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ROY AYERS QUARTET & QUINTET / WEST COAST VIBES [Jazz Vibraphone]

*ROY AYERS QUARTET & QUINTET / WEST COAST VIBES

s612.jpg

roy ayers(vibe), jack wilson(p),
curtis amy(ts,ss)(1,3,6,8),
bill plummer(b)(1,3,6,8,9), yony bazley(ds)(1,3,6,8,9),
vic gaskin(b)(2,4,5,7,10), kenny dennis(ds)(2,4,5,7,10)
2011(Rec/1963)/EMI Music/

1 Sound And Sense
2 Days Of WinwAnd Roses
3 Reggie Of Chester
4 It Could Happen To You
5 Donna Lee
6 Ricardo's Dilemma
7 Romeo
8 Out Of Sight
9 Young And Foolish
10 Well You Needn't

ジャズ廉価盤シリーズは見たことも聴いたこともない珍しいアルバムが目白押しです。
ジャズ・ファンにとっては嬉しいけど迷うのも確か。
「安いんだから欲しいのは全部買っちゃえば・・・」との悪魔のささやきもある。
玉石混交だし、「まぁ、それはあまりに芸がなさ過ぎるよ」との声もあります。

今回、一番聴いてみたかったのがこれです。
ロイ・エアーズ(vib)の幻のデビュー盤の初CD化、エアーズが23歳の時、1963年録音です。
ユナイテッド・アーチスト原盤ではほとんど知られていないと思います。

やはりエアーズのルーツを探るには最適のアルバムでした。
ウエスト・コーストの爽やかでスマートな曲想とリズム感を持っていました。
もちろん、新鮮で瑞々しく、グルービーでモダンなプレイも聴かせてくれています。
彼が当時のコンテンポラリーなフュージョン感覚を持っていたのがよく分かります。

スタンダードにオリジナルを混じえての演奏は聴きどころも多いです。
ボサノバの(2)「DAYS OF WINE AND ROSES」、モダンな(4)「IT COULD HAPPEN TO YOU」、バラードの(7)「ROMEO」、モーダルな(1)「SOUND AND SENSE」、(7)「OUT OF SIGHT」など。
特にバラードの(9)「YOUNG AND FOOLISH」が素晴らしい。
これが23歳の演奏かと思いましたよ・・・当時のジャズ・プレイヤーの才能と早熟ぶりは驚かされます。
ジャック・ウィルソン(p)やカーテス・アミー(ts,ss)の参加も嬉しいです。
このサウンドは現在でも十分に通用する・・・未だに色褪せていません。
ヴァイブラフォン・ファンなら必携かも・・・。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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