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AARON DIEHL TRIO / LIVE AT THE PLAYERS [Jazz Piano]

*AARON DIEHL TRIO / LIVE AT THE PLAYERS

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aaron diehl(p), david won(b), quincy davis(ds)
paul sikivie(b)(1,6), lawrence leathers(ds)(1,6)
2010/

1 The Player's Blues
2 Conception
3 Tag You're It !
4 'Round Midnight
5 Clarinet Concerto In A Major,K 622:Ⅱ. Adagio
6 Green Chimneys
7 Pick Yourself Up
8 Dorsem
9 Moonlight In Vermont

文句なしのピアノです。
やはり「Conception」が素晴らしかった。

「レビュー時のコメント」
アメリカの若手ピアニスト、アーロン・ディールのデビュー・アルバムです。
1985年オハイオ州生まれの現在26歳です。
17歳でウィントン・マルサリス(tp)に見出され、エリック・リード(p)やマーカス・ロバーツ(p)、
ハンク・ジョーンズ(p)等に師事し、2007年ジュリアード入学の逸材です。
これくらいの年齢が初アルバム制作には丁度いい年頃だと思います。
いきなりのデビュー盤がライブというのも驚きましたがそれだけ力がある証拠ですね。

当初はそれほどインパクトのあるピアノではないけれど聴けば聴くほど味わいが出てきます。
若いけれど落ち着いていて安定感、安心感があります。
(1)の自作のブルース・フィーリングと(2)「CONCEPTION」の導入が素晴らしい。
特にジョージ・シアリング(p)の名曲(2)「CONCEPTION」の新鮮な解釈にはガツンときた。
絶妙なスイング感と若さ溢れる連打は今作のベスト・プレイだと思います。
オリジナルの(3)「TAG YOU'RE IT?」のスピード感やユーモアいっぱいの演奏も楽しい。
セロニアス・モンク(p)の2曲では(6)、スタンダードの(9)も聴きどころになります。

多彩なテクニックと表現力を持つ王道をいく主流派ピアニストが登場してきました。
他者とは一味違うフィーリングと雰囲気があります。
すでに自己の世界を持っているのではないか・・・今後の活躍は間違いないところ。

「2011年」のベスト3の一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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