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ハリー・アレンのミュージカル作品集 [Jazz etc.]

*ハリー・アレンのミュージカル作品集

私はこのシリーズを楽しみにしています。
こういう企画はやっぱりハリーなんでしょうね。
さて、次に何が出てくるか。


*HARRY ALLEN QUINTET / PLAYS MUSIC FROM THE SOUND OF MUSIC

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harry allen(ts), joe cohn(g),
rossano sportiello(p), joel forbes(b), chuck riggs(ds)
rebecca kilgore(vo), eddie frickson(vo)
2011/ARBORS RECORDS/

1 How Can Love Survive?
2 Maria
3 Do Re Mi
4 Something Good
5 No Way to Stop It
6 Climb Every Mountain
7 Sixteen Going On Seventeen
8 My Favorite Things
9 The Lonely Goatherd
10 The Sound of Music
11 I Have Confidence
12 An Ordinary Couple
13 So Long, Farewell
14 Edelweiss

「レビュー時のコメント」
ハリー・アレンのミュージカル・シリーズの第三弾です。
「GUYS AND DOLLS(野郎どもと女達)」、「SOUTH PACIFIC(南太平洋)」に続く3作目。
この「サウンド・オブ・ミュージック」は1965年公開、
ロバート・ワイズ監督、ジュリー・アンドリュース、クリストファー・プラマー主演、
音楽は作詞オスカー・ハマースタインⅡ世、作曲リチャード・ロジャースのコンビです。

「サウンド・オブ・ミュージック」には大スタンダードの「マイ・フェバリット・シングス」がありますね。
ジョン・コルトレーンのソプラノ演奏で一気に定番になりました。
ここでもハリーのテナー・プレイが聴きどころになります。
その他、(3)「ドレミの歌」、(10)「サウンド・オフ・ミュージック」、(14)「エーデルワイス」などが知られています。
全14曲、インストは3曲、前作同様にRebecca Kilgore、Eddie Ericksonのヴォーカルが入りです。

近年はミュージカルを題材にしたものは見ないのでこのシリーズは楽しみにしています。
次には何が出てくるでしょうか。


*HARRY ALLEN-JOE COHN QUARTET / PLAYS MUSIC FROM SOUTH PACIFIC

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harry allen(ts), joe cohn(g), joel forbes(b), chuck riggs(ds)
rebecca kilgore(vo), eddie frickson(vo)
2009/ARBORS RECORDS/

1 A Cock-Eyed Optimist
2 Younger Than Springtime
3 Bloody Mary
4 Twin Soliloquies
5 I´m Gonna Wash That Man Right Outa My Hair
6 There Is Nothin´ Like a Dame
7 Dites-Moi
8 A Wonderful Guy
9 Happy Talk
10 Honeybun
11 Some Enchanted Evening
12 You´ve Got To Be Carefully Taught
13 My Girl Back Home
14 This Nearly Was Mine
15 Balli Ha´I

「レビュー時のコメント」
今作はミュージカルの「南太平洋」を題材にしたものです。
2007年に「GUYS AND DOLLS(野郎どもと女達)」をリリースしているので同じ企画です。
多分前作が好評だったので2匹目の柳の下のどじょうを狙ったものだと思います。

15曲中12曲がボーカル入りですが、予想通り、軽快なジャズに仕上がっています。
映画の「南太平洋」にも思い出がありますよ。
主演はロッサノ・ブラッツィとミッチー・ゲイナーです。
信じられないほどの美しい風景がそこにありました。
これで一気に南太平洋に憧れましたが実際はハワイのカウアイ島だったんですね。
(11)「魅惑の宵」、(8)「ワンダフル・ガイ」、(9)「ハッピー・トーク」、
(15)「バリ・ハイ」など記憶に残る名曲がいっぱいありました。
作詞はオスカー・ハマースタイン2世、作曲はリチャード・ロジャースです。
ここでも「魅惑の宵」はロマンチックでした。
ジャズ・ファンには映画好きも多いのでこういう企画は嬉しいですね。
私としては最も印象深い「ウエストサイド物語」をやってもらいたいけど・・・。


*THE HARRY ALLEN - JOE COHN QUARTET / GUYS AND DOLLS

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harry allen(ts), joe cohn(g), joel forbes(b), chuck riggs(ds)
special guests:rebecca kilgore(vo), eddie erickson(vo)
2007/ARBORS RECORDS/

1 Guys and Dolls
2 If I Were a Bell
3 Woman in Love
4 Luck Be a Lady
5 Pet Me, Poppa
6 Sue Me
7 Marry the Man Today
8 Take Back Your Mink
9 Adelaide
10 I've Never Been in Love Before
11 Fugue for Tinhorns
12 Adelaide's Lament
13 Sit Down You're Rockin' the Boat
14 I'll Know
15 Guys and Dolls

「レビュー時のコメント」
今作はブロードウエイで何度も上演されている「Guys And Dolls」の作品集です。
1950年代が初演ですがストーリーも面白く大人気のミュージカル、作詞作曲はフランク・レッサーです。
マーロン・ブランド、フランク・シナトラ主演で「野郎どもと女達」の題名で映画化されています。
CDを聴いていたらまた映画を見たくなってしまいましたよ。

ギタリストのジョー・コーンは著名なテナー奏者のアル・コーンの息子さんです。
ゲストの二人のヴォーカリストについてはまったく知りませんでした。
でも、とてもいい雰囲気なので引き込まれました。
エディー・エリクソンの本職はバンジョー、ギター奏者のようですがボーカルも味わいがあります。
ハリーのバッキングがまた素晴らしく惚れ惚れとしました。
「Luck Be A Lady」はもう最高。

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