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BRAD MEHLDAU TRIO / WHERE DO YOU START [Jazz Piano]

*BRAD MEHLDAU TRIO / WHERE DO YOU START

sonet218.jpg

brad mehldau(p), larry grenadier(b), jeff ballard(ds)
2012/Nonesuch/

1 Got Me Wrong
2 Holland
3 Brownie Speaks
4 Baby Plays Around
5 Airegin
6 Hey Joe
7 Samba E Amor
8 Jam
9 Time Has Told Me
10 Aquelas Coisas Todas
11 Where Do You Start ?

ブラッド・メルドー(p)のトリオ盤を買ったのは久し振りです。
なんとメルドーの純粋なピアノ・トリオを聴いたのは6年振りでしたよ。
今作は自己のオリジナルは1曲だけ、選曲も中々に凝っていて面白かったです。
2008年11月と2011年4月録音の集成盤です。
プロデュースはメルドー自身ですがこの選び方とか並べ方は面白かったんじゃないかな。

久々に聴くメルドー・トリオはやっぱり断トツに素晴らしいと思いました。
メルドーの独特のノリとスイング感と和音の遣い方がたまりませんよ。
波に揺られているように心地良くて、いつまでも聴いていたいと思ってしまった。
ソニー・ロリンズの有名曲(5)「エアジン」における解釈と展開は斬新でした。
やっぱり凄い才能の持ち主ですね。
エルヴィス・カステロのバラード(4)「BABY PLAYS AROUND」は10分強の演奏です。
やさしくて美しいバラード・プレイが聴けました・・・スーッと吸い込まれそうになった。
ほんわりとした(7)のサンバのリズム~自作の(8)「JAM」における盛り上がりも聴きどころ。

バックのラリー・グレナディア(b)とジェフ・バラード(ds)も最高です。
なんていうのか・・・まったく無駄のない動きで自然体、素晴らしいコンビネーションを発揮しています。
三位一体だけでは物足りない何かがあります。(上手く表現できないのがもどかしいけれど)
3者の絶妙な間合いがある。
主張し、存在感を感じさせながら、でも3人が寄り添うように音楽を構築していきます。

今回のように少し間を開けるのもいいかなぁ~と思っています。
私自身がとても新鮮だったし、メルドー・トリオの良さが際立ちました。
やはり現在のピアノ・トリオの最高峰だと思う。

2012年の「ベスト3」の一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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