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BOBBY HUTCHERSON QUARTET / ENJOY THE VIEW [Jazz Vibraphone]

* BOBBY HUTCHERSON QUARTET / ENJOY THE VIEW

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bobby hutcherson(vib),
david sanborn(as), joey defrancesco(org), billy hart(ds)
2014/Blue Note/

1 Delis
2 Don is
3 Hey Harold
4 little Flower
5 Montara
6 Teddy
7 You

今作はメンバーの面白さに惹かれて手が伸びました。
ヴィブラホンのレジェンド、ボビー・ハッチャーソンにフュージョン界で名を成したデヴィッド・サンボーン(as)とオルガンのジョーイ・デフランチェスコに堅実無比なドラマーのビリー・ハートの組み合わせです。
もうちょっと丁々発止と演奏してくれれば良かったんだけど顔見世公演のようになった感じがします。
サンボーンが今ひとつだったのはやはりハッチャーソンに気を遣ったからだと思います。

(中間系)

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ROY AYERS / NO STRANGER TO LOVE [Jazz Vibraphone]

* ROY AYERS / NO STRANGER TO LOVE

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roy ayers(vib,elp,vo,etc),
chuck anthony(g), kerry turman(b), gene dunlap(ds),
william allen(b), bernard purdie(ds), onaje allen gumbs(elp),
rick zinnager(g), dennis davis(ds), armend denolian(elp), etc
1979/Polydor/

Side A
1 Don't Stop The Feeling
2 What You Won't Do For Love
3 Shack Up, Pack Up, It's Up
Side B
1 No Stranger To Love / Want You
2 Don't Let Our Love Slip Away
3 Don't Hide Your Love

フュージョン・シーンに先鞭を付けたヴァイブ奏者は大御所ミルト・ジャクソンです。
クリード・テイラーのプロデュースでCTIから何枚か出しています。
その後に続いたのがこのロイ・エアーズでソフト&メロウなサウンドで人気を博しました。
エアーズもまたウエストコースト出身で音楽的な下地は十分に持っていました。
その爽やかでクリアな音色はスムース・ジャズにはピッタリだと思います。
フュージョンのヴァイブ奏者は他にマイク・マイニエリ、ジェイ・ホガードなどが挙がります。

(くつろぎ系)

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MIKE MAINIERI / LOVE PLAY [Jazz Vibraphone]

* MIKE MAINIERI / LOVE PLAY

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mike mainieri(vib),
warren bernhardt(key), don grolnick(key), leon pendarnis(rhodes),
tony levin(b), will lee(b), steve gadd(ds), rick marotta(ds), arthur jenkins(per),
michael brecker(ts), david sanborn(as), david spinozza(g), john tropea(g),
hugh mccracker(g), leata galloway(vo), etc
1977/ARISTA/

Side A
1 High Life
2 Magic Carpet
3 Latin Lover
4 I'm Sorry
Side B
1 SilkWorm
2 Easy To Please
3 Sara Smile
4 Love Play

フュージョン・シーンにおけるヴィブラフォン奏者はどうなっていたのか?
ロイ・エアーズやディヴ・ヴァレンティンなど、そして今作のマイク・マイニエリがいました。
マイニエリはやさしくてまろやかな音色の持ち主でロマンティックなサウンドで人気を博しました。
今作はマイニエリの代表作になると思います。
ここでの聞きどころは表題曲になった「Love Play」とデヴィッド・サンボーンの泣きアルトになります。
「I'm Sorry」と「Sara Smile」でそのサンボーンの神髄が聴けました。
頭角を現したデヴィッド・スピノザやジョン・トロペアのギター・プレイが聴けるのも嬉しいです。
アリスタ盤もフュージョン・シーンでは良く知られたレーベルです。

(くつろぎ系)

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CAL TJADER'S MODERN MAMBO QUINTET / MAMBO WITH TJADER [Jazz Vibraphone]

* CAL TJADER'S MODERN MAMBO QUINTET / MAMBO WITH TJADER

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cal tjader(vib), manuel duran(p),
carlos duran(b), bayardo velarde(timb9), edgard rosales(cong)
1954/Fantasy/

1 Mamblues-Mambo
2 Midnight Sun-Cha Cha Cha
3 Sonny Boy-Mambo
4 Cherry-Cha Cha Cha
5 I'll Remember April-Bolero
6 This Can't Be Love-Mambo
7 Tenderly-Bolero
8 Dearly Beloved-Cha Cha Cha
9 Chloe-Mambo
10 Lucero-Mambo
11 Bye Bye Blues-Mambo
12 Autumn Leaves-Bolero

50年代に人気を博したカル・ジェイダー(vib)のマンボ・クインテットです。
「年末にチャカポコ過ごすのも悪くないか」と思って選んでみました。
マンボはキューバン・リズムのダンス音楽で収録曲にはご丁寧にリズム表示もあります、
マンボとチャチャチャは馴染みがあるけどボレロは比較的珍しいかもしれませんね。
1950年代にはレコードを聴きながら流行のラテン・ダンスを踊っていたということです。
ジャズとダンスは切っても切れない関係にありました。

(中間系)

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WARREN WOLF QUARTET / WOLFGANG [Jazz Vibraphone]

* WARREN WOLF QUARTET / WOLFGANG

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warren wolf(vib,mar),
track 2,5,7-benny green(p), christian mcbride(b), lewis nash(ds)
track 1,3,6,8-aaron goldberg(p), kris funn(b), billy williams jr(ds)
track 4,9-aaron diehl(p)
track 8-darryl tookes(vo)
2013/Mack Avenue/

1 Sunrise.
2 Frankie And Johnny
3 Grand Central
4 Wolfgang
5 Annoyance
6 Lake Nerraw Flow
7 Things Were Done Yesterday
8 Setembro
9 Le Carnaval De Venise

ヴィブラフォン聴きの19枚目は先週に引き続きウォーレン・ウルフの2013年作品です。
ベニー・グリーン(p)・トリオとアーロン・ゴールドバーグ(p)・トリオの二つのトリオとの共演が聴きどころ。
さらにアーロン・ディール(p)とのデュオも2曲入っている大徳用盤です。

全9曲は自身のオリジナル6曲とその他3曲の構成です。
ベニー・グリーンとアーロン・ゴールドバーグとの聴き比べに興味がありました。
私のイメージとしてはグリーンの動に対してゴールドバーグの静ですがイメージに外れた曲もありました。
その意外性は面白かったです。
2曲のデュオでは美しいメロディ・ラインを聴かせ1曲にはヴォイスも入っている。
よく出来た構成とも言えるし、ちょっと欲張ったところがあるとも言える。
つまり当時のウルフの音楽性の全貌が表れている作品です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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WARREN WOLF SEXTET / WARREN WOLF [Jazz Vibraphone]

* WARREN WOLF SEXTET / WARREN WOLF

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warren wolf(vib), christian mcbride(b), gregory hutchinson(ds),
jeremy pelt(tp), tina green(as,ss), peter martin(p)
2011/Mack Avenue/

1 427 Mass Ave.
2 Natural Beauties
3 Sweet Bread
4 How I Feel At This Given Moment
5 Eva
6 Senor Mouse
7 Emiily
8 Katrina
9 One For Lenny
10 Intimate Dance

ヴィブラフォン聴きの18枚目はウォーレン・ウルフの2011年作品です。
ヴァイブ・シーンの新しいスターはこのウルフでしょうか。
1979年生まれの現在38歳、バークリー出身です。
ヴァイブ界は層が薄いので貴重な存在になっています。

今作はアメリカでのデビュー作になります。
全10曲は自身のオリジナル6曲とメンバーのオリジナル2曲とその他2曲の構成です。
その他の2曲はチック・コリアの(6)とジョニー・マンデルの(7)です。
ウルフ(vib)、クリスチャン・マクブライド(b)とグレゴリー・ハッチンソン(ds)という強力なトリオを中心にした作品です。
加えてピーター・マーティン(p)、ジェレミー・ペルト(tp)、ティナ・グリーン(as)が参加しています。
ウルフは達者なヴァイブ奏法を披露していますが早い曲ではテクニシャンにありがちな弾き過ぎを感じます。
で、メロディが美しいバラードが聴きどころになりました。
オリジナルでは(2)「Natural Beauties」がその他ではマンデルの(7)「Emily」が秀逸です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)


ちなみにウォーレン・ウルフのデビュー作は日本レーベルで25歳の時でした。

*WARREN WOLF QUARTET / INCREDIBLE JAZZ VIBES (2005/M&I)

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warren wolf(vib),
mulgrew miller(p), vicente archer(b), kendrick scott(ds)

デビュー作の題名は「INCREDIBLE JAZZ VIBES」というものでウェス・モンゴメリー(g)のデビュー時と同じです。
凄いテクニシャンであることは確かです。

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MARK SHERMAN QUINTET / FAMILY FIRST [Jazz Vibraphone]

* MARK SHERMAN QUINTET / FAMILY FIRST

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mark sherman(vib,per), joe magnarelli(tp),
allen farnham(p), dean johnson(b), tim horner(ds)
chembo corniel(conga)(4,5)
2007/City Hall/

1 Explorations
2 Fantasize
3 Family First
4 With Hope
5 Wapango
6 Lazy Autumn
7 Symmetrical
8 Punjab
9 We'll Be Together Again
10 A New Blue

ヴィブラフォン聴きの17枚目はマーク・シャーマンの2007年作品です。
シャーマンはニューヨーク生まれの60歳で今回のヴァイブ聴きの2回目の登場です。
シャーマンはドラムスやピアノも達者のようでここでは(2)と(4)の2曲でパーカッションを叩いています。
伝統的でありながらモダンな感覚を持っているヴァイブ演奏者で私には一番しっくりきました。
アレン・ファーナム(p)やティム・ホーナー(ds)といったところの隠れ名手をファミリー化しているのも嬉しいです。
今回の目玉は柔らかく温かい音色を持つジョー・マグナレリのトランペットになりますね。
このマグナレリもまた隠れ名手の一人というのも面白い・・・シャーマンはきっとこういう人が好きなんだろうね。

全10曲は自身のオリジナルが5曲、ファーナムが1曲、その4曲の構成です。
その他の曲にはパキート・デリベラ(as)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、ジミー・ヒース(ts)が含まれています。
凝った選曲からもシャーマンの音楽性が見えるような気がしました。
気取りがなくストレートな演奏・・・この安定感は誰にでもお勧めできるヴァイブ作品だと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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JOE LOCKE QUARTET / FOR THE LOVE OF YOU [Jazz Vibraphone]

* JOE LOCKE QUARTET / FOR THE LOVE OF YOU

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joe locke(vib),
geoffrey keezer(p), george mraz(b), clarence penn(ds)
kenny washington(vo)
2010/E1 Music/

1 Two For The Road
2 Old Devil Moon
3 For Theb Love Of You
4 Verrazano Moon
5 I Miss New York
6 Birds
7 The Shadow Of Your Smile
8 Cinema Paradiso
9 Pure Imagination
10 Bright Side Up

ヴィブラフォン聴きの16枚目はジョー・ロックの2010年作品です。
先日紹介した「LAY DOWN MY HEART」(2013年)が良かったのでもう1枚聴いてみようと思いました。
ケニー・ワシントンのヴォーカルというのも驚きました・・・てっきりあのベテラン・ドラマーだと思ったからです。
ドラマーにも歌が上手い人はたくさんいますから・・・グラディ・テイトがつとに有名かな。
でも同姓同名の別人でした。
こちらはニューオリンズ出身の知る人ぞ知るヴォーカリストのようです。

全10曲は自身のオリジナル3曲とその他7曲の構成です。
ジョー・ロックとジェフ・キーザー(p)とは双頭バンドの「THE NEW SOUND QUARTET」を組んだ仲で気心が知れています。
ジョージ・ムラツ(b)とクラレンス・ペン(ds)というのもシブい組み合わせだと思いました。
ヴォーカルが入ったことでひと味違う作品になりました。
前述の「THE NEW SOUND QUARTET」はロックとキーザーの激しく切れ味鋭く、ドラマーの煽りが特徴的です。
ここでもその流れは変わらず、インスト場面では熱っぽい演奏が聴けました。
ヴォーカルのワシントンは美声、柔らかな歌声でゆったりとした趣を持っています。
ダニー・ハサウェイやスティービー・ワンダー系のヴォーカリストですが端正な歌い手でとても上手いです。
この作品の最大の聴きどころは演奏のホットに対する歌のクールさにありました。
ジョー・ロックにとっては異色作でロックの代表作の1枚になると同時にケニー・ワシントンにとっても代表作になると思います。
ヴォーカル・ファンにも是非聴いて欲しいですね

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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DAVID FRIEDMAN QUARTET / CSHADES OF CHANCE [Jazz Vibraphone]

* DAVID FRIEDMAN QUARTET / CSHADES OF CHANCE

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david friedman(vib.mar)),
geri allen(p), anthony cox(b), ronnie burrage(ds)
1986/Enja/

1 Shades Of A Labyrinth
2 Out Of A Labyrinth
3 3 + 1 = 5
4 The Search
5 Ibbahim

ヴィブラフォン聴きの15枚目はベテランのデヴィッド・フリードマンの作品です。
フリードマンはキャリヤの割に寡作の人ですがチェット・ベイカー(tp)との共演が一番知られているかな。
スタイルはゲイリー・バートン(vib)系でひとひねりあるヴァイブ奏者だと思います。
ここの注目点は硬派のジャズ・ピアニストのジェリ・アレン・トリオとの共演にありました。

全5曲は全て自身のオリジナルで占められていてフリードマンの世界が広がっています。
(1)は16分を超える長丁場で(2)とは組曲風になっていて凝った作りです。
ジェリ・アレン・トリオはM-ベース派とかブルックリン派とか呼ばれる当時の先進のジャズ・トリオです。
当然ながらフリードマンもそのスタイルを踏襲していて刺激的なヴァイブ演奏を聴かせてくれました。
リズムや音遣いは先進ながらヴァイブ特有の流麗華麗な音の広がりもあって面白かったです。
私的ベストはやはり変化に富んだ(1)「Shades Of A Labyrinth」になりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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JOE LOCKE QUARTET / LAY DOWN MY HEART [Jazz Vibraphone]

* JOE LOCKE QUARTET / LAY DOWN MY HEART/
Blues & Ballads Vol 1

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joe locke(vib),
ryan cohan(p), david finck(b), jaimeo brown(ds)
2013/Motema/

1 Ain't No Sunshine (B.Withers)
2 Broken Toy (J.Locke)
3 Bittersweet (S.Jones)
4 I Can't Make You Love Me (M.Reid/A.Shamblin)
5 The Meanibg Of The Blues (B.Troup)
6 Simone (F.Foster)
7 This New October (J.Locke)
8 Makin' Whoopee (W.Donaldson/G.Kahn)
9 Dedicated To You (S.Cahn/S.Chaplin)

ヴィブラフォン聴きの14枚目はジョー・ロックです。
先週、スティーヴ・ネルソンを聴いたのでロックも聴かないと片手落ちになりますね。
ロックも久し振りでしたがこれを聴いた時、正直「ジョー・ロックってこんなに良かったっけ」という感想です。
ロックは幅広い音楽性の持ち主で器用過ぎるというか一貫性に欠けると思っていました。
今作は副題になった「ブルース&バラーズ」と決め打ちしたのが功を奏した気がします。

全9曲は自身のオリジナルが2曲とその他7曲の構成です。
ビル・ウィザーズ(vo)の(1)、フランク・フォスター(ts)の名曲(6)の選曲は凝ってます。
サム・ジョーンズの(3)はプロデューサーとして名を連ねているベーシストのデヴィッド・フィンクの選曲かな。
ボビー・トゥループの代表作の(5)「The Meaning Of The Blues」は大好きな曲です。
ライアン・コーアンは初めて聴くピアニストですが切れ味鋭い瑞々しいタッチが良かった。
ベストは全員が一丸となった素晴らしいプレイを聴かせる前述の(6)「Simone」です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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