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EMIL HESS TRIO / YOU [Jazz Tener Sax]

* EMIL HESS TRIO / YOU

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emil hess(ts), niklas winter(g), richard huntley(ds)
2018/Abovoice/

1 Smile (C.Chaplin)
2 Katrine (E.Hess)
3 My Heart Belongs To Daddy (C.Poter)
4 Early Spring (N.Winter)
5 Double October (N.Winter)
6 Young At Heart (E.Hess)
7 Avalanche (N.Winter)
8 Turms (N.Winter)
9 Kobe (E.Hess)
10 Waiting For A Sign (E.Hess)
11 There Will Never Be Snother You (H.Warren)

大仏の顔が面白かったのでジャケ買いです。
このトリオで日本に来ていたようで渋谷駅前の交差点での3人の写真がありました。
エミール・ヘス(ts)はデンマーク出身でバークリーで学んでいます。
サックス・トリオもけっこう好きで見かけるとつい手が出てしまいます。
近年ではカナダのマイク・マーレイ(ts)・トリオが大のお気に入りでした。

全11曲はメンバーのオリジナル8曲とその他3曲の構成です。
中に「Kobe」(神戸)なんていう日本の印象を書いた曲もありました。
聴いていて感じたのはちょっとした違和感でした。
「ここにドラムスは必要だったのか?」ということです。
むしろサックスとギターのデュオだけにしてしまった方がスッキリしたと思います。
惜しいですね。

(中間系)

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HARRY ALLEN / IF EVER YOU WERE MINE [Jazz Tener Sax]

* HARRY ALLEN / IF EVER YOU WERE MINE

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harry allen(ts),
guilherne monteiro(g), jay berliner(g), ron carter(b),
grady tate(ds), joe ascione(per), sumiko fukatsu(fl)
2003/BMG/

1 Summer Samba
2 I Like You Just The Way You Are
3 La Belle Dame Sams Regrets
4 I Will Wait For You
5 If Ever You Were Mine
6 Bonita
7 Angel Eyes
8 I've Got Your Number
9 Dancing In The Dark
10 I Got Lost In His Arm
11 Tonight I Shall Sleep With A Smile On My Face
12 Only Trust Your Heart
13 Falando De Amor

私は疲れてくると「ハリー・アレン(ts)のボサノバでも聴こうか」という気分になります。
聴いていてホッとするんですね。
コーヒー・タイムにはピッタリです。
今作はボサノバ・アルバムでも上等な部類に入ると思います。
ロン・カーター(b)とグラディ・テイト(ds)という両ベテランが参加しているのでハリーの気合ノリが違います。
この二人とレコーディングするチャンスはそうはないので嬉しかったんじゃないかな。
ハリーのテナーもいつもとは違った感じがしました。
それとここは選曲がいいですね。
ビリー・ジョエルの(2)「素顔のままで」や(12)「Only Trust Your Heart」が聴けたのは良かったです。

香りの良い紅茶を入れ、心地良いソファに身を沈めて、ゆっくり音楽に耳を傾ける。
そんな貴方にピッタリの一枚。
--帯中よりの抜粋--

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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WILTON FELDER / INHERIT THE WIND [Jazz Tener Sax]

* WILTON FELDER / INHERIT THE WIND

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wilton felder(ts),
dean parks(g), arthur adams(g), roland bautista(g),
joe sample(key,synth), abraham laboriel(b), ndugu chancler(ds),
ricky lawson(ds), paulinho da costa(per), bobby womack(vo), etc
1979/MCM/

Side A
1 Inherit The Wind
2 Someday We'll All Be Free
3 Until The Morning Comes
Side B
1 Insight
2 L.A.Light
3 I've Got A Secret I'm Gonna Tell

クルセイダーズのソロ・バージョンの一枚です。
今作の主役はサックス奏者のウィルトン・フェルダーです。
ここでの目玉はボーカルのボビー・ウーマックになるになると思います。
ジョーサンプル(key)、エイボラハム・ラボリエル(b)、ンダグ・チャンクラー(ds)のリズム・セクションも魅力あります。

クルセイダーズの前身は「ザ・ジャズ・クルセイダーズ」と言いました。
当初のオリジナル・メンバーはリーダー格のスティックス・フーパー(ds)を中心に、ウェイン・ヘンダーソン(tb)、ウィルトン・フェルダー(ts)、ジョー・サンプル(p)の3人で、後にジミー・ボンド(b)が加わりました。
1976年にはジャズを取って「クルセイダーズ」に改名しています。
その時にメンバーの一人だったトロンボーンのウェイン・ヘンダーソンが離れてしまいました。
音楽の方向性が違ったということでしょうね。
最もその後も共演しているので仲が悪くなったということではなさそうです。

(くつろぎ系)

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BRANFORD MARSALIS QUARTET / ROYAL GARDEN BLUES [Jazz Tener Sax]

* BRANFORD MARSALIS QUARTET / ROYAL GARDEN BLUES

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branford marsalis(ts,ss),
ellis marsalis(p), kenny kirkland(p), larry willis(p), herbie hancock(p),
ron carter(b), charnett moffett(b), ira coleman(b),
ralph peterson(ds), jeff tain watts(ds), al foster(ds), marvin "smitty" smith(ds)
1986/CBS Columbia/

Side A
1 Swingin' At The Haven
2 Dienda
3 Strike Up The Band
4 Emanon
Side B
1 Royal Garden Blues
2 Shadows
3 The Wrath Of Tain

ブランフォード・マルサリス(ts)の初期の代表作です。
今作はビジュアルなジャケットに惑わされました。
これがワン・ホーンの純ジャズ路線とは思えなかったし、私はフュージョン盤として買いました。
でも違いました、確かに甘めのところもあるんだけれど中身はジャズです。
この豪勢なメンバーを見ると凄いとしか言いようがありませんね。
各曲でメンバーが入れ替わりますが全てワン・ホーンのカルテット編成になっています。
やはり一番はピアニストにいくでしょうか。
父親のエリス・マルサリス、早世してしまったブランフォードの盟友ケニー・カークランドも参加しています。
それにラリー・ウィリスとハービー・ハンコックだけど、特にこの頃のハンコックはまだまだ健在でした。
ブランフォードも十分に健闘していると思います。
これだけのメンバーを集めたのはそれだけ期待が大きかったということですね。

(中間系)

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GROVER WASHINGTON JR / LIVE AT THE BIJOU [Jazz Tener Sax]

* GROVER WASHINGTON JR / LIVE AT THE BIJOU

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grover washington jr(ts,ss),
john blake(elvln), leslie burrs(fl), richard steacker(g),
james simmons(key), tyrone brown(b), millard vinson(ds),
leonard gibbs(per)
1977/Kudu/

Record 1
Side A
1 On The Cusp
2 You Make Me Dance
3 Lock It In The Pocket
Side B
1 Days In Our Lives / Mr.Magic
Record 2
Side A
1 Summer Song
2 Juffure
Side B
1 Sausalito
2 Funkfoot

今作はグローバー・ワシントン・ジュニア(ts)の代表作の一枚です。
ブルース&ソウル系フュージョンの名盤でもあります。
当時のライブ盤2枚組はいかに気合が入っていたか、よく分かます。
ラルフ・マクドナルド(per)が作った「Mr.Magic」はグローバーの代名詞になっているほどの名演です。

(中間系)

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HARRY ALLEN QUARTET / For The KING OF SWING [Jazz Tener Sax]

* HARRY ALLEN QUARTET / For The KING OF SWING

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harry allen(ts),
jrossano sportielio(p), joel forbes(b), chuck riggs(ds),
2009/Swing Bros/

1 Don't Be The Way
2 Tea For Two
3 Memories Of You
4 Sing, Sing, Sing
5 Moonglow
6 Rose Room
7 Loch Lomond
8 Let's Dance
9 I Can't Give You Anything But Love, Baby
10 After You've Gone
11 Stompin' At the Savoy
12 Goodbye

ハリー・アレン(ts)のベニー・グッドマン(cl)へのトリビュート・アルバムです。
こういうスイング系を演奏させたらアレンの右に出る人はいませんね。
ボサノバを含めてホントに上手い人だと思います。
スコット・ハミルトン(ts)の登場は衝撃的だったけどアレンはジワジワと人気が出た感じです。
この二人が元気なうちはこの系統のテナー奏者は厳しいでしょうね。
到底この二人は超えられないから。
でも歴史は繰り返すので必ずまた彼らを踏襲するプレイヤーが現れてくるはずです。

(くつろぎ系)

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HARRY ALLEN QUARTET / BLUE SKIES [Jazz Tener Sax]

* HARRY ALLEN QUARTET / BLUE SKIES

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harry allen(ts),
john bunch(p), dennis irwin(b), duffy jackson(ds),
1994/John Marks Records/

1 Linger Awhile
2 I Didn't Know aWhat Time It Was
3 What Are You Doing The Rest Of Your Life ?
4 Hummin' Along
5 How Insensitive
6 Nobody Else But Me
7 Spring Will Be A Little Late This Year
8 Shine
9 Why Must You Go ?
10 Carolyn's Kitchen / Blue Skies
11 The Aeptember Of My Years

このジャケットはモノトーンのいかにも古風な感じのデザインで気に入っています。
今作はアレンが27歳時の録音になりますね。
多分この頃からハリー・アレン(ts)の実力が一般に知られてきたのではないかな。
ジョン・バンチ(p)やデニス・アーウィン(b)といったところのメンバーはシブいです。
お得意の古典的なジャズのスタンダードが聴けました。

(くつろぎ系)

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HARRY ALLEN QUARTET / SOMEONE TO LIGHT UP MY LIFE [Jazz Tener Sax]

* HARRY ALLEN QUARTET / SOMEONE TO LIGHT UP MY LIFE

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harry allen(ts),
john horler(p), pete morgan(b), oliver jackson(ds),
1991/Master Mix/

1 My Shining Hour
2 Day In Day Out
3 Here's To That Rainy Day
4 Someone To Light Up My Life
5 Like Someone In Love
6 I Wish You Love
7 April In Paris
8 I Want To Be Happy
9 I've Grown Accustomed To Your Face
10 My Romance
11 Owls Blues
12 Strike Up The Band

今私はハリー・アレン(ts)の初期の作品に興味が向いています。
アレンは1966年の12月生まれ、ワシントン州の出身です。
デビュー作は1989年の「How Long Has This Been Going On? 」(Progressive)です。
この時代での22歳のデビューは早いので若い頃から注目されていたんでしょうね。
スムーズなフレージングと安定感は確かに達者なプレイヤーだと思います。

今作は2枚目のアルバムで24歳ということになります。
自身のオリジナルの「Owls Blues」を除いては全てスタンダードのオン・パレードになっています。
この頃は柔らかにしたコールマン・ホーキンス(ts)やベン・ウェブスター(ts)のモダンなスイング・スタイルです。
明らかにスコット・ハミルトン(ts)の影響も感じられました。

(くつろぎ系)

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STANLEY TURRENTINE / BETCHA [Jazz Tener Sax]

* STANLEY TURRENTINE / BETCHA

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stanley turrentine(ts),
sonny burke(key), eddie watkins jr(elb), jeff porcaro(ds),
james gadson(ds), david t walker(elg), wah wah watson(elg),
lee ritenour(elg), charles fearing(elg), thom rotella(elg),
eddie bongo brown(per), gary coleman(vib), todd cochran(synth), etc
1979/Elektra/

Side A
1 Take Me Home
2 Love Is The Answer
3 Betcha
4 Concentrate On You
Side B
1 You
2 Hamlet (So Peaceful)
3 Long Time Gone
4 Together Again

スタンリー・タレンティン(ts)が息の長い活躍が出来たのはフレキシブルな感覚を持っていたからだと思います。
デビューは1960年のブルー・ノートの4000番台でシャーリー・スコットやジミー・スミスのオルガン奏者と共演していた。
ダークでブルージーなスタイルの持ち主で概して「ソウル・ジャズ」の括りにあったと思う。
1970年代のフュージョンにおけるタレンティンにはCTIに「Sugar」や「Cherry」のヒット盤もあります。

今作はエレクトラへの移籍第一弾でタレンティンにとっても気合の入った作品になっています。
オーケストラをバックに悠々と吹いています。

(中間系)

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HARRY ALLEN NEW YORK SEXTET / SWING BROTHERS [Jazz Tener Sax]

* HARRY ALLEN NEW YORK SEXTET / SWING BROTHERS

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harry allen(ts), scott hamilton(ts), bucky pizzarelli(g),
john bunch(p), jay leonhart(b), chuck riggs(ds)
2005/Swing Bros/

1 My Lean Baby
2 Flying Home
3 Danny Boy
4 Shiny Stockings
5 Crazy Rhythm
6 A Nightingale Sang In Berkley Square
7 The Way You Look Tonight
8 One O'clock Jump
9 Love Is Just Around The Corner
10 Cotton Tail
11 Love Light

ハリー・アレン(ts)とスコット・ハミルトン(ts)は似た者同士ということになるかな。
スコット・ハミルトンはベン・ウェブスター(ts)でハリー・アレンはスタン・ゲッツ(ts)の再来と言われています。
共に安定感、安心感があるノスタルジックなスタイルの持ち主で人気があり稀代の多作家でもあります。
何しろ色んなところにゲストで呼ばれることが多いです。
2テナー・バトルの歴史は長くてデクスター・ゴードン&ワーデル・グレイ、アル・コーン&ズート・シムズ、ジョニー・グリフィン&エディ・ロックジョー・デイビスのコンビなどが知られています。

私は疲れてくるとこの二人のアルバムを聴くことが多くなります。
やっぱり聴いていてホッとするんですよ。
こういうプレイヤーは本当に貴重だと思っています。
今作もまた題名通りのスイング感溢れる演奏が聴けました。
ほとんど打ち合わせをしていないぶっつけ本番のジャムセッション的な面白さがあります。
少々ピッチが外れてもずれても構わすにドンドンと進んで行くのはジャズの即興性そのものの楽しさです。
ここでのもう一つの目玉はバッキー・ピザレリ(g)のリズム・ギターの素晴らしさです。
これを聴くだけでも今作の価値があります。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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