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HARRY ALLEN QUARTET / FRENCH LULLABY [Jazz Tener Sax]

* HARRY ALLEN QUARTET / FRENCH LULLABY

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harry allen(ts),
jacob fischer(g), hans backenroth(b), kristian leth(ds)
2018/Venus/

1 I Will Wait For You (M.Legrand)
2 La Mer (C.Trenet)
3 C'est Si Bon (H.Betti)
4 THe Summer Knows (M.Legrand)
5 Chateau En Suede (Senechal)
6 Autumn Leaves (J.Kosma)
7 C'est Magnifigue (C.Porter)
8 My Way (C.Francois/J.Revaux)
9 LA Vie En Rose (L.Guglielmi/Louiguy)
10 I Love Paris (C.Porter)
11 I Wish You Love (C.Trenet)
12 What Are You Doing THe Rest Of Your Life (M.Legrand)

エリック・アレキサンダー(ts)を聴くとなぜかハリー・アレン(ts)が聴きたくなります。
私にとってはエリックとハリーは一対のような気がします。
手持ちのCDもエリック同様に多いです。

全12曲、ハリー・アレンの新作はフランスにちなんだ名曲を演奏したものになりました。
ハリーにとっては何度も演奏してきた馴染みのある曲ばかりだと思います。
緊張感ゼロの手慣れた感じで安定感は十分、貫禄の一枚になっています。
ハリーのテナーは本当に上手いと思うけどあんまり同楽器での共演はないですね。
相性の良さそうなスコット・ハミルトン(ts)との共演盤を聴いたことがあるだけかな。
ギター入りカルテットではジョー・コーン(g)とのコンビが知られています。

今回のギタリストがヤコブ・フィッシャーというのが新味です。
フィッシャーはデンマークを代表するギタリストでアコースティック・ギターが美しい。
あと面白いのがユニークな歌舞伎のジャケットだと思います。
これは海外で人気になるんじゃないかな。

(くつろぎ系)

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JOHN TROPEA / A SIMPLE WAY TO SAY "I LOVE YOU" [Jazz Guitar]

* JOHN TROPEA / A SIMPLE WAY TO SAY "I LOVE YOU"

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john tropea(g), will lee(b), ralph macdonald(per),
ricky peterson(key)、steve gadd(ds), lalah hathaway(vo), etc
1997/San Tropea/

1 The Messengers
2 Trope'a Dope
3 Change The World
4 Side Show
5 Funky Duck
6 Cain't Dance
7 A Simple Way To Say I Love You
8 Willy T
9 I Want You
10 The Beauty In You

ジョン・トロペイもフュージョン・シーンの人気ギタリストでした。
今作は12年振りのリーダー作ということと印象的なジャケットで話題になりました。
ウィル・リー(b)、ラルフ・マクドナルド(per)、リッキー・ピーターソン(key)、スティーヴ・ガッド(ds)、トム・スコット(sax)、ジョージ・ヤング(sax)、レイラ・ハサウェイ(vo)の名前が見えます。

全10曲は自身のオリジナル6曲とその他4曲の構成です。
マーヴィン・ゲイで大ヒットした(9)「I Want You」は官能的な曲で好きだったです。
ゴキゲンなフュージョン・サウンドなので昼下がりのコーヒー・タイムに聴きたい。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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PAUL BLEY QUARTET / SPEACHLESS [Jazz Piano]

* PAUL BLEY QUARTET / SPEACHLESS

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paul bley(p),
rich perry(ts), jay anderson(b), victor lewis(ds)
1994Rec/SteepleChase/

1 Dropped Stitch
2 Crystal Ball
3 In Walked Bud
4 Speachless
5 Love
6 Past Tense
7 Beau Didley
8 Love Is
9 Shorthand

2ヶ月ほど前にポール・ブレイ・トリオを紹介したので今度はワン・ホーン入りのカルテットです。
前回のメンバーはポール・ブレイ(p)、ロン・マクルーア(b)、ビリー・ハート(ds)でした。
今回はポール・プレイ(p)、ジェイ・アンダーソン(b)、ヴィクター・ルイス(ds)、リッチ・ペリー(ts)です。
テナー・サックス奏者のリッチ・ペリーはスティープル・チェースの看板プレイヤーの一人です。
1990年代から多くの作品をリリースしています。

全9曲中8曲はブレイのオリジナルで残りの1曲はセロニアス・モンクの(3)です。
聴いていて驚いたのはリッチ・ペリーの演奏です。
ブレイのフリー・フォームなピアノにもまったく遜色ない対応でさすがの実力だと思いました。
1曲目なんかまるでマル・ウォルドロン(p)とエリック・ドルフィ(as)を聴いているようでした。
全部オリジナルだときつかったけどモンクの「In Walked Bud」があって良かったです。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(まじめ系)

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