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TRIOS CHARLES LLOYD / OCEAN [Jazz Tener Sax]

* TRIOS CHARLES LLOYD / OCEAN

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charles lloyd(ts,fl), gerald clayton(p), anthony wilson(g)
2022/ Blue Note/

1 The Lonely One
2 Hagar Of The Inuits
3 Jaramillo Blues
4 Kuan Yin

今年最後の1枚にチャールス・ロイド(ts)のトリオを選んでみました。
ロイドも息の長いプレイヤーです。
1960年代から活躍していて今年で84歳なんてとても信じられませんよ。
それでこの演奏と内容だからね。
創造力の衰えをまったく感じさせないのはまさに怪物です。

全4曲は全て自身のオリジナルで平均10分程度の演奏になっています。
トリオといってもサックスとフルートにピアノとギターの組み合わせです。
これってありそうでない珍しい組み合わせではないかな。
しっとりはしているけど澱むような演奏スタイルを持っています。
好き嫌いはあると思うけどこの澱みが最大の魅力じゃないかと思います。
聴いているうちに段々と心地良くなってくるんです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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FOUR FRESHMEN / AND 5 TROMBONES [Jazz Vocal]

* FOUR FRESHMEN / AND 5 TROMBONES

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four freshmen(vo),
frank rosolino(tb), harry betts(tb), milt bernhart(tb),
tommy pederson(tb), gorge robert(tb),
barney kessel(g), claude williamson(p), joe mondragon(b), shelly manne(ds),
pete rugolo(arr)
1956/Capitol/

Side A
1 Angel Eyes
2 Love Is Just Around The Corner
3 Mam'selle
4 Speak Low
5 The Last Time I Saw Paris
6 Somebody Loves Me
Side B
1 You Steped Out Of A Dream
2 I Remember You
3 Love
4 Love Is Here To Stay
5 You Made Me Love You
6 Gilty

フォー・フレッシュメンの代表作として必ず上がってくる1枚です。
当時としては革新的な男性ジャズ・ボーカル・グループだったと思います。
5本のトロンボーンを並べるというのも斬新でした。
ピート・ルゴロの編曲、リズムセクションには西海岸の腕達者が揃っています。

(中間系)

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MARTHIEU SOUCY QUARTET / RECOLLECTING [Jazz Guitar]

* MARTHIEU SOUCY QUARTET / RECOLLECTING

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mathieu soucy(g),
gentiane mg(p), mike de masi(b), jacob wutzke(ds),
caity gyorgy(vo)(2,5)
2022/ Inner-Bop/

1 Lennie's Changes
2 Where Or When (Rodgers/Hart)
3 Turner Days
4 Blues For Barry
5 Thinker And A Fool
6 Mike's Mudra
7 5th Avenue
8 Reflections (Monk)
9 Recollecting

マシー・ソウシィ(g)は初見、カナダ盤です。
今作がデビュー作になるようです。

全9曲は自身のオリジナル7曲とその他2曲の構成です。
方向性を探れるギタリストの曲は入りませんでした。
モンクの名曲が1曲とスタンダードでロジャース&ハートが1曲は作曲者としてのこだわりかも。
2曲にヴォーカルを入れたのは変化を持たせる意味でも良かったと思います。
ギター奏法は滑らかで爽やかなサウンドで上手いです。
ただオーソドックスなスタイルなので特徴はそれほど感じません、

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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ELLA FITZGERALD / RETURNS TO BERLIN [Jazz Vocal]

* ELLA FITZGERALD / RETURNS TO BERLIN

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ella fitzgerald(vo),
lou levy(p), wilfred middlebrooks(b), gus johnson(ds),
herb ellis(g)
oscar peterson(p)(20), ray brown(b)(20), ed thigpen(ds)(20)
1961Rec/Verve/

1 Introduction
2 Give Me The Simple Life
3 Take The "A" Train
4 Slow Boat To China
5 Medley:
Why Was I Born,
Can't Help Lovin' Dat Man
Peple Will Say We're In Love
6 Intro
7 You're Driving Me Crazy
8 Rock It For Me
9 Witchcraft
10 Anything Goes
11 Cheek To Cheek
12 Misty
13 Caravan
14 If You Can't Sing It Yoy'll Have Yo Swing It
15 Mack The Knife
16 Fanfare For Ella
17 'Round Midnight
18 Joe Williams' Blues
19 Fanfare For Ella 2
20 This Can't Be Love
21 Closing Announcements By Norman Granz

1960年2月に収録されたエラ・フィッツジェラルド(vo)の「エラ・イン・ベルリン」は有名です。
ここでの「マック・ザ・ナイフ」の名唱は圧巻でした。
前年の盛り上がりがあまりに凄かったので「二匹目のどじょう」を狙ったのが今作だと思います。
でもなぜか30年もお蔵入りになっていてCDで発売されたのが1991年のことでした。
ルウ・レヴィ・トリオにハーブ・エリスのギターがバックに入っています。
前回はポール・スミス・トリオにジム・ホールのギターでした。
1曲だけですがオスカー・ピーターソン・トリオとの共演も聴くことが出来ました。

(中間系)

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THE MANHATTAN TRANSFER / THE MANHATTAN TRANSFER [Jazz Vocal]

* THE MANHATTAN TRANSFER / THE MANHATTAN TRANSFER

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manhattan transfer(vo),
don grolnick(p), andy muson(b), roy markowitz(ds),
ira newborn(g), michael brecker(ts), zoot sims(ts), etc
1975/Atlantic/

Side A
1 Tuxedo Junction
2 Sweet Talking Guy
3 Operator
4 Candy
5 Gloria
6 Clap Your Hands
Side B
1 That Cat Is High
2 You Can Deeped On Me
3 Blue Champagne
4 Java Jime
5 Occapella
6 Heart's Desire

マンハッタン・トランスファー(vogrp)の実質的なデビュー作になります。
A面1曲目の「タキシード・ジャンクション」で心を鷲づかみにされました。
親しみやすい歌唱法と素晴しいハーモニーはグラミー賞の常連になっていました。
お洒落でスマートなコーラス・グループの代表になるしょうね。

(中間系)

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CONRAD HERWIG BAND / THE LATIN SIDE OF MINGUS [Jazz Trombone]

* CONRAD HERWIG BAND / THE LATIN SIDE OF MINGUS

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conrad herwig(tb),
randy brecker(tp), alex sipiagin(tp)(6), craig handy(ts,fl,bcl),
bill o'connell(p,rhodes), luques curtis(b), robby ameen(ds),
camilomolina(cong), ruben blades(narration)(3)
2022/Savant/

1 Gunslinging Bird
2 Boogie Stop Shuffle
3 No De Jes Que Pase Aqui
4 Goodbye Pork Pie Hat
5 Hora Decubitus
6 Duke Ellington's Sound Of Love
7 All The Things You Could Be By Now
If Sigmund Freud's Wife Was Your Mother
8 Better Get Hit Your Soul

トロンボーン奏者のコンラッド・ハーウィグの作品です。
今作はチャールス・ミンガス(b)の楽曲にラテン・サウンドを当てはめました。
ミンガスもラテンが好きだったようで「Tijuana Mood」(1957)をリリースしています。

全8曲は全てミンガスの作品になります。
流石にミンガスかな、全体的に重厚な雰囲気になっています。
(4)「Goodbye Pork Pie Hat」が軽快で一番良かったです。
アレンジが楽しめればもっといいのかも知れません。

ハーウィグはこの企画が気に入っているようです。
今までにジョン・コルトレーン(ts)、ウエイン・ショーター(ts)、ハービー・ハンコック(p)、ジョー・ヘンダーソン(ts)、ホレス・シルバー(p)が出ているので今作が6枚目になります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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河原秀夫 PENTAGRAM / HERE WE ARE ! [Jazz Bass]

* 河原秀夫 PENTAGRAM / HERE WE ARE !

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河原秀夫(b,elb)、井上信平(fl)、
福田重雄(p)、竹中俊二(g)、ジーン・重村(ds)
2018/Furusho Records/

1 Is This Love
2 Pentagram
3 Time Flies
4 Water Sprite
5 Funky Talk
6 Voice Of Talk
7 Under The Full Moon
8 Mr.Groove
9 Dancer In The House
10 Deep Blues

先日久し振りに井上信平さんのフルートが聴きたくなってライブに出掛けました。
河原秀夫(b)さんが率いる「ペンタグラム」です
「ペンタグラム」は結成20年以上になるようで月日の経つのは本当に早いです
ここもメンバーが素晴しいですね。
井上信平(fl)さん、福田重雄(p)さん、竹中俊二(g)さんと芸達者が揃っています。
最初のドラマーは不慮の事故で亡くなったセシル・モンローさんでした。
その後に加わったのがジーン・重村さんで今ではすっかり馴染んでいます。

スタイルはフュージョンとはちょっと違って泥臭くて荒々しい感じがします。
ジャズ・ロック・ソウル・ファンクなどが混在したクロスオーバーの名前がピッタはまる。
河原さんはヒップ・ホップ・ダンサーでもあるのでその踊りも見どころになります。
ノリノリで楽しいサウンドを聴かせてくれるのでライブに行くのが一番だと思います。

河原さんと話をしていた時に息子さんのことが出ました。
とても嬉しそうでしたね。
大人気の「TENDRE河原太朗」さんがそうです。

(中間系)

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JACKIE AND ROY / JACKIE AND ROY [Jazz Vocal]

* JACKIE AND ROY / JACKIE AND ROY

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jackie and roy(vo),
roy kral(p), barney kessel(g), red mitchell(b), shelly manne(ds)
1955Rec/Storyville/

Side A
1 Says My Heart
2 Let's Take A Walk Around The Block
3 Spring Can Really Hang You Up The Most
4 Mine
5 Billy's Bit
6 Lover
Side B
1 Tiny Told Me
2 You Smell So Good
3 Lazy Afternoon
4 Dahuud
5 Listen Little Girl
6 I Wish I Were In Love Again

「ジャッキー・アンド・ロイ」を超久し振りに聴きました。
粋でお洒落でスマートなデュエットで人気がありました。
ジャッキー・ケインとロイ・クラールはご夫婦です。
今作は内容もメンバーも素晴しいので「ジャッキー・アンド・ロイ」の代表作になっています。
ストリーヴィルが幻のレーベルということもありますね。
ロイのピアノにバーニー・ケッセル(g)、レッド・ミッチェル(b)、シェリー・マン(ds)は完璧です。

(中間系)

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CHARLIE MOON SEXTET / PATCHWORK [Jazz Vocal]

* CHARLIE MOON SEXTET / PATCHWORK

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charlie moon(vo,g),
johnny taylor(p), barry donohue(b), dominic mullan(ds),
denis scully(ts), bill blackmore(tp), peter dobai(ts)(9)
2022/Dot Time/

1 Tune(Introduction) (C.Moon)
2 In The Sentimental Mood (D.Ellington)
3 Retrograde (J.Blake)
4 You Go To My Head (F.Coots)
5 All Of You (C.Poter)
6 Atoms For Peace (T.Yorke)
7 Round Midnight (T.Monk)
8 Little Flower (C.Moon)
9 Something Blue (C.Moon)
10 Until Then (C.Moon)
11 Winter Waltz (C.Moon)

チャーリー・ムーンは初見、アイルランド出身のヴォーカリスト&ギタリストです。
今作がムーンの初リーダー・アルバムになります。

全11曲は自身のオリジナル5曲とスタンダード6曲の構成です。
エリントン、ポーター、モンクの定番にブレイクやヨークの現代風味が加わっています。
古さと新しさが混在した面白い選曲だと思いました。
「温故知新」とはよく言われることだけどジャズの世界でもそれは変わりません。
やわらかでやさしい歌声と現代的なサウンドの組み合わせに魅力があります。
聴いていると「中々に味わい深い作品になっている」と思いました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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BILLIE HOLIDAY & LESTER YOUNG / A MUSICAL ROMANCE [Jazz Vocal]

* BILLIE HOLIDAY & LESTER YOUNG / A MUSICAL ROMANCE

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billie holiday(vo), lester young(ts), etc
1937-1958Rec/Columbia/

1 The Man I Love
2 This Years Kisses
3 Mean To Me
4 Back In Your Own Backyard
5 I'll Never Be The Same
6 Me, Myself And I
7 Time On My Hands
8 Who Wants Love?
9 I Must Have That Man
10 Foolin' Myself
11 When You're Smiling
12 A Sailbost In The Moonlight
13 He's Funny That Way
14 Laughing At Life
15 Without Your Love
16 Fine And Mellow

ビリー・ホリディ(vo)とレスター・ヤング(ts)の共演作を集めたものです。
モダン・ジャズおける天才二人の独特の雰囲気が伝わってきます。
1937年から1958年まで20年以上も続いていたとは意外でした。
ここには私が「古い良い曲巡り」のキッカケになった曲が入っています。
(7)「Time On My Hands」です。

(中間系)

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