SSブログ

PAT LABARBERA & KIRK MACDONALD QUINTET / TRANE OF THOUGHT [Jazz Tener Sax]

* PAT LABARBERA & KIRK MACDONALD QUINTET / TRANE OF THOUGHT

image1336.jpg

pat labarbera(ts), kirk macdonald(ts),
brian dickinson(p), neil swainson(b), joe labarbera(ds)
2019/Cellar Live/

1 On A Misty Night (T.Dameron)
2 Village Blues
3 26-2
4 Naima
5 Impressions
6 Acknowledgement / Resolution

今作はジャケットを見た時にすぐに欲しいと思いました。
カナダのシブいテナー・サックス奏者二人のジョン・コルトレーン・トリビュート盤です。
現代のテナー奏者は誰でも一度はコルトレーンを通過していますね。
トレーンがすでに古典化しているのも確かなことです。
これからも折に触れトリビュート盤が出ると思いますがまさしくジョン・コルトレーンは不滅です。

パット・ラバーベラ(ts)、カーク・マクドナルド(ts)、ブライアン・ディッキンソン(p)、ニール・スウェインソン(b)、ジョー・ラバーベラ(ds)はまさによだれの出そうなメンバーです。
全6曲は1曲を除いて全てコルトレーンの作曲になるものです。
まずはタッド・ダメロンの名曲「On A Misty Night」からスタートしました。
徐々に熱を帯びてきてお馴染みの「ネイマ」~「インプレッションズ」~「至上の愛」で最高潮に達します。
パットもカークも純粋なコルトレーン派に比してやわらかいスタイルですがまったく違和感はありません。
ライブなのでパワフル&エネルギッシュに吹いてるけど粗くもなくピッチに乱れは感じず安定感は十分です。
実に聴き心地が良くて、むしろ私にはトレーン的ながらその端正で荒れない音色に新鮮さを感じました。
バックのリズムセクションも申し分ありません・・・3人共に大張り切りなのが伝わってきます。
特にマッコイ・タイナーを彷彿とさせるディッキンソンに注目しました。
全員が熱く突っ走る「インプレッションズ」が素晴らしい・・・私は久々に背筋がゾクゾクとしました。
コルトレーンならジャズ・ファンの誰でもが知っている・・・盛り上がるのも当然だと思いました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

EMILIE-CLAIRE BARLOW..EDDIE "LOCKJAW" DAVI.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。