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ERIC HARLAND QUINTET / VOYAGER Live By Night [Jazz Drums]

*ERIC HARLAND QUINTET / VOYAGER Live By Night

s79.jpg

eric harland(ds),
walter smith III(ts), julian lage(g), taylor eigsti(p), harish raghaven(b)
2010/Space Time/

1 Treachery
2 Intermezzo 1
3 Turn Signal
4 Voyager
5 Intermezzo 2
6 Development
7 Eclipse
8 Intermezzo 3
9 Cyclic Episode
10 Get Your Hopes Up part 1
11 Get Your Hopes Up part 2
12 Get Your Hopes Up part 3
13 Get Your Hopes Up part 4

注目のドラマー、エリック・ハーランドの初リーダー・アルバムです。
バックも有能な若手で固めて自分達の音楽を発信しています。
まずは一番の聴きどころはパワー・・・力強さに溢れる演奏にあると思います。
聴き手にも体力が要るのでロートルにはややきつかった。

2曲を除いては全てハーランドのオリジナルで占められています。
(1)「TREACHERYFOR」でガツンときた・・・一筋縄ではいかないサウンドが詰まっていました。
面白かったのは(10)~(13)「GET YOUR HOPES UP PART」の組曲です。
「1」はジュリアン・レイジのギター、「2」はウォルター・スミスのテナー、「3」はテイラー・エイグスティのピアノ、「4」にはハーランドのドラムスがフューチャーされています。
サム・リバース(ts)の曲、(9)「CYCLIC EPISODE」が入っているのも特徴的かな。
サム・リバースはマイルス・デイビス・クインテットに参加したこともある鬼才です。
その後はフリーの道に進みましたが重要なジャズマンの一人だと思っています。
そう考えるとフリーとのはざ間で揺れるハーランドら若手の心境が垣間見えるようです。

迫力十分の新感覚現在進行形ジャズが聴けます。
ただ、ドラム・ソロには馴染めなかったけど・・・。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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