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AKIO SASAKI TRIO & QUINTET / FLY BY NIGHT [Jazz Organ]

*AKIO SASAKI TRIO & QUINTET / FLY BY NIGHT

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佐々木昭雄(org), 岡安芳明(g), 高橋徹(ds)
松島啓之(tp), 岡淳(ts)
2007/What's New Records/

1 Blue's Boogie
2 Doxy
3 Easy Living
4 But Not For Me
5 NightCap
6 Have You Met Miss Jones ?
7 Love Walked In

何度聴いても今作が醸し出す雰囲気はたまりません。
(1)「Blue's Boogie」は15分超の熱演。
(5)「Nightcap」も素晴らしい。

「レビュー時のコメント」
日本のオルガン・ジャズの決定盤です。
去年のSさんのベスト3でしたが遅ればせながら入手しました。
聞きしに優る出来栄えのアルバムです。
佐々木昭雄さんを聴いたことがなかったのでこれほどのオルガン奏者が日本にもいたのかと驚かされました。
オルガンのベーシックなフォーマットはオルガン、ギター、ドラムスのトリオですね。
ここに松島啓之(tp)さんと岡淳(ts)さんのフロント2管を配したジャズの王道クインテットです。
なんといっても素晴らしかったのは自作のブルースの(5)「NIGHTCAP」でした。
全員のソロがピタリと決まって、ブルージー&グルービーな雰囲気がもうたまりません。
正直、この1曲のために買っても惜しくないと思いました。
続く(7)「HAVE YOU MET MISS JONES ?」、(8)「LOVE WALKED IN」はトリオで演奏されますが、
ここでの佐々木さんと岡安芳明(g)さんのコンビネーションが抜群で背筋がゾクゾクっとしました。
どっしりと支える高橋徹(ds)さんもまたいいです。

(くつろぎ系)

EDDY LOUISS & MICHEL PETRUCCIANI / CONFERENCE DE PRESSE Vol.2 [Jazz Organ]

*EDDY LOUISS & MICHEL PETRUCCIANI / CONFERENCE DE PRESSE Vol.2

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eddy louiss(org), michel petrucciani(p)
1995/Dreyfus/

1 AUTUMN LEAVES(J.Kosma)
2 HUB ART(M.Petrucciani)
3 CARAVAN(D.Ellington)
4 NAISSANCE(E.louiss)
5 RACHID(M.Petrucciani)
6 CARAIBES(E.louiss)
7 AU P'TIT JOUR(E.louiss)
8 SUMMERTIME(Gershwin)

ミシェル・ペトルチアーニ(p)は収集対象の一人です。
CD枚数ではエリック・アレキサンダー(ts)に次いで多いと思います。
この何年かでも最も多く聴いたピアニストになります。
車の中でもしょっちゅう聴いているし・・・。
この強靭さ、この粘っこさはまさにペトのワン・アンド・オンリーの世界。
なんとも言えない・・・まったく素晴らしいピアノです。

今作は好評を博したエディ・ルイス(org)とのデュオ・ライブ作品の「Vol.2」です。
(1)、(3)、(8)など、ペトの愛奏曲が並んでいますね。
エディの好演もあって雰囲気抜群のライブ盤はつくづく名盤だと思います。
「Vol.2」がこんなに良いって何かの間違いじゃないのか?
取りあえず「1枚でもいいや」と思ってたけど、とんでもなかった。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(中間系)


ちなみに「Vol.1」はこれです。↓

*EDDY LOUISS & MICHEL PETRUCCIANI / CONFERENCE DE PRESSE

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michel petrucciani(p), eddy louiss(org)
1994/Dreyfus/

ピアノとオルガンの組み合わせも珍しいですが強烈な印象を残します。
エディとペトのコンビネーションが聴きどころ。

「Les Grelots」、「All The Things You Are」、 「So What」、
「These Foolish Things」などが聴けます。

JARED GOLD TRIO / INTUITION [Jazz Organ]

*JARED GOLD TRIO / INTUITION

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jared gold(org), dave stryker(g), mcclenty hunters(ds)
2013/Positone/

1 WILL YOU LOVE ME TOMORROW ? (C.King)
2 THE CRUSHER (J.Gold)
3 PRO ZECA (V.A.Brasil)
4 HOOPIN' ON SUNDAYS (J.Gold)
5 YOU'VE GOT A FRIEND (C.King)
6 SHADOWBOXING (D.Stryker)
7 RIGHT NOWISH (J.Gold)
8 AS IT WERE (J.Gold)
9 BEDO'S BLUES (D.Stryker)

ジェアド・ゴールドは初見、新進のオルガン・プレイヤーということで気になりました。
顔もちょっと濃い感じだし・・・。
全9曲はメンバーのオリジナル6曲にその他3曲の構成です。
キャロル・キングの曲が2曲含まれているのが目を引きました。

ジェアド・ゴールドは新しいタイプのオルガニストかもしれませんね。
先進のオルガン奏者はラリー・ヤング(org)の影響は避けられない。
ジェアドのオルガンはピアノ的で音使いが多彩です。
ギターとのユニゾンが新鮮でタイトなリズムに乗ったロック調の演奏を繰り広げています。
ゆったりとしたブルージーなオルガン・サウンドを期待していると肩透かしを食います。
急速調の演奏が断然いいのでオルガン・トリオのイメージが狂わされました。

オルガン、ギター、ドラムスはオルガン・トリオのオーソドックスな組み合わせです。
ギターのデイブ・ストライカーはスティープル・チェース盤で聴いたことがあるけどあんまり印象に残っていなかった。
ストライカーの向こう側にはパット・マルティーノ(g)が見えます。
ストライカーの出番も多くてジェアドとの双頭バンドと言ってもいいと思います。

ベストは超高速の(3)「PRO ZECA」です。
こんなに速いオルガン・トリオの演奏は聴いたことがありません。
バックのマックレンティ・ハンターズの激しいドラミングにも驚きました。
ドラマーが前面に出てくる・・・多弁、手数の多さは現在のジャズの流行ですね。
ここにこのトリオの特徴が濃縮されていると思います。
キャロルの大ヒット曲(5)「YOU'VE GOT A FRIEND」はバラード演奏で一息入りました。
オルガン奏者は中々出てこないので貴重だと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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