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JARED GOLD QUARTET / SOLIDS & STRIPES [Jazz Organ]

* JARED GOLD QUARTET / SOLIDS & STRIPES

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jared gold(org),
seamus blake(ts), randy napoleon(g), mark ferber(ds)
2008/Posi-Tone Records/

1 Black
2 O-O-H Child
3 The Nest
4 On The Cusp
5 Angela
6 Queen's Gambit
7 Isn't It Romantic ?
8 Splat
9 It Ain't Necessarily So
10 Moonstone

ジェアド・ゴールド(org)を聴くのは2枚目になります。
前回の「INTUITION」(2013)はドラ盤になりました。
前回はトリオでしたが今作は気鋭のテナー奏者のシーマス・ブレイクを加えたカルテット編成です。
先進のオルガン奏者は突っ走る・・・多弁、多彩な表現方法を持っています。
ラリー・ヤング(org)の影響下にあるけれどタイトなリズムに乗ったロック調のサウンドが特徴です。

全10曲は自身のオリジナル4曲とその他6曲の構成です。
ここはシーマス・ブレイクの参加に最大の魅力があります。
シーマスは幅広い音楽性を持っているのでそう単純ではないけれど期待のテナー奏者です。
以前シーマスをライブで見た時には普通のサラリーマン風で真面目で端正な感じがしました。
ジャズマンらしくなく、とても先進のテナー奏者には見えなかったのが面白かったです。
緊張していて人見知りするタイプかもと思いました。
シーマスはマイケル・ブレッカー(ts)~ボブ・バーグ(ts)を継承するのではと思っていた時もあります。

サウンド的にジェアド&シーマスの相性はバッチリでスピード感溢れる演奏が聴けました。
ランディ・ナポレオン(g)とマーク・フェーバー(ds)も好演していてこの二人のプレイにも注目です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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