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DOUG WEBB QUINTET / FAST FRIENDS [Jazz Tener Sax]

* DOUG WEBB QUINTET / FAST FRIENDS

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doug webb(ts), michael dease(tb),
michel forman(p), chris colangelo(b), roy mccurdy(ds)
2018/Posi-Tone/

1 Last Trane To Georgia (D.Webb)
2 Friends Again (L.Morgan)
3 High Groove, Low Feedback (H.Mobley)
4 Surfing The Webb (D.Webb)
5 Ah-Leu-Cha (C.Parker)
6 Dease Things (D.Webb)
7 Dream Stepper (L.Konitz)
8 A Night In Tunisia (D.Gillespie)
9 Dig Doug (M.Dease)
10 The Things We Did Last Summer (J.Styne)
11 Nopolo (D.Webb)

ダグ・ウエッブ(ts)のリーダー作を買うのは2枚目です。
今作はトロンボーン奏者のマイケル・ディーズとにフロント2管に惹かれました。
あとロイ・マッカーディ(ds)にも注目しました。
ご存知キャノンボール・アダレイ・クインテットのドラマーです。
もう80歳を過ぎていますが元気な演奏を聴かせてくれました。

全11曲は自身のオリジナル4曲、ディーズ1曲、その他6曲の構成です。
リー・モーガン(tp)、ハンク・モブリー(ts)、チャーリー・パーカー(as)、リー・コニッツ(as)、ディジー・ガレスピー(tp)のモダン・ジャズ曲とスタンダードが1曲入っています。
選曲からウエッブはストレートなハード・バップ・サウンドを目指しているのがよく分かります。
ただ安定感はあるけれど突き抜けるところがないのでいまひとつ物足りないところが残りました。
辛くも甘くもなく中途半端な味になっています。
そんな中でベストはディーズのトロンボーンが光る(8)「A Night In Tunisia」でした。
このグループは地味系なので思いっきりアップ・テンポで派手な曲が合うと思います。

(中間系)

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SIMONE WITH ROMANTIC JAZZ TRIO / ROMANCE [Jazz Vocal]

* SIMONE WITH ROMANTIC JAZZ TRIO / ROMANCE

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simone(vo),
john di martino(p), george mraz(b), tim horner(ds),
eric alexander(ts)(3,4,9)
2004/Venus/

1 How Do You Keep The Music Playing
2 A Blossom Fell
3 We Kiss In A Shadow
4 Calling You
5 Whatever Happens
6 Exactly Like You
7 Someone To Light Up My Life
8 A Time For Love
9 Where Or When
10 Just Squeeze Me
11 Whateve Happens (reprise)

シモーネ(vo)のヴィーナス・レーベル2枚目のアルバムです。
共演はジョン・ディ・マルティーノ・トリオと3曲にエリック・アレキサンダー(ts)が参加しています。
声質はちょっとかすれたセクシーな感じでその歌声は心に沁みます。
前作では息継ぎが気になったのでこちらの方が数段良いと思います。

全10曲は全てスタンダードで占められています。
エリックは(3)、(4)、(9)に参加してますが、やはりサックスが入るとひと味違います。
(7)「Someone To Light Up My Life」と(8)「A Time For Love」のバラードが聴きどころ。
また(6)「Exactly Like You」や(10)「Just Squeeze Me」のスロー・テンポが新鮮でした。
普通は軽快なテンポで歌われることが多いから。
ベストはホリー・コールの歌でヒットした(4)「Calling You」です。
ホリーとはまったく違う雰囲気を持っていて面白かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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STEFANO BOLLANI TRIO / BLACK AND TAN FANTASY [Jazz Piano]

* STEFANO BOLLANI TRIO / BLACK AND TAN FANTASY

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stefano bollani(p), ares tavolazzi(b), aslter paoli(ds)
2002/Venus/

1 Just One Of Those Things
2 Black And Ta Fantasy
3 Day Dream
4 I'm Thru With Love
5 It's Always You
6 It's You Or No One
7 La Ultima Noche
8 Flower Is A Lovesome Thing
9 The Sophisticated Lady

イタリア出身のステファノ・ボラニもまた硬派なピアニストです。
中々にユニークな展開力の持ち主でオリジナリティーを感じます。
力強いタッチと切れ味の鋭さを兼ね備えているので好きなピアニストの一人です。

全9曲は全てスタンダードで占められています。
スタンダード演奏でも曲想豊かでアプローチが新鮮です。
ここはボラニのレギュラー・トリオということもあって縦横無尽に展開しています。
甘さは控えめのスリリングな演奏が聴けました。
(1)「Just One Of Those Things」は好きな曲でヴォーカル・ライブではリクエストすることがありますよ。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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