GERRY MULLIGAN / NATIONAL JAZZ ENSEMBLE [Jazz Baritone Sax]
*GERRY MULLIGAN / NATIONAL JAZZ ENSEMBLE
Directed By Chuck Israels
conducter & music director: chuck israels
guest soloist: gerry mulligan(bs)
reeds: arnie lawrence, lawrence feldman, greg herbert, dennis anderson, kenny berger
trumpets: jimmy maxwell, wayman reed, mike lawrence, david berger
trombones: jimmy knepper, rod levitt, sam burtis
rhythm section: steve brown, bill dobbins, steve gilmore, bill goodwin
vocal: margot hanson
2016(1977Rec)/Dot Time Records/
1 Back At The Barn (Mulligan)
2 Walkin' Shoes (Mulligan)
3 Israel (Carisi)
4 Evidence (Monk)
5 Bird Tapestry (Parker)
6 Creole Love Call (Ellington)
7 Thruway (Mulligan)
8 Idol Gossip (Mulligan)
9 Ballade (Mulligan)
1977年録音の発掘音源盤です。
チャック・イスラエル(b)が率いた「ナショナル・ジャズ・アンサンブル」にジェリー・マリガン(bs)が客演したもの。
イスラエルが録音していたので日の目を見ることが出来ました。
正直、いまさらという思いもしましたが結局マリガンという名前に引かれました。
私はジェリー・マリガンからモダン・ジャズの世界に入ったのでマリガンには特別の思い入れがあります。
16歳の高校2年生・・・マリガンからウエスト・コースト・ジャズにどっぷりとハマりました。
2年くらいは東方面のレコードは買わなかったほどです。
そんなこともあってマリガンのLPとCDを合わせると個別プレイヤーでは一番多いと思います。
マリガンは1927年生まれ、17歳ですでにクロード・ソーンヒル楽団に楽曲やアレンジを提供していて、 当時のジャズ・天才少年の一人です。
1940年代末にはマイル・デイビス・コンボで名盤「クールの誕生」に参加しています。
先進のジャズメンの一人だったわけですね。
1950年代には西海岸に移りチェット・ベイカー(tp)とのピアノレス・カルテットで大人気になりました。
映画「真夏の夜のジャズ」のマリガンは本当にカッコ良かったです。
それまでは裏方だったバリトン・サックスを表舞台に出した功績もあります。
マリガンは1996年、68歳で亡くなっています。
さて今作はマリガンが50歳の時の録音でまさに脂がのっている時の作品です。
マリガン自身が5曲を提供していて水を得た魚のように堂々と演奏しています。
マリガン自身がビック・バンドを結成したほどマリガンのビック・バンドに対するこだわりは凄い。
まぁ~、お手のものというか、この時とばかりにという感じですかね。
(2)「Walkin' Shoes」はマリガン初期の傑作で手慣れたプレイを聴かせてくれました。
ソロはもちろんですが絶妙なバッキングにも注目しました。
マリガン抜きの(4)、(5)、(6)の3曲は斬新なアレンジが聴きどころになります。
ビル・エバンス(p)・トリオで名を上げたチャック・イスラエルの才能も大したものです。
ビック・バンド・ファンにもお勧めです。
録音はちょっとこもるというか遠い感じがしました。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
Directed By Chuck Israels
conducter & music director: chuck israels
guest soloist: gerry mulligan(bs)
reeds: arnie lawrence, lawrence feldman, greg herbert, dennis anderson, kenny berger
trumpets: jimmy maxwell, wayman reed, mike lawrence, david berger
trombones: jimmy knepper, rod levitt, sam burtis
rhythm section: steve brown, bill dobbins, steve gilmore, bill goodwin
vocal: margot hanson
2016(1977Rec)/Dot Time Records/
1 Back At The Barn (Mulligan)
2 Walkin' Shoes (Mulligan)
3 Israel (Carisi)
4 Evidence (Monk)
5 Bird Tapestry (Parker)
6 Creole Love Call (Ellington)
7 Thruway (Mulligan)
8 Idol Gossip (Mulligan)
9 Ballade (Mulligan)
1977年録音の発掘音源盤です。
チャック・イスラエル(b)が率いた「ナショナル・ジャズ・アンサンブル」にジェリー・マリガン(bs)が客演したもの。
イスラエルが録音していたので日の目を見ることが出来ました。
正直、いまさらという思いもしましたが結局マリガンという名前に引かれました。
私はジェリー・マリガンからモダン・ジャズの世界に入ったのでマリガンには特別の思い入れがあります。
16歳の高校2年生・・・マリガンからウエスト・コースト・ジャズにどっぷりとハマりました。
2年くらいは東方面のレコードは買わなかったほどです。
そんなこともあってマリガンのLPとCDを合わせると個別プレイヤーでは一番多いと思います。
マリガンは1927年生まれ、17歳ですでにクロード・ソーンヒル楽団に楽曲やアレンジを提供していて、 当時のジャズ・天才少年の一人です。
1940年代末にはマイル・デイビス・コンボで名盤「クールの誕生」に参加しています。
先進のジャズメンの一人だったわけですね。
1950年代には西海岸に移りチェット・ベイカー(tp)とのピアノレス・カルテットで大人気になりました。
映画「真夏の夜のジャズ」のマリガンは本当にカッコ良かったです。
それまでは裏方だったバリトン・サックスを表舞台に出した功績もあります。
マリガンは1996年、68歳で亡くなっています。
さて今作はマリガンが50歳の時の録音でまさに脂がのっている時の作品です。
マリガン自身が5曲を提供していて水を得た魚のように堂々と演奏しています。
マリガン自身がビック・バンドを結成したほどマリガンのビック・バンドに対するこだわりは凄い。
まぁ~、お手のものというか、この時とばかりにという感じですかね。
(2)「Walkin' Shoes」はマリガン初期の傑作で手慣れたプレイを聴かせてくれました。
ソロはもちろんですが絶妙なバッキングにも注目しました。
マリガン抜きの(4)、(5)、(6)の3曲は斬新なアレンジが聴きどころになります。
ビル・エバンス(p)・トリオで名を上げたチャック・イスラエルの才能も大したものです。
ビック・バンド・ファンにもお勧めです。
録音はちょっとこもるというか遠い感じがしました。
「ドラ流目立たないけどいいアルバム」
(中間系)
2016-05-29 10:22
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