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GIOVANNI MIRABASSI TRIO / LIVE @THE BLUE NOTE TOKYO [Jazz Piano]

*GIOVANNI MIRABASSI TRIO / LIVE @THE BLUE NOTE TOKYO

sonet805.jpg

giovanni mirabassi(p), gianluca renz(b), leon parker(ds),
2010/DISCOGRAPH/

1 NY #1
2 It's Us
3 World Changes
4 Here's The Captain
5 My Broken Heart
6 It Is Wait It Is
7 Six For Sex
8 Gold And Diamonds
9 World Changes

ジョバンニ・ミラバッシ(p)の新譜は東京BNにおけるライブ盤になりました。
ジャケット見ると日本盤のようですがフランス盤です。
違うのはスタンダードが1曲もなくて全てオリジナルで占められていることです。
これは日本盤ならとても考えられないことでしょうね。
ミラバッシの圧倒的なパフォーマンスにはファンも多いと思います。
美しく、流麗、華麗という表現がぴったりの抜群のテクニックの持ち主です。
加えて強力なタッチとスイング感とを兼ね備えているのはほぼ完璧に近い。
鬼に金棒と思いきや、これがある意味欠点になるからジャズはむずかしいです。
というか、私には聴くほうのわがまま(ないのもねだりの天邪鬼)が出てしまいます。
ツボを心得ているというか手慣れているというか。
変な表現なんだけどミラバッシは上手すぎると思う・・・上手すぎて隙がない。
ジャズの魅力の一つに陰影や落差があるけれどやや一本調子に聞える時があります。

ここではレオン・パーカー(ds)の存在が決め手だと思います。
トリオにおいてもドラマーが前面に出てくるのは世界的な流れになっていますね。
押し出しが強く合わせるのも上手い、かつ、波がうねるようなリズム感を持っている。
特に新感覚のドラマーにはこの傾向が強いです。
レオンも新しいタイプのドラマーなのでそれが見事に成功しました。
今作はミラバッシとレオンのコラボレーションが魅力の一枚です。
(4)「HERE'S THE CAPTAIN」のドラムスが文句なしに素晴らしい。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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