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SAM RIVERS QUINTET / CONTOURS [Jazz Tener Sax]

* SAM RIVERS QUINTET / CONTOURS

image592.jpg

sam rivers(ts,ss,fl), freddie hubbard(tp),
herbie hancock(p), ron carter(b), joe chambers(ds)
1965Rec/Blue Note/

1 Point Of Many Returns.
2 Dance Of The Tripedal
3 Euterpe
4 Mellifluous Cacophony
5 Mellifluous Cacophony*

サム・リバース(ts)はブルー・ノートに4枚のリーダー・アルバムを残しています。
そのうちの1枚はピアノレスですが残り3枚では個性的な3人のピアニストと共演してくれています。
そのどれもが創造力に溢れ、刺激的で素晴らしかった。
1枚目はジャッキー・バイアードで3枚目はハル・ギャルパーでした。

さて、今作はリバースのブルー・ノートの2枚目のアルバムでピアニストはハービー・ハンコックです。
さらに当時の新進気鋭のトランぺッターだったフレディ・ハバードを迎い入れています。
どれだけブルー・ノートに気合が入っていたかが分かる一枚です。
ここでの最大の聴きどころはやはりハンコックで身震いするほど素晴らしい演奏を聴かせてくれました。
凄いと思う・・・まるで抜身のような切れ味で近寄ったらそのまま切られそうな気がします。
ハバードも負けてはいない・・・高々と飛翔するかのようなトランペットが鋭く空気を切り裂きます。
ここはドラマーにも注目しました。
常識的にはトニー・ウィリアムスなんだけどそれではあんまり代わり映えしませんね。
それでプロデューサーのアルフレッド・ライオンはジョー・チェンバースを起用しました。
チェンバースのタイトなドラミングがどこかに飛んで行きそうになるメンバーを必死に引き留めています。

全4曲は全てリバースのオリジナルで(5)は別テイクが追加収録されました。
コンポーザーとしてのリバースの才能が溢れる作品になっています。
リバースのマルチ・プレイヤー(ts,ss,fl)振りも注目して下さい。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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