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ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS / KYOTO [Jazz Drums]

* ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS / KYOTO

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freddie hubbard(tp), wayne shoter(ts), cutis fuller(tb),
cedar walton(p), reggie workman(b), art blakey(ds)
wellington blakey(vo)
1964/Riverside/

Side A
1 The High Priest
2 Never Never Land
3 Wellington's Blues
Side B
1 Nihon Bash
2 Kyoto

「ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」の結成は1955年、当は初アート・ブレイキー(ds)とホレス・シルバー(p)の双頭バンドでした。
1年半ほど続いたホレス・シルバー(p)とのジャズ・メッセンジャーズは56年にシルバー独立と共に終わります。
シルバーがメンバー全員を引き抜いたのでブレイキーには「ジャズ・メッセンジャーズ」の名前だけが残りました。
「コノヤロー!!」と思ったかもしれないけど両雄並び立たずはこの世の常です。
その後しばらくは、メンバーに恵まれずに低迷しますが58年に第一期黄金時代がやってきます。
ベニー・ゴルソン(ts)を音楽監督に迎えて、抜群の人気を誇るリー・モーガン(tp)とボビー・ティモンズ(p)が入団しました。
「Moanin'」はティモンズの作品、「Blues March」はゴルソンの作曲で共に大人気の曲になりました。
ファンキー・ジャズの大ヒット、日本での一大モダン・ジャズ・ブームを巻き起こしたのがまさしくこのアルバムです。
この頃ダンモ(ミュージシャンの隠語でモダン・ジャズを指す)、日本ではモダン・ジャズが一般的に聴かれていました。
特に若者に人気があった日活のアクション映画ではバック・ミュージックに必ずと言っていいほどジャズが流れていた。
故石原裕次郎氏がジャズ・ドラマーを演じた「嵐を呼ぶ男」はそんなモダン・ジャズが最先端だった時に作られた映画です。

今作はジャズ・メッセンジャーズの第二期黄金時代の作品です。
ウエイン・ショーター(ts)を音楽監督に迎え、当時の新進気鋭なショーター、フレディー・ハバード(tp)、カーティス・フラー(tb)による3管編成コンボで人気を博しました。
ピアノにはシダー・ウォルトン、ベースはレジー・ワークマンと才人揃いです。
ブレイキーは日本びいきでもあるので日本の題名が付いた作品は2枚あります。
よく知られている「UGETSU」はウォルトンの作曲でここの「KYOTO」はハバードの手になるものです。

(中間系)

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