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BILLY HARPER QUINTET / IN EUROPE [Jazz Tener Sax]

* BILLY HARPER QUINTET / IN EUROPE

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billy harper(ts), everett hollins(tp),
fred hersch(p), louie "mbiki"speaks(b), horacee arnold(ds)
1979Rec/Soul Note/

1 Priestess
2 Calvary
3 Illumination

ビリー・ハーパーもまた典型的なコルトレーン派のテナー・サックス・プレイヤーです。
パワフル&エネルギッシュなノン・ストップ・パフォーマンスは好きな人にはたまりません。
直情的なストレート一本やりは強烈で最も熱いテナー・サックスを聴かせてくれます。
出自はアート・ブレイキー&ジャズ・メッセンジャーズですが印象に残っていません。
私にとってハーパーはリー・モーガンの「The Last Session」(1972/Blue Note)が良かった。

全3曲は全てハーパーのオリジナルです。
(1)「Priestess」は15分、(3)「Illumination」は20分を超す長丁場です。
今作のもう一つの聴きどころは若き日のフレッド・ハーシュ(p)にあります。
今とは違うマッコイ・タイナーばりの熱いピアノに注目しました。

ハーパーの最大の魅力は呪術的なアフリカン・リズムにあると思います。
聴いているうちにだんだんと心が熱くなってくるんですよ。
延々と繰り返される強烈なリズムはまさに音楽が持つ力を実感します。
ちなみに呪術的なアフリカン・リズムといえばナイジェリアの闘士、フェラ・クティが忘れられません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)




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