンゴが繰り出す強烈なアフロ・キューバン・リズムが聴きどころになります。
ほとんどパーカッションだけの(2)「Cuban Potato Chips」は聴いているだけで身体が揺れてきました。
マンは(3)「Come On Mule」では珍しいバス・クラリネットを披露しています。
元々がサックス奏者なので手慣れたものです。
(5)「キャラバン」はエリントンのジャングル・ムードの名曲ですが熱気に満ちた演奏が聴けました。
なお(6)、(7)の2曲はCD化によって追加されたものです。

(中間系)

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ALI RYERSON QUARTET / IN HER OWN SWEET WAY [Jazz Flute]

* ALI RYERSON QUARTET / IN HER OWN SWEET WAY

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ali ryerson(fl),
harold danko(p), jeff fuller(b), terry clarke(ds)
1996/Concord/

1 Preface
2 To Start Again
3 Everything Changed
4 Paisagem Cosmica
5 Martina
6 In Your Own Sweet Way
7 Sail Away
8 Blue In Green
9 Sometime Ago
10 No More Blues
11 So Remember Me

アリ・リアーソン(fl)は初見、1952年生まれ、ニューヨーク出身です。
オーソドックスなジャズのイメージがあるコンコード・レーベルなら間違いないかと思いました。
共演者にはハロルド・ダンコ(p)やテリー・クラーク(ds)もいることだし・・・。
ハロルド・ダンコは1947年生まれ、オハイオ州出身です。
ダンコはビック・バンド出ですがリー・コニッツ(as)やチェット・ベイカー(tp)との共演で知られています。

全11曲は自身のオリジナル1曲、ダンコが2曲、その他8曲の構成です。
その他にはカーク・ライトシー(p)、デイヴ・ブルーベック(p)、トム・ハレル(tp)、マイルス・デイヴィス(tp)、
アントニオ・カルロス・ジョビン(g)などの中々に凝った選曲になっています。
表題はブルーベックの有名曲の(6)「In Your Own Sweet Way」をもじったものですね。
最初は女性フルート奏者なのでやわらかくやさしい聴き易いジャズを予想しました。
たしかに繊細で美しい音色ですが予想外にキッチリとしたジャズ・フルートを聴かせてくれました。
甘さは控え目でかなりの硬質なジャズが展開されていて、ほど良い緊張感を醸し出しています。
粟立ちの良いクリアなピアノを聴かせるダンコもまた秀逸です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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PRINCE LASHA QUINTET / THE CRY ! [Jazz Flute]

* PRINCE LASHA QUINTET / THE CRY !

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prince lasha(fl), sonny simmons(as),
gary peacock(b) & mark proctor(b)(exsept2,7,8), gene stone(ds)
1962/Contemporary/

1 Congo Call
2 Bojangles
3 Green And Gold
4 Ghost Of The Past
5 Red's Mood
6 Juanita
7 Lost Generation
8 A.Y.

プリンス・ラシャ(as.fl)もまた記憶に残るフルート奏者です。
ラシャは1929年生まれ、テキサス州出身で2008年に79歳で亡くなっています。
フリー系ではあるけれど伝統に根差したジャズ・マンでエリック・ドルフィ(as,fl)に最も近い立ち位置にいました。
ここで共演しているソニー・シモンズ(as)とのコンビでも知られています。

全8曲は全てラシャとシモンズのオリジナルで占められています。
今作はピアノレスの2ベースに特徴がありました。
特に(1)「Congo Call」が印象的でベースとドラムスが当時流行したアフリカ回帰のリフ・リズムを刻む。
それにスピリチュアルなコルトーレーン・サウンドが乗るという構図になっています。
久し振りに聴くと新鮮な感じがしました。

そういえば最近このサウンドを踏襲しているグループを聴いたことがあります。
マイシャ(Maisha)は新世代UKジャズ・シーンを牽引する今最も注目を集めるグループだそうです。
往年のスピリチュアル・ジャズとアフロ・ビートやアフリカン・リズムを融合させるとあった。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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JEREMY STEIG / JEREMY & THE SATYRS [Jazz Flute]

* JEREMY STEIG / JEREMY & THE SATYRS

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ジェレミー・スタイグ(fl)、ウォーレン・バーンハート(p,org,vo)、
エイドリアン・ギレリー(g,hca,vo)、エディ・ゴメス(b)、ドナルド・マクドナルド(ds)
1967/Reprise/

1 In The World Of Glass Teardrops
2 Superbaby
3 She Didn't Even Say Goodbye
4 The Do It
5 The First Time I Saw You, Baby
6 Lovely Child Of Tears
7 (Let's Go To The (Movie Show)
8 Mean Black Snake
9 Canzonetta
10 Foreign Release-The Satyrs
11 Satyrized

ジェレミー・スタイグ(fl)を一躍有名にしたのはビル・エヴァンス(p)との「ホワッツ・ニュー」でした。
およそフルートらしくないパワフルでダーティな音色には驚かされました。
これが決定的な一枚になったためにその後の作品がかすんでしまった気がします。
今作はジャズ・ロック調ですが元々スタイグには幅広い音楽性とコンテンポラリーな気質がありました。

(帯中よりの抜粋)
ビル・エヴァンスとの共演アルバムでも知られるフルート奏者のジェレミー・スタイグ。
彼が67年末に結成、短期間で解散してしまった「ザ・サテュロス」は、ジャズとロックの融合を試みた最も初期のグループと言えるだろう。
サイケデリックな雰囲気が漂うエイドリアン・ギレリーのヴォーカルとギター、キーボードはウォーレン・バーンハート。
ベースをエディ・ゴメスが担当しているのもこの時代の混沌を感じさせるものがある。

(中間系)

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SHINPEI INOUE QUARTET / MOMENT [Jazz Flute]

* SHINPEI INOUE QUARTET / MOMENT

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井上信平(fl)
古川初穂(p)(1,3,4,5,8)、奥山勝(p)(2,6,7,9)、斎藤誠(b)(1,3,4,5,8)、
伊藤寛康(b)(2,6,7,9)、伊丹雅博(g)(1,3,5)、藤井摂(ds)
2016/BCD/

1 Hudson Park Way
2 Atras Da Porta
3 朝日のあたる家
4 A House Is Not A Home
5 Moment
6 Sunset Carnival
7 Cavatina
8 Shop Till You Bop
9 And Here You Are

日本人の代表的なフルート奏者と言うと井上信平さんになるでしょうね。
ハービー・マンの信奉者でもちろん共演作もあります。
凄いテクニシャンでエンターテイナーでもあり、ライブに行くと楽しいパフォーマンスを見せてくれます。
フルート奏者は層が薄いこともあり、それこそあちこちに引っ張りだこの人気ジャズ・マンの一人です。

今作もまたハービー・マンに捧げる作品になっています。
全9曲は自身のオリジナル3曲とその他6曲の構成です。
バート・バカラックやデイヴ・グルーシン、スタッフなどの作品を取り上げてのフュージョン・サウンドです。
メンバーもその系統が得意のベテラン・ジャズ・メンが揃っていて安定感のある演奏を聴かせています。
特にライブでは多彩なドラミングを見せる藤井摂さんが楽しくて、見どころ聴きどころになります。
ラテンの名曲(2)「Atras Da Porta」では美しいフルートの調べに魅了されてしまいました。
バラードならバカラックの(4)「A House Is Not A Home」や(7)「Cavatina」が秀逸。
アップ・テンポなら疾走感があるグルーシンの(8)「Shop Till You Bop」が良かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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SAM MOST QUINTET / FROM THE ATTIC OF MY MIND [Jazz Flute]

* SAM MOST QUINTET / FROM THE ATTIC OF MY MIND

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sam most(fl), kenny barron(p),
george mraz(b), walter bolden(ds), warren smith(per)
1980/Xanadu/

1 What Is,Is
2 Breath Of Love
3 Blue Hue
4 You Are Always The One
5 Child Of The Forest
6 One Forgotten Yesterday
7 Keep Moving
8 Out Of Sight, In Mind

サム・モストもまたフルートの名手として忘れてはならないプレイヤーです。
サム・モストは1930年生まれ、ニュージャージー州出身、2013年に82歳で亡くなっています。
モストはビック・バンド畑出身でフルートの他、クラリネットとテナーサックス奏者でもあります。
1950年代にはハービー・マンと並ぶ人気フルート奏者でしたがいつの間にか差を付けられてしまいました。
派手で目立ちたがり屋のマンと地味で控え目なモストの性格の差が出てしまったような気がするけど・・・。

今作は全曲モスト自身のオリジナルでいわばモストの全てが詰まっているアルバムになっています。
表題の「From The Attic Of My Mind」というのも、いかにも地味で控え目なモストにピッタリだと思いました。
モストのフルート奏法の特徴は吹き込みの鋭さとかすれたようなセクシーな音色にあります。
寄り添うようなケニーバロンのピアノも絶妙な味わいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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FRANK WESS QUINTET / THE FLUTE MASTERY OF FRANK WESS [Jazz Flute]

* FRANK WESS QUINTET / THE FLUTE MASTERY OF FRANK WESS

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frank wess(fl), chuck wayne(g),
tommy flanagan(p), george mraz(b), ben riley(ds)
1981/Progressive/

1 Lover Come Back To Me
2 Spring Is Here
3 Riled Up
4 There Is No Greater Love
5 Nada Mas
6 Battle Royal
7 Lover Come Back To Me (take1)
8 Spring Is Here (take1)
9 There Is No Greater Love (take3)
10 Nada Mas (take1)

テナー・サックス奏者のフランク・ウェスもまたフルートの名手として知られています。
そのフルート奏法はどこまでもやさしく柔らかく、微妙にビブラートを利かせるところに特徴があります。
まさにワン・アンド・オンリーの世界でその神髄はバラード奏法にあると思っています。

さて今作はウェスがフルート1本で通したアルバムです。
全6曲は自身のオリジナル2曲とその他スタンダード4曲の構成です。
残りの4曲はボーナス・トラックとして別テイクが収録されています。
個人的にはこのやり方はあまり好きではないけれど・・・。
メンバー的にはトミー・フラナガンのピアノとジョージ・ムラツのベースが聴きどころになります。
ベン・ライリー(ds)とチャック・ウェイン(g)もシブい。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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