SSブログ

PHILIP DIZACK QUINTET / SINGLE SOUL [Jazz Trumpet]

*PHILIP DIZACK QUINTET / SINGLE SOUL

image1029.jpg

philip dizack(tp), ben wendel(ts),
eden ladin(p), joe sanders(b), eric harland(ds)
2013/Criss Cross/

1 SINGLE SOUL(Intro)
2 JACOB AND THE ANGEL(E.Ladin)
3 BENNY'S TUNE(L.Loueke)
4 TAKE ME WITH YOU(P.Dizack)
5 SINGLE SOUL(P.Dizack)
6 TWINS OF A GAZELLE(P.Dizack)
7 BOOK OF STONES(P.Dizack)
8 JOY AND SORROW(J.Sanders)
9 IT'S NOT JUST IN SOME OF US(P.Dizack)
10 SASHA ANNE(P.Dizack)
11 I GOT IT BAD AND THAT AIN'T GOOD(D.Ellington)

フィリップ・ディザック(tp)を聴くのは2枚目です。
前回は20歳時の初リーダー作の「BEYOND A DREAM」(2005/Fresh Sound)でした。
フレッシュで瑞々しく勢いがありました・・・早くも8年が過ぎているんですね。
かなりイメージが変わったので驚きました。

今作は自身のオリジナル6曲とメンバーのオリジナル2曲とその他2曲の構成です。
最初にイントロ、最後のエリントンはトランペット・ソロのパフォーマンスです。
(3)「Benny's Tune」はベースとのデュオ、(7)「Book Of Stones」はピアノレス・トリオ、
つまり一つの流れのしてのアルバム作りを意図したものだと思います。
その狙いが何なのかは残念ながら分かりませんが・・・。
全体的にエリック・ハーランド(ds)の存在が大きいです。
ディザックは 高音から低音まで、トランペットのコントロールは上手いです。
特に野太く、くすんだ音色に特徴があります。

ベン・ウェンデル(ts)とのフロント2管は重量級のサウンドを聴かせてくれました。
バラバラのようでバラバラでなく、まとまっているようでまとまっていないトータル・サウンドが魅力。
メンバーの出入りが激しく、組み合わせやリズムが目まぐるしく変わる感じがする。
この不安定で危うげな緊張感が現代のジャズ・サウンドの最先端かもしれませんね。
私的ベストは(4)「Take Me With You」で各人のソロはもちろんですがハーランドのドラムスが炸裂します。
(2)「Jacob And The Angel」の美しくクールな表情も聴きどころになりました。
軽く聴き流すわけにはいかない、久々に構えて聴くアルバムに出合った。

[ ドラ流目立たないけどいいアルバム ]

(まじめ系)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

JOHN HICKS TRIO / PO..JAZZ WORKSHOP / PAND.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。