TED NASH QUARTET / THE MANCINI PROJECT [Jazz Tener Sax]
*TED NASH QUARTET / THE MANCINI PROJECT
ted nash(ts,as,ss,afl,piccolo)
frank kimbrough(p), rufus reid(b), matt wilson(ds)
2008/Palmetto/
1 These From Night Visitor
2 Dreamsville
3 Something For Nash
4 Shot In The Dark
5 Lujon
6 Breakfast At Tiffany's
7 Cheryl's Theme
8 Mr.Yunioshi
9 Soldier In The Rain
10 The Party
11 A Quiet Happening
12 Two For The Road
13 Experiment In Terror
14 Baby Elephant Walk
テッド・ナッシュ(sax)も久々に聴いたけどやっぱり素晴らしいです。
特にピアノレス・トリオで演奏される(2)や(6)が光る。
ルーファス・リード(b)の存在感が凄い。
2000年代名盤の一枚です。
「レビュー時のコメント」
先週お話したようにテッド・ナッシュ(sax)を聴いてみましたが予想通りに面白かったです。
テッド・ナッシュはルイ・ベルソン(ds)やウィントン・マルサリス(tp)のビック・バンドにいたようです。
そういうことであまり聴く機会がなかったですが隠れた才人というところでしょうか
今作はヘンリー・マンシーニ作品集ですが渋い選曲になっています。
ヘンリーマンシーニといえばロマンチックな映画音楽ですね。
しかし有名スタンダードの「ムーン・リバー」とか「酒とバラの日々」とかはやっていないのがミソ。
「シャレード」や「ひまわり」もありません。
原曲の持つイメージとはまったく違う展開に驚かされました。
自己のスタイルを貫き通してのジャズをやっていて新鮮さを感じるアルバムです。
メンバー的にも興味がありました。
フランク・キンブローも一筋縄ではいかないピアニストでこれまた個性の強いピアニストです。
根っこはビル・エバンス(p)ですがポール・ブレイ(p)といったところも見えます。
さらにここでは比較的地味なベーシストかなと思っていたルーファス・リードの存在感が光ります。
まろやかでよく伸びるベース音が心地よいです。
そういえば最近、ルーファスの再評価につながる場面によく出くわしていますよ。
ドラムスのマット・ウィルソンを含めて渋い選択だと思いました。
ベスト・プレイは(2)「DREAMSVILLE」で、これまたまったく意表を突かれた展開になっています。
ムードもロマンチックもありません。
ピアノレス・トリオで演奏される前半と後半のピアノ・トリオのコントラストが光る1曲です。
(6)「ティファニーで朝食を」におけるルーファスのプレイも聴きどころ。
(まじめ系)
ted nash(ts,as,ss,afl,piccolo)
frank kimbrough(p), rufus reid(b), matt wilson(ds)
2008/Palmetto/
1 These From Night Visitor
2 Dreamsville
3 Something For Nash
4 Shot In The Dark
5 Lujon
6 Breakfast At Tiffany's
7 Cheryl's Theme
8 Mr.Yunioshi
9 Soldier In The Rain
10 The Party
11 A Quiet Happening
12 Two For The Road
13 Experiment In Terror
14 Baby Elephant Walk
テッド・ナッシュ(sax)も久々に聴いたけどやっぱり素晴らしいです。
特にピアノレス・トリオで演奏される(2)や(6)が光る。
ルーファス・リード(b)の存在感が凄い。
2000年代名盤の一枚です。
「レビュー時のコメント」
先週お話したようにテッド・ナッシュ(sax)を聴いてみましたが予想通りに面白かったです。
テッド・ナッシュはルイ・ベルソン(ds)やウィントン・マルサリス(tp)のビック・バンドにいたようです。
そういうことであまり聴く機会がなかったですが隠れた才人というところでしょうか
今作はヘンリー・マンシーニ作品集ですが渋い選曲になっています。
ヘンリーマンシーニといえばロマンチックな映画音楽ですね。
しかし有名スタンダードの「ムーン・リバー」とか「酒とバラの日々」とかはやっていないのがミソ。
「シャレード」や「ひまわり」もありません。
原曲の持つイメージとはまったく違う展開に驚かされました。
自己のスタイルを貫き通してのジャズをやっていて新鮮さを感じるアルバムです。
メンバー的にも興味がありました。
フランク・キンブローも一筋縄ではいかないピアニストでこれまた個性の強いピアニストです。
根っこはビル・エバンス(p)ですがポール・ブレイ(p)といったところも見えます。
さらにここでは比較的地味なベーシストかなと思っていたルーファス・リードの存在感が光ります。
まろやかでよく伸びるベース音が心地よいです。
そういえば最近、ルーファスの再評価につながる場面によく出くわしていますよ。
ドラムスのマット・ウィルソンを含めて渋い選択だと思いました。
ベスト・プレイは(2)「DREAMSVILLE」で、これまたまったく意表を突かれた展開になっています。
ムードもロマンチックもありません。
ピアノレス・トリオで演奏される前半と後半のピアノ・トリオのコントラストが光る1曲です。
(6)「ティファニーで朝食を」におけるルーファスのプレイも聴きどころ。
(まじめ系)
2015-06-28 10:02
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