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GENE JACKSON TRIO / POWER OF LOVE [Jazz Drums]

* GENE JACKSON TRIO / POWER OF LOVE

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gene jackson(ds), gabriel guerrero(p), carlo de rosa(b)
2018/Agate/

1 I Love You (C.Porter)
2 Great River (G,Jackson)
3 Peaceful Tremor (C.D.Rosa)
4 Lighting (G.Guerrero)
5 Played Twice(T.Monk)
6 Land Of The Free (G.Guerrero)
7 Neptune (C.D.Rosa)
8 Ugly Beauty (T.Monk)
9 Before Then (G,Jackson)
10 Lapso (G.Guerrero)

ジーン・ジャクソン(ds)の初リーダー・アルバムを買ってみました。
ジャクソンのキャリアからすると意外というか遅すぎる初リーダー・アルバムではありますね。
ジーン・ジャクソンは日本在住のドラマーでライブ・ハウスのスケジュールでも見かけることが多いです。
私も何度か見る機会がありました。
ジャクソンは1961年生まれ、バークリー出身でハービー・ハンコック(p)のグループ入りで知られるようになりました。
ハンコックに選ばれたようにその実力は高く評価されています。

全10曲は自身のオリジナルが2曲とメンバーのオリジナル5曲、その他3曲の構成です。
メンバーに選んだのはガブリエル・ゲレロ(p)とカルロ・デ・ローザ(b)のラテン系の二人です。
ゲレロはコロンビア出身のピアニストで新感覚を持っています。
ここでも刺激的な演奏を繰り広げていて中々に魅力的なピアニストです。
今作ではセロニアス・モンク(p)が2曲取り上げているのが興味深かったです。
ジャクソンが意図したものは何か?
つまりジャクソンが目指したのはラテン・ピアノ・トリオによるモンク・サウンドだったと思います。
ジャクソンのドラミングもさることながらゲレロのピアノが印象に残る作品です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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JIM ROTONDI QUINTET / JIM'S BOP [Jazz Trumpet]

* JIM ROTONDI QUINTET / JIM'S BOP

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jim rotondi(tp), eric alexander(ts),
harold mabern(p), john webber(b), joe farnsworth(ds)
1997/Criss Cross/

1 King Of The Hill
2 Last Call
3 El Patito
4 We'll Be Together Again
5 All Or Nothing All
6 Moonrays
7 You Are The Sunshine Of My Life
8 Jim's Bop

先週ジョー・マグナレリ(tp)を聴いたので似た感じのジム・ロトンディ(tp)も聴きたくなりました。
マグナレリが1960年生まれならロトンディは1962年生まれで年齢もほとんど変わりません。
ロトンディはエリック・アレキサンダー(ts)の盟友で「ワン・フォー・オール」の一員でもあります。
エリック大好きな私は聴く機会も数多くありました。

さて今作はロトンディが35歳時の録音です。
全8曲は自身やメンバーのオリジナル4曲とその他4曲の構成です。
共演のメンバーはそのまま当時の「エリック・アレキサンダー・カルテット」ですね。
エリックも30歳を迎えたばかりでフロント2管は若さに溢れ音色は切れ味鋭く勢いがあります。
ベテランのハロルド・メイバーン(p)はトリオでは情緒的に今ひとつですがこういった場面にはピッタリきます。
強力なタッチで共演者を煽りに煽っています。

演奏ではその他の4曲に注目しました。
(4)「We'll Be Together Again」はスロー・バラード、(5)「All Or Nothing All」はアップ・テンポで演奏されています。
ホレス・シルバー(p)の(6)「Moonrays」は名曲、スティービー・ワンダーの(7)「You Are The Sunshine Of My Life」も楽しかったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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