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STANLEY TURRENTINE QUINTET / T TIME [Jazz Tener Sax]

* STANLEY TURRENTINE QUINTET / T TIME

image528.jpg

stanley turrentine(ts), dave stryker(g),
kenny drew jr(p,org,key), dwayne dolphin(b), mark johnson(ds)
alfredo mojica(per)(2,6)
1995/MusicMasters/

1 Don't Mess With Mr.T
2 A Little Sweetness
3 I Haven't Got Anything Better To Do
4 Impressions
5 TerribleT.
6 The Island
7 Touching
8 Side Steppin'

秋にはのんびりゆったりとしたジャズが聴きたい。
昼下がりのコーヒー・タイム。
こんな時はベテラン・テナー・サックス奏者のスタンダード作品集が一番です。
先週のデヴィッド・ニューマンに続いて今週はスタンリー・タレンティンです。
表題名もそのまんまの「T・タイム」なら間違いないと思いました。

ところがこれは予想が大外れで「ティー・タイム」にしては激し過ぎました。
思ったよりずっと内容が濃くて思わずニンマリの掘り出し物の一枚です。
ここは共演者も面白かったです。
まずはケニー・ドリュー・Jrに注目しました・・・一時期よく聴いていたことがあります。
彼は物凄いテクニシャンで、まさにオスカー・ピーターソン級の実力の持ち主です。
でも父親を超えるのはむずかしい・・・技巧派にありがちな弾き過ぎる傾向にあります。
今回はオルガンとキーボードも聴くことが出来ました。
ギターのデイヴ・ストライカーはあちこちで名前を見かける実力者です。
驚いたのがドラマーのマーク・ジョンソンです。
同姓同名の有名ベーシストがいるので紛らわしいですがこの人のドラムも聴きどころになりました。

タレンティンのCTI盤でのヒット作でマーヴィン・ゲイの(1)「Don't Mess With Mr.T」も入っています。
自身のオリジナルではよく知られた(5)「TerribleT」や(7)「Touching」などの3曲。
コルトレーンの(4)「Impressions」では全員が一丸となった熱いプレイを繰り広げています。
これが凄かったです・・・何度も聴き直してしまいました。
バラードではイヴァン・リンスの(6)「The Island」など選曲も申し分ありません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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