SSブログ

CHAMPIAN FULTON & CORY WEEDS / CDREAM A LITTLE... [Jazz Duo]

* CHAMPIAN FULTON & CORY WEEDS / DREAM A LITTLE...

image1365.jpg

champian fulton(p,vo), cory weeds(as)
2019/Cellar Live/

1 Dream A Little Dream Of Me... (W.Schwandt/G.Kahn)
2 Fly Me To The Moon (B.Howard)
3 Lullaby For Art (C.Fulton)
4 Darn That Dream (J.Van Heusen/E.Delange)
5 Pennies From Heaven (S.Johnston/J.burke)
6 Once I Had A Secret Love (S.Fain/P.Webster)
7 I Thought About You (J.Van Heusen/J.Mercer)
8 Tangerine (V.Schertzinger)
9 I'd Give A Dollar For A Dime (A.Razaf/E.Blake)
10 Save Your Love For Me (B.Johnson)

先週、シャンピアン・フルトン(p,vo)の作品をもっと聴いてみたいと言いました。
入手困難なアルバムが多くて驚いたけどそれだけ人気があるということでしょうか。
今作は最新の録音で34歳の時、先週は27歳時の録音でした。
フルトンはキャリアを積み重ねて少しずつ自己の個性を確立しつつありました。
同時にこれは自身の表現方法の構築で原曲を自在に崩すことに繋がります。
底辺に流れるR&B感覚・・・ある種の粘っこさが出てきているのがどうか?
聴く人に崩し方の好みが出るのもこの頃だと思います。
全10曲は自作の1曲を除いてスタンダード作品集です。
デュオの相手のコリー・ウィーズ(as)は「Cellar Live」のオーナーですね。
ジャッキー・マクリーン派のアルト・サックス奏者で鋭角で尖がった音色が特徴です。
じっくりと落ち着いて聴いていられるストレートなジャズ・ライブ盤ではありました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

nice!(0)  コメント(0) 

RALPH MACDNALD / THE PATH [Percussion]

* RALPH MACDNALD / THE PATH

image877.jpg

ralph macdnald(per),
eric gale(g), richard tee(p), chuck rainey(b), rick marotta(ds),
steve gadd(ds), bob james(synth), mike brecker(ts),
randy brecker(tp), barry rogers(tb), david sanborn(as),
toots thielemans(hca), grover washington(ts), david friedman(vib), etc
1978/T.K/

Side A
1 The Path part1
2 The Path part2
3 The Path part3
Side B
1 Smoke Rings And Wine
2 I Cross My Heart
3 I Feels So Good
4 If I'm Still Around Tomorrow

フュージョン・シーンはまたドラムスやパーカッションのリズム改革をもたらしました。
それがスティーヴ・ガッド(ds)であり、今作のラルフ・マクドナルド(per)です。
両者共に大人気だったのであちこちのフュージョン盤に引っ張りだこになりました。
それはそれでどこを切ってもリズムが同じ金太郎飴的になってしまったわけだけど。
マクドナルドの人脈を示すミュージシャンが並んでいます。
リズムセクションにボブ・ジェームス(p)、エリック・ゲイル(g)、リチャード・ティー(p)、スティーヴ・ガッド(ds)、ホーンセクションにはマイケル・ブレッカー(ts)、デヴィッド・サンボーン(as)、ランディ・ブレッカー(tp)、その他グローバー・ワシントン(ts)やトゥーツ・シールマンス(hca)などの名前が見えます。

今作はマクドナルドの代表作になると思います。
表題曲の「Path」は3部作で黒人音楽のリズムのルーツを探るという組曲になっています。
当時テレビ・ドラマで黒人奴隷3代を探る「ルーツ」が大ヒットしたのでその影響だと思います。
最初は色んなものを叩いてリズムを出していて次にスティール・ドラムが出てくる。
ようやくピアノやホーン・セクションが現れてくるのはパート3になります。
アフリカやカリブ海の音楽、カリプソやサルサ、サンバといったリズムが次々に出て来ます。
今作は1970年代を象徴するブラック・ミュージックを表現した一枚だと言えます。

(中間系)

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。