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ANDREAS GIDLUND QUARTET / PRESS PLAY PLEASE [Jazz Tener Sax]

*ANDREAS GIDLUND QUARTET / PRESS PLAY PLEASE

sonet8.jpg

andreas gidlund(ts,bs)
fabian kallerdahl(p,rhodes), mattias gronroos(b), lars kallfelt(ds)
2007/IMOGENA RECORDS/

1 Press Play Please
2 Waltz Transatlantic
3 Dedicated Fool
4 Windy City
5 Lovely Day
6 Happy Times
7 Where It All Started
8 Busride
9 In A Sentimental Mood

Andreas Gidlund(ts)は初見、これは面白いアルバムだと思いました。
ハード・バップとコンテンポラリー・ジャズの味付けが上手くミックスされていて楽しめました。
3曲を提供しているFabian Kallerdahlがピアノとローズを駆使してサウンドに変化を持たせています。
彼の参加がここでの決め手、実質的には二人の双頭バンドと言えると思います。
最後の「IN A SENTIMENTAL MOOD」ではオーソドックスなサックス奏者の表情も見せてくれました。
現在の若いジャズ・メンにはこのように幅広い音楽性を持つプレイヤーも多いですね。
当然、ジャズの歴史や奏法については勉強済みで加えて色々なジャンルの音楽を聴いてきています。
情報社会ではワールド・ワイドな音楽情報を瞬時にして受け取ること事が出来ますから。
どこで誰がどんなことをやっているかも一目瞭然なので吸収するのも早いです。
映像の情報も早いのでビジュアル的な影響も大きいでしょうね。
新しいジャズのスタイルを模索するのはいつの時代でも大切なことだと思っています。
そういった意味でもお勧めの作品になります。
なお、ジャケットが折り込み式になっていて目新しく、これも新鮮な感覚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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