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HORACE SILVER QUINTET & TRIO / BLOWIN' THE BLUES AWAY [Jazz Piano]

* HORACE SILVER QUINTET & TRIO / BLOWIN' THE BLUES AWAY

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blue mitchell(tp), junior cook(ts).
horace silver(p), gene taylor(b), louis hayes(ds)
1959/Blue Note/

Side A
1 Blowin' The Blues Away
2 The ST.Vitus Dance
3 Break City
4 Peace
Side B
1 Sister Sadie
2 The Baghdad Blues
3 Melancholy Mood

ホレス・シルバーがブルー・ノート・レーベルの看板ピアニストだったことは疑いありません。
シルバーにはブルーノートに20枚ほどの正規盤があって発掘盤を含めると30枚を軽く超えています。
ところでブルーノートの正規盤(1500番台と4000番台)では誰が一番多いと思いますか?
オルガンのジミー・スミスが30枚近くあるのでトップです
ジミー・スミスはVerveに移ってからも人気が高かったのでお蔵入りになっていた作品が次々に発売されました。
次いでアート・ブレイキー(ds)、ルー・ドナルドソン(as)、ホレス・シルバー(p)、グラント・グリーン(g)、ハンク・モブレイ(ts)、ジャッキー・マクリーン(as)、スタンリー・タレンティン(ts)、リー・モーガン(tp)などが続きます。

シルバーは1年半続いたアート・ブレイキーとの「ジャズ・メッセンジャーズ」から独立しました。
シルバーにとってもブレイキーにとってもその後の3年程は雌伏の期間になりました。
メンバーが中々定まらなかったのがその原因だと思います。
新生ホレス・シルバー・クインテットとしてのデビューは前作の「Finger Poppin'」(1959/Bluenote)です。
今作はその2枚目なのでレギュラー・メンバーとしてのまとまりも出てイケイケ感も強くなっています。
いかにもファンキーなシルバーらしい雰囲気を持つイラスト・ジャケットと共に印象深いアルバムでした。
ブルー・ミッチェル(tp)&ジュニア・クック(ts)のフロント、シルバー(p)、ジーン・テイラー(b)、ルイス・ヘイス(ds)のリズムです。
メンバーはやや小粒ですが、そのサウンドはシルバーそのもので中々個性的です。
良くも悪くもシルバーのワンマン・コンボで、終始一貫ファンキー・スタイルでやり通しました。
今作にはご機嫌な「Sister Sadie」や今でも演奏されることが多いバラードの「Peace」が収録されています。

ホレス・シルバーはシルバー節と呼ばれ、ファンキー・ピアノの代名詞になっています。
作曲能力にも優れていて、ヒット曲も数多いです。
ジャズには緊張感が必要だという意見も多いですが、私は気楽に聴けるジャズも結構好きです。

(中間系)

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