SSブログ

SYMBIOSIS 5 / JAZZ GETXO [Jazz Group]

* SYMBIOSIS 5 / JAZZ GETXO

image1585.jpg

mate drippey(ts), benedek virag(g),
levente kapolcsi-szabo(p), tamas gyanyi(b), roland gabor majsai(ds)
2022/Errabal Jazz/

1 Parisian Song (M.Drippey)
2 Duckling (Recek) (R.G.Majsai)
3 Presence (Pillanat) (L.K.Szabo)
4 Balaton (R.G.Majsai)
5 Struggle (L.K.Szabo)
6 Changing (Valtozas) (L.K.Szabo)
7 Step One (L.K.Szabo)
8 Locked In A Box (Dobozba Zarva) (R.G.Majsai)

「Symbiosis 5」は初見、今作はジャケ買いです。
若手5人のクインテット編成でなんか真面目そうでカチッとした雰囲気が気になりました。

スペインのガチョ・国際ジャズフェスのグループ・コンペティションで優勝したハンガリーのグループとありました。
ブダペストのリスト・フェレンツ大学とベーラ バルトーク音楽院在学中に知り合った5人の若者によって結成されました。
彼ら5人は、同じ音楽学校の出身であるにもかかわらず、世界中のさまざまな地域に個人的および芸術的ルーツを持っており、
様々な個性がぶつかり合い、化学反応を起こし新たにユニークなサウンドとしてアウトプットされたグローバルなジャズ作品となっている。

確かに内容も多彩で面白かったです。
ヨーロッパの伝統的な民族音楽のリズムが中心ですがスイング感に溢れる王道ハードバップ演奏もありました。
何しろテナー・サックスの音色が素晴らしいです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

nice!(0)  コメント(0) 

ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS / KYOTO [Jazz Drums]

* ART BLAKEY AND THE JAZZ MESSENGERS / KYOTO

image1584.jpg

freddie hubbard(tp), wayne shoter(ts), cutis fuller(tb),
cedar walton(p), reggie workman(b), art blakey(ds)
wellington blakey(vo)
1964/Riverside/

Side A
1 The High Priest
2 Never Never Land
3 Wellington's Blues
Side B
1 Nihon Bash
2 Kyoto

「ザ・ジャズ・メッセンジャーズ」の結成は1955年、当は初アート・ブレイキー(ds)とホレス・シルバー(p)の双頭バンドでした。
1年半ほど続いたホレス・シルバー(p)とのジャズ・メッセンジャーズは56年にシルバー独立と共に終わります。
シルバーがメンバー全員を引き抜いたのでブレイキーには「ジャズ・メッセンジャーズ」の名前だけが残りました。
「コノヤロー!!」と思ったかもしれないけど両雄並び立たずはこの世の常です。
その後しばらくは、メンバーに恵まれずに低迷しますが58年に第一期黄金時代がやってきます。
ベニー・ゴルソン(ts)を音楽監督に迎えて、抜群の人気を誇るリー・モーガン(tp)とボビー・ティモンズ(p)が入団しました。
「Moanin'」はティモンズの作品、「Blues March」はゴルソンの作曲で共に大人気の曲になりました。
ファンキー・ジャズの大ヒット、日本での一大モダン・ジャズ・ブームを巻き起こしたのがまさしくこのアルバムです。
この頃ダンモ(ミュージシャンの隠語でモダン・ジャズを指す)、日本ではモダン・ジャズが一般的に聴かれていました。
特に若者に人気があった日活のアクション映画ではバック・ミュージックに必ずと言っていいほどジャズが流れていた。
故石原裕次郎氏がジャズ・ドラマーを演じた「嵐を呼ぶ男」はそんなモダン・ジャズが最先端だった時に作られた映画です。

今作はジャズ・メッセンジャーズの第二期黄金時代の作品です。
ウエイン・ショーター(ts)を音楽監督に迎え、当時の新進気鋭なショーター、フレディー・ハバード(tp)、カーティス・フラー(tb)による3管編成コンボで人気を博しました。
ピアノにはシダー・ウォルトン、ベースはレジー・ワークマンと才人揃いです。
ブレイキーは日本びいきでもあるので日本の題名が付いた作品は2枚あります。
よく知られている「UGETSU」はウォルトンの作曲でここの「KYOTO」はハバードの手になるものです。

(中間系)

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。