SSブログ

HERBIE MANN / MEMPHIS UNDERGROUND [Jazz Flute]

* HERBIE MANN / MEMPHIS UNDERGROUND

image856.jpg

herbie mann(fl),
roy ayers(vib,per), larry coryell(g), sonny sharrock(g),,
miroslav vitous(b)(A/3), etc
1969/Atlantic/

Side A
1 Memphis Underground
2 New Orleans
3 Hold On, I'm Comin'
Side B
1 Chain Of Fools
2 Battle Hymn Of The Republic

ハービー・マン(fl)もまたクロスオーバー&フュージョン・ブームの立役者の一人です。
元々は西海岸のテナー・サックス奏者でしたがフルートを人気楽器に押し上げた功労者でもあります。
マンは大人気で1950年代後半から60年代にかけて年間3枚か4枚の作品をリリースしていた。
実際こんなに凄い人気ジャズ・マンがいたのかと思うほどです。
マンはフルート1本で長年我が道を歩いていて世界中のリズムのノリと揺れを追い求めてきました。
熱くて強烈なアフロ・キューバン・リズムやソウルフルなR&Bのリフ・サウンドにその神髄があります。

今作はマンの代表作になります、
アメリカのテネシー州メンフィスはリズム&ブルースのメッカと言われています。
メンフィスのR&Bリズム・セクションを起用しての今作品は最高のサウンドを生み出しました。
まぁね、聴いているだけで身体が揺れてくる感覚を知りたかったら絶対に聴いて欲しいです。
思い出すのが踊れるジャズ・バーでマンの曲がかかると必ず黒人の兵隊が踊り出したことです。
それがまた実にカッコ良かった。
収録曲のA/3「ホールド・オン」はお馴染みのサム&デイヴのヒット曲です。
久々に聴いたけど表題曲の「Memphis Underground」や「Chain Of Foods」のリフ・リズムには参った。
ギターのラリー・コリエルは当時25歳、ゲイリー・バートン(vib)のグループで名を上げていました。
ロイ・エアーズ(vib)は28歳、彼もまたフュージョン・シーンで活躍することになります。
意外なのはここに異彩を放つソニー・シャーロック(g)が参加していることだけど面白いです。
ハービー・マンでもう一枚なら「At The Village Gate」(1962/Atlantic)になると思います。
この中のベン・タッカー(b)作「カミン・ホーム・ベイビー」が大ヒットになりました。

先々週、先週、今週とクロスオーバー&フュージョン系の名盤3枚を紹介しました。
いずれも1969年の作品でこの年がアメリカ・ジャズ・シーンの方向性を決める分岐点になったのかも知れません。

(くつろぎ系)

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

PATSY CLINE / TRUE L..JACKIE GLEASON / MUS.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。