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T.S. MONK SEXTET / TWO CONTINENTS ONE GROOVE [Jazz Drums]

* T.S. MONK SEXTET / TWO CONTINENTS ONE GROOVE

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t.s.monk(ds),
helen sung(p), willie williams(ts), patience higgins(as),
jose evans(tp), kenny davis(b), dave stryker(g)(1)
2022/ Storyville/

1 Sierre (T.S.Monk)
2 Brother Thelonious (H.Sung)
3 Chessment's Delight (R.Weston)
4 Seven Steps To Heaven (Davis/Feldman)
5 Earnie Washinton (J.Evans)
6 Nommo (J.Merrit)
7 Little Niles (R.Weston)

T.S.Monk(ds)はかのセロニアス・モンク(p)の息子です。
父親があまりに偉大だと息子としてはどうなんでしょうか。
アート・ブレイキーがドラムを与えマックス・ローチがレッスンをしたって凄いです。

今作は2014年と2016年のライブ音源をまとめたものです。
フロント3管とピアノ・トリオでリーダーがドラマーならジャズ・メッセンジャーズのラインですね。
そのまんまのノリノリでグルービーなハード・バップ・ジャズが聴けました。
ランディ・ウェストン(p)の2曲なんて嬉しいじゃありませんか。
共演者ではヘレン・サング(p)に注目しました

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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DAVID FRIESEN / AMBER SKIES [Jazz Bass]

* DAVID FRIESEN / AMBER SKIES

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david friesen(b),
chick cores(p), joe henderson(ts), paul horn(fl)
airto moreira(per), paul motian(ds)
2003(1983rec)/Quicksilver/

1 Amber Skies
2 Blue And Green
3 Underlying
4 Jenelle Number Four
5 In The Place Of Calling
6 Sitka In TheWoods
7 Voices

デヴィッド・フリーゼン(b)は1942年生まれのワシントン出身です。
現在80歳ですが健在のようです。
ビリー・ハーパー(ts)の名盤「ブラック・セイント」(1975)で知られることになりました。
今作はだいぶ前に入手したものだけど違うCDを探していて見つけました。
今思うにここもまたメンバーが凄いです。
チック・コリア(p)にジョー・ヘンダーソン(ts)、アイアート(per)にポール・モチアン(ds)。
珍しいのはポール・ホーン(fl)かな?
1950年代から西海岸のラテン・シーンで活躍しているフルート奏者です。

(中間系)

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FRANK SINATRA / SWINGIN' BRASS [Jazz Vocal]

* FRANK SINATRA / SWINGIN' BRASS

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frank sinatra(vo),
neal hefti(arr) orchestra
1962/Reprise/

Side A
1 Goody Goody
2 They Can't Take That Away From Me
3 At Long Last Love
4 I'm Beginning To See The Light
5 Don'cha Go Way Mad
6 I Get A Kick Out Of You
Side B
1 Tangerine
2 Love Is Just Around The Corner
3 Ain't She Sweet
4 Serenade In Blue
5 I Love You
6 Pick Yourself Up

今作はフランク・シナトラ(vo)の「Reprise」レーベルの第五弾です。
今度のアレンジャーはニール・ヘフティです。
シナトラは自己のレーベルで好き放題にやっていますね。
確か第四弾も持っていたと思うけど行方不明になりました。
多分どこかに紛れ込んでしまった。

(中間系)

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NOAH PREMINGER TRIO / SKY CONTINUOUS [Jazz Tener Sax]

* NOAH PREMINGER TRIO / SKY CONTINUOUS

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noah preminger(ts), kim cass(b), bill stewart(ds)
2022/ Criss Cross/

1 Etgop
2 High Or Booze
3 The Late 90's
4 Iris
5 You'll Never Win
6 Armor
7 Sky Continuous
8 Jamz
9 Little Melonae

今作は910さんが去年のベスト3に上げていました。
現代のサックス奏者のコード楽器レスのトリオはどんなもんか?
聴いてみたくなりました。

全9曲は自身のオリジナル8曲とその他1曲の構成です。
その他の1曲はジャッキー・マクリーン(as)の名曲(9)「Little Melonae」です。
その1曲を入れただけで挑戦的だ思いました。
マクリーンは超名盤「レット・フリーダム・リング」で過去からの決別を決めました。
ノア・プレミンガー(ts)にとっても試金石になる1作になるかもしれませんね。
プレミンガーは多弁で言いたいことは全て吐き出す感じがしました。
でも決してむずかしいわけではなくてストレートに伝えようとしています。
好対象になった先週の山口真文(ts)トリオとの対比も面白かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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MICHAEL BUBLE / CALL ME IRRESPONSIBLE [Jazz Vocal]

* MICHAEL BUBLE / CALL ME IRRESPONSIBLE

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michael buble(vo),
megio stasera(vo)(2), boysⅡmen(vo)(5), ivan lins(vo)(8)
2007/Reprise/

1 THe Best Is Yet To Come
2 If Had Better Be Tonight
3 Me And Mrs.Jones
4 I'm Your Man
5 Comin' Home Baby
6 Lost
7 Call Me Irresponsible
8 Wonderful Tonight
9 Everything
10 I've Got The World On A String
11 Always On My Mind
12 That's Life
13 Dream
14 Thease Foolish Things

マイケル・ブーブレはジャズ歌手と言われるのを嫌っているようです。
スタンダード=ジャズの括りはイヤだ・・・私はポップス歌手だと。
ジャズの範疇にとらわれたくないということでしょうね。
一番好きなのはボビー・ダーリンだそうです。
確かにボビー・ダーリンはジャズも歌うけどポピュラー歌手の範疇にいるかな。
もっともシナトラだってポピュラー歌手と言えます。
ジャズ=ポピュラーの時代があったからね。
ブーブレはジャンルにとらわれないことを望んでいます。
ボーイズⅡメンやイヴァン・リンスとの共演もその流れだと思います。

(中間系)

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FRANK SINATRA / I REMEMBER TOMMY... [Jazz Vocal]

* FRANK SINATRA / I REMEMBER TOMMY...

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frank sinatra(vo),
sy oliver(arr) orchestra
1961/Reprise/

Side A
1 I'm Getting Sentimental Over You
2 Imagination
3 There Are Such Things
4 East Of The Sun
5 Daybreak
6 Without A Song
Side B
1 I'll Be Seeing You
2 Take Me
3 It's Always You
4 Polka Dots And Moonbeams
5 It Started All Over Again
6 The One I Love Belongs To Somebody Else

今作はフランク・シナトラ(vo)の「Reprise」レーベルの第三弾です。
シナトラとトミー・ドーシーは契約問題で揉めたようですね。
映画の「ゴッドファーザー」ではそのことが触れられていました。
でも聴いていて今作が一番しっくりきました。
古い良い曲が網羅されていてシナトラの魅力に溢れています。

(中間系)

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山口真文 TRIO / TRINITY ! [Jazz Tener Sax]

* 山口真文 TRIO / TRINITY !

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山口真文(ts,ss)、小牧良平(b)、本田珠也(ds)
2022/Days Of Delight/

1 Stella By Starlight (V.Young)
2 Round Midnight (T.Monk)
3 Summertime (G.Gershwin)
4 Someday By Prince Will Come (F.Churchill)
5 Solar (M.Davis)
6 Everything Happens To Me (M.Dennis)
7 The Night Has A Thousand Eyes (J.Brainin)
8 Yearnin' (O.Nelson/F.Stanton/J.Stanton)

この山口真文(ts)さんのトリオ盤は去年のベスト3に2人の方が上げていました。
それでどうしても聴きたくなって購入しました。
内容は期待通りというか、期待以上でしたね。
真文さんのテナー・サックスの音色はどこまでも野太く硬質でゴリゴリ感に溢れています。
単純に「ジャズだなぁ~」と思いましたよ。

全8曲のスタンダード作品集で構成も素晴しいです。
コード楽器レスのトリオですがある時はベース、ある時はドラムスとのデュオに聴こえる時があります。
一番のお気に入りの(7)「夜千」はソニー・ロリンズ(ts)張りのカリプソのリズムで演奏されていました。
マット・デニス(vo)の(6)「Everything Happens To Me」も大好きな曲です。
トリオが繰り出す一音一音に密度が濃い「たましいの塊」のようなジャズが聴けます。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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SCOTT MORGAN / SONGS OF LIFE [Jazz Vocal]

* SCOTT MORGAN / SONGS OF LIFE

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scott morgan(vo),
fred hersch(p), matt aronoff(b), ross pederson(ds),
guest: joel frahm(ts), janis siegel(tp)
2016/Miranda/

1 It's You Or No One
2 Little Prayer/Wouldn't It Be Loverly
3 Song Of Life
4 Lazin' Around
5 I Just Found Out About Love
6 Secret O' Life
7 Like A Lover
8 I'm Just A Lucky So And So
9 Lost In The Stars
10 I'll Follow
11 This Heart Of Mine
12 Don't Let Me Be Lonely Tonight
13 I Will

スコット・モーガン(vo)は初見です。
ここはフレッド・ハーシュ(p)とジョエル・フラーム(ts)の名前が気になりました。
なんと今作はハーシュがプロデュースしていました。
ハーシュは相変わらずの人気ピアニストで去年のベスト3にも何人かが名前を出していました。
そんなハーシュがボーカル・アルバムでどんなバッキングを聴かせるのかが焦点です。

全13曲にはハーシュのオリジナル3曲、モーガンが好きなジェイムス・テイラーが2曲入っています。
選曲も中々に凝っていると思いました。
モーガンの歌のルーツはアル・ジャロウ(vo)とジェイムス・テイラー(vo,g)にありました。
(1)「It's You Or No One」ではチェット・ベイカー(tp)のソロのヴォーカリーズを聴かせています。
ハーシュのピアノはいつでもクリアで美しいです。

(中間系)

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FRANK SINATRA / SWING ALONG WITH ME [Jazz Vocal]

* FRANK SINATRA / SWING ALONG WITH ME

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frank sinatra(vo),
billy may(arr) orchestra
1961/Reprise/

Side A
1 Falling In Love With Love
2 The Curse Of An Aching Heart
3 Don't Cry Joe
4 Please Don't Talk About Me When I'm Gone
5 Love Walked In
6 Granada
Side B
1 I Never Knew
2 Don't Be That Way
3 Moonlight On The Ganges
4 It's A Wonderful World
5 Have You Met Miss Jones
6 You're Nobody 'Til Somebody Loves You

先週に続いてフランク・シナトラ(vo)のレーベル「REPRISE」の第二弾です。
アレンジャーとコンダクターがビリー・メイに変わっています。
相変わらずの絶好調の歌声です。

(中間系)

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SCOTT HAMILTON QUARTET / POINCIANA [Jazz Tener Sax]

* SCOTT HAMILTON QUARTET / POINCIANA

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scott hamilton(ts),
paolo birro(p), aldo zunino(b), alfred kramer(ds)
2022/ Fone Jazz/

1 Birk's Works (D.Gillespie)
2 By Myself (A.Schwartz/H.Diez)
3 You Taught My Heart To Sing (M.Tyner)
4 Chloe (Daniels/Cahn)
5 Confirmation (C.Parker)
6 I Remember Clifford (B.Golson)
7 Poinciana (N.Simon)
8 Put On A Happy Face (C.Strouse)
9 Eu E A Briza (J.Alf)

お正月にはゆったりのんびりと過ごしたいということで選んだ第二弾です。
スコット・ハミルトン(ts)なら間違いありませんね。
ところが今作は予想が外れて思ったよりずっと良かったです。
ハミルトンはちょっと下卑た感じというか、リラックスした古典的なスイング奏法が持ち味ですね。
ところがここでは実にしっかりとキチンと吹いているんですよ。
選曲も凝っていてゴルソンはともかくガレスピー、マッコイ、バードは珍しいんじゃないかと思いました。
私が知らないだけかもしれませんがハミルトンの異色作になると思います。
ちなみに表題曲の「ポインシアナ」は大好きな曲です。
最近ライブでも聴くことが多くなったのでこの曲の良さが見直されてきていると思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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