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HEINZ VON HERMANN QUINTET / LIVE IN L.E. [Jazz Tener Sax]

* HEINZ VON HERMANN QUINTET / LIVE IN L.E.

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heinz von hermann(ts,bs,fl), andy haderer(tp),
erwin schmidt(p), uli langthaler(b), bruno castellucci(ds)
1998/Mons/

1 The Healer
2 Little Peace
3 Samba For Carmen
4 KaThie's Garden.
5 Blues For Ulla
6 Groovin' On Dr.John
7 Triolypso
8 Ground Blues

楽しそうなジャケットを見て手が伸びました。
ストレートなハードバップ・ジャズをリラックスして演奏しているライブ盤です。
私が思う何となくドイツ盤は硬いというイメージが狂いました。
ヘインツ・ヴォン・ヘルマン(ts)は初見、かなりのベテランですね。
ジェリー・マリガン(bs)やショーティ・ロジャース(tp)といったウエスト・コースト・ジャズに造詣が深い。
トランペット&サックスのフロント2管はジャズの王道クインテットです。

(中間系)

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SEBASTIEN JARROUSSE QUARTET / ATTRACTION [Jazz Tener Sax]

* SEBASTIEN JARROUSSE QUARTET / ATTRACTION

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sebastien jarrousse(ts,ss),
pierre-alain goualch(p), mauro gargand(b), antoine banville(ds),
guest: fellinda(vo), sebastien llado(tb), gaetano partipild(as)
2019/A.MA Records/

1 Bonhomme De Chemin
2 Reflexion
3 Mistery
4 Widows Bar
5 Attraction
6 Choral At Ten
7 Kirk's Land
8 Le Grand Secret
9 Ballade Pour Daphne

セバスチャン・ジャルース(ts)は初見、フランスのブルターニュ出身の48歳です。
聴くとすぐに分かりますが実にカッチリとしたジャズを演奏しています。
演奏者というより作曲家、編曲者、指揮者としての魅力が大きいと思いました。

全9曲は全てジャルース自身のオリジナルです。
曲想も豊かでリズムも多彩、よく考えられた構成になっていると思います。
コンダクターの指示に応じるメンバーも熟練の腕前なので完成度も高いです。
一枚のCDが一つの作品になっているようで流れるように聴くことが出来ました。
やっぱりアレンジが素晴しいですね。
作編曲重視、この傾向のジャズ作品は久し振りに聴いたような気がする。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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DOUG WEBB QUARTET / BACK EAST [Jazz Tener Sax]

* DOUG WEBB QUARTET / BACK EAST

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doug webb(ts),
peter zak(p), ben wolfe(b), rudy royston(ds)
2015/Posi-Tone/

1 Back East
2 Sally's Song
3 Spiral
4 RDW Esq.
5 Vivo Sonhando
6 254 Weat 82nd
7 Dreamsville
8 Stanley
9 Down East
10 Mr. Green
11 If Ever I Would Leave You
12 Snicker's Lament
13 Old Times

ちょっと前に紹介したダグ・ウエッブ(ts)が良かったのでもう一枚聴いてみようと思いました。
ウエッブはオーソドックスなスタイルなので聴き易いです。
もちろん凝ったジャズもいいんだけれどストレートなジャズには癒し効果があります。
ただ聴き易いだけではどうもですがウエッブには硬い部分もあるので案配がいいです。
今回はベーシストがドゥエイン・バーノからベン・ウルフに替わっています。
面白いのはジャケット写真の印象がまるで違うことでした。
とても同じ人とは思えません。

(中間系)

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GIOVANNI MASIERO QUARTET / ROUND 6 [Jazz Tener Sax]

* GIOVANNI MASIERO QUARTET / ROUND 6

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giovanni masiero(ts),
dario zennaro(g), nicola dal bo(org), marco carlesso(ds),
guest: francesca bertazzo hart(vo)(6), francesco minutello(tp)(7)
2022/Caligola Records/

1 Major Funk (G.Masiero)
2 Frank's Bike (G.Masiero)
3 Round 6 (G.Masiero)
4 Rusty Saxphone (G.Masiero)
5 Black Hole Sun (C.Cornell)
6 Maybe The Last Time (G.Masiero/F.Bertazzo)
7 Blue Note On My Mind (G.Masiero)
8 My Delight (N.Dal Bo)
9 U.K. (D.Zennaro)

ジョヴァンニ・マシエロ(ts)は初見、イタリア盤です。
今作に手が伸びたのはバックがオーソドックスなオルガン・トリオだったからです。
ブルージー&グルービーなジャズが聴けると思いました。
キャリアは長いけど今作が初リーダー・アルバムのようで満を持しての登場になりました。

全9曲は自身のオリジナル6曲とその他3曲の構成です。
表題曲の(3)「Round 6」はボクシングの実況が入ったりして思い入れを感じました。
ボクサー同士の打ち合いを想像させるフリーの展開もありました。
ボサノバ調のヴォーカルやトランペットが加わったり曲想は多彩で飽きさせません。
マシエロの音楽性が全て出た作品だと思います。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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GUY LAFITTE QUARTET / THE THINGS WE DID LAST SUMMER [Jazz Tener Sax]

* GUY LAFITTE QUARTET / THE THINGS WE DID LAST SUMMER

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guy lafitte(ts).
jacky terrasson(p), pierre boussaguet(b), al levitt(ds)
1990/Black & Blue/

1 The Things We Do Last Summer
2 Aweet Lorraine
3 Stephane's Song
4 La Fete Au Village
5 Sweet And Lovely
6 Tinto Time
7 Boudouche
8 God Bless The Child
9 Sixteen Years Later, Your Eyes
10 On The Trail

今週はガイ・ラフィット(ts)のオーソドックスなスタンダード作品集を聴いていました。
ラフィットはフランスのテナー・サックス奏者でベン・ウェブスター系として知られています。
そのゆったりとしたスタイルは安定感と安心感があって癒されます。
ここでは当時新進気鋭の若手ピアニストだったジャッキー・テラソンにも注目です。

(中間系)

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HAL SINGER QUINTET / CHALLENGE [Jazz Tener Sax]

* HAL SINGER QUINTET / CHALLENGE

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hal singer(ts), david murray(ts),
lafayette gilchrist(p), jaribu shahid(b), hamid drake(ds),
rasul siddik(tp)(3,6)
2010/Marge 47

1 Challenge
2 Hamid's Time
3 Hong Kong Nights
4 I Thought About You
5 Long March To Freedom
6 Stressology
7 Dreams Of Dream
8 About The Children

たまにはゴリゴリのブラック・ソウル・ジャズを聴きたいということで選んでみました。
レジェンドのハル・シンガー(ts)とデヴィッド・マレイ(ts)の共演盤です。
収録時ハル・シンガーは90歳、デヴィッド・マレイは55歳でした。
シンガーは90代まで現役でプレイして100歳まで生きたので凄いです。
マレイは私がこのホーム・ページを始めた頃、ジャズ仲間で大人気だったのを思い出しました。
出自はフリー系だけどやはりワールド・サクソフォン・カルテットのイメージが強いかな。

(中間系)

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JESPER THILO QUARTET / LIVE AT JAZZCUP [Jazz Tener Sax]

* JESPER THILO QUARTET / LIVE AT JAZZCUP

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jesper thilo(ts),
soren kristiansen(p), daniel franck(b), frands rifbjerg(ds)
2022/Stunt/

1 Oh Gee (M.Gee)
2 Body And Soul (J.Green)
3 Just Friend (J.Klenner)
4 If I Had You (T.Shapiro)
5 Blue 'N' Boogie (D.Giliespie)
6 Sweets To The Sweet (H.Rasmussen)
7 Tenderly (W.Gross)
8 I Remember April (G.D.Paul)
9 Memories Of You (E.Blake)
10 Like Someone In Love (J.V.Heusen)
11 Stardust (H.Carmichael)
12 Lester Leaps In(L.Young)/Montmartre Blues (O.Pettiford)

イェスパー・シロの珍しい名前を見つけたので手が伸びました。
シロはデンマークを代表するテナー・サックス奏者でオーソドックスなスタイルを持っています。
今作は80歳を記念してのライブ作品になっています。
ピアノのソーレン・クリスチャンセンとの付き合いは長く気心が知れています。

全12曲は全て良く知られたスタンダードの名曲で占められています。
聴いてみるとまぁ~驚きの演奏が詰まっていました。
とても80際の演奏とは思えませんよ。
以前は80歳を超えたらとても聴けなかったけど最近はイメージが変わってきています。
元気な人が多くなってきました。
テナー奏者の作品では(12)でレスター・ヤングを取り上げています。
ここいら辺がシロのルーツなのかもしれませんね。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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DOUG WEBB QUARTET / ANOTHER SCENE [Jazz Tener Sax]

* DOUG WEBB QUARTET / ANOTHER SCENE

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doug webb(ts),
peter zak(p), dwayne burno(b), rudy royston(ds)
2013/Posi-Tone/

1 Mr.Milo
2 Open For Art
3 Smatter
4 Southern Scene
5 Another Step
6 Double Rainbow
7 Eulogy
8 Rhythm With Rudy
9 What Is There To Say
10 Verdi Variations
11 Bird Song
12 Only Trust Your Heart

ダグ・ウエッブはオーソドックスなテナー・サックス奏者です。
テナーというとコールマン・ホーキンス&レスター・ヤングとソニー・ロリンズ&ジョン・コルトレーンが定番。
現代のサックス奏者はいずれもこのラインを通り過ぎてきています。
ダグ・ウエッブも例外ではなくてストレートで聴き易いのが特徴です。
ここでは(4)でデイヴ・ブルーベック(p)を(12)でベニー・カーター(as)を取り上げています。
なお、ピアノのピーター・ザックも名手です。

(中間系)

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EERO KOIVISTOINEN QUARTET / DIVERSITY [Jazz Tener Sax]

* EERO KOIVISTOINEN QUARTET / DIVERSITY

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eero koivistoinen(ts),
alexi tuomarila(p), jori huhtala(b), jussi lehtonen(ds)
2022/Svart Jazz/

1 Diversity
2 Hokum
3 Stemmer
4 Played Twice (T.Monk)
5 Hear Hear
6 Body Language
7 Kelo
8 Casa De Ferro

イーロ・コイヴィストイネン(ts)は初見、フィンランド盤です。
今作は予想よりずっと良かったです。
というのもジョン・コルトレーン・カルテットをそのまま踏襲しているからです。
1960年代のジャズが好きならもう堪らないと思いますよ。
気分爽快、気持が良いです。

全8曲は1曲(モンク作)を除いて全て自身のオリジナルです。
1曲目「Diversity」はコルトレーンそのものと見違えるような演奏をしています。
名曲「至上の愛」的風味がしました。
8曲目の「Casa De Ferro」はスピード感満点、超高速の演奏で実にカッコ良かった。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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NOAH PREMINGER TRIO / SKY CONTINUOUS [Jazz Tener Sax]

* NOAH PREMINGER TRIO / SKY CONTINUOUS

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noah preminger(ts), kim cass(b), bill stewart(ds)
2022/ Criss Cross/

1 Etgop
2 High Or Booze
3 The Late 90's
4 Iris
5 You'll Never Win
6 Armor
7 Sky Continuous
8 Jamz
9 Little Melonae

今作は910さんが去年のベスト3に上げていました。
現代のサックス奏者のコード楽器レスのトリオはどんなもんか?
聴いてみたくなりました。

全9曲は自身のオリジナル8曲とその他1曲の構成です。
その他の1曲はジャッキー・マクリーン(as)の名曲(9)「Little Melonae」です。
その1曲を入れただけで挑戦的だ思いました。
マクリーンは超名盤「レット・フリーダム・リング」で過去からの決別を決めました。
ノア・プレミンガー(ts)にとっても試金石になる1作になるかもしれませんね。
プレミンガーは多弁で言いたいことは全て吐き出す感じがしました。
でも決してむずかしいわけではなくてストレートに伝えようとしています。
好対象になった先週の山口真文(ts)トリオとの対比も面白かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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