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DAVID "FATHEAD" NEWMAN QUARTET / STRAIGHT AHEAD [Jazz Tener Sax]

*DAVID "FATHEAD" NEWMAN QUARTET / STRAIGHT AHEAD

image1021.jpg

david newman (ts,as,fl)
wynton kelly(p,), paul chambers(b), charlie pership(ds)
1960Rec/Atlantic/

1 BATISTA'S GROOVE(M.Beigrave)
2 SKYLARK(H.Carnichael)
3 NIGHT OF NISAN(D.Newman)
4 COUSIN SLIM(D.Newman)
5 SUMMERTIME(G.Gershwin)
6 CONGO CHANT(D.Newman)

今作も再発廉価盤の一枚です。
デヴィッド・”ファットヘッド”・ニューマンは1933年テキサス生まれ、
2009年に75歳で亡くなっています。

デヴィッド・ニューマンといえばレイ・チャールス・バンドで知られたサックス奏者ですね。
ハンク・クロフォードと双璧です。
豪快なテキサス・テナーの流れを汲んでパワフル&ソウルフルな演奏スタイルの持ち主です。
テナー、アルト、フルートを駆使するマルチ・プレイヤーでもあります。
ジャンルを問わない幅広い音楽性を持ち、ノリもいいのでオルガン奏者との共演も多い。
しかしながら「Fathead」というニック・ネームはどうなんでしょうね。
親しみを込めた呼び方だと思うけど・・・。

今作はR&B系のニューマンがストレートなジャズに挑戦した作品です。
題名の「ストレート・アヘッド」は「ファットヘッド」に引っ掛けたネーミングかな。
ここではバックのウィントン・ケリー・トリオにも魅力があります。
ドラマーがジミー・コブからチャーリー・パーシップに変わっていますが、
予想通り、素晴らしい演奏を披露してくれました。
ウィントン・ケリーは勿論ですがポール・チェンバースが凄いです。

ニューマン2枚目のリーダー・アルバムは思ったよりずっと良かった。
全6曲は自身のオリジナル3曲とその他3曲の構成です。
(3)「Night Of Nisan」とバラードの(5)「Summertime」では達者なフルートが聴けました。
これがまた上手い・・・表現力豊かで驚きましたよ。
私的ベスト・トラックは(4)「Cousin Slim」ですが(1)「Batista's Groove」も聴きどころ。
ソウルフル、グルービーな雰囲気で聴き味は最高です。
ポール・チェンバースの惚れ惚れするベース・プレイが聴けました。
スイング感溢れるウィントン・ケリーのソロやバッキングも素晴らしくて、
オスカー・ピーターソン~ウィントン・ケリーの流れが確かに存在したことを確認しました。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(くつろぎ系)

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