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JIM SNIDERO QUARTET / STRINGS [Jazz Alto Sax]

* JIM SNIDERO QUARTET / STRINGS

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jim snidero(as,fl),
renee rosnes(p), paul gill(b), billy drummond(ds),
with strings
2021/Savant/

1 Slipping Away
2 River Suite, Pt 1 Dawn
3 River Suite, Pt 2 On The Bank
4 River Suite, Pt 3 Torrent
5 Theme For Ernie (F.Lacey)
6 Forever Gone
7 Ventura
8 It's The Talk Of The Town (J.Livingston/M.Symes/A.J.Neiburg)

管楽器奏者はある程度の年齢になったり自信が付くとストリングスをバックに吹きたくなるようです。
それはそうだよね、一度はやってみたくなる気持は分かります。
ただ自分の実力がそのまま見えてしまうのでそう簡単には出来ません。
ジム・スナイデロ(as)が挑戦しました。

全8曲は自身のオリジナル6曲とその他2曲の構成です。
その内の(2)、(3)、(4)は組曲になっていてここが最大の聴きどころになっています。
(2)でしっとりと入って(3)はフルート演奏で(4)でスピード感に溢れ全体が弾けてきます。
キャノンボール・アダレイも真っ青の技巧的には十分で音色も綺麗だし健闘しているとは思います。
ただもうひとつガツンと訴えるものがないのが残念でした。
大人しい優等生的というか、安定感、安心感はあるけれどやや一本調子という印象を持ちました。

(中間系)

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TETE MONTOLIU TRIO / CATALONIAN RHAPSODY [Jazz Piano]

* TETE MONTOLIU TRIO / CATALONIAN RHAPSODY

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tete montoliu(p),
hein van de geyn(b), idris muhammad(ds)
1992/Venus/

1 The Lady From Aragon
2 Catalonian National Anthem
3 Three Young Ladies
4 The Singing Of The Birds
5 Song Of The Robber
6 Words Of Love
7 Don't Smoke Anymore
8 My Street

ここまでテテ・モントリュー(p)を集中的に聴いてきました。
テテ・モントリュー・トリオをもう1枚紹介しておこうと思います。
1992年スペイン・バロセロナ録音、日本の「Venus」レーベルからリリースされました。
テテの魅力はやはり圧倒的なドライブ感とエネルギッシュな演奏に尽きます。
特徴的だったのはその強烈なピアノに見合う強力なベーシストを起用していることでした。
ジョージ・ムラツ、ニールス‐へニング・オルステッド・ペデルセン、ヘイン・ヴァン・デ・グウィン。
いずれもヨーロッパを代表するベーシストでテクニックと強靭なベースプレイは申し分ありません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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DAVID MATTHEWS ORCHESTRA / DELTA LADY [Jazz Piano]

* DAVID MATTHEWS ORCHESTRA / DELTA LADY

image949.jpg

david matthews(elp,arr,cond),
earl klugh(g), george young(ts,fl), david toffani(ss,fl),
ronnie cuber(bs,fl), sam burtis(tb), joe sheppley(tp),
burt collins(tp), tony price(tuba), fred griffin(french horn),
paul metsky(elg), gordy johnson(elb), jim madison(ds), dave charles(per)
1980/Electric Bird/

Side A
1 Funky Turkey
2 If
3 Gosman's Gazebo
4 Spanish Heat
Side B
1 Mato Grosso
2 Rolling Song
3 Westlake Drive
4 Delta Lady

フュージョン・シーンのピアニスト&作編曲者の代表格はボブ・ジェイムスとデイヴ・グルーシンあたりになると思います。
ちょっと遅れて出て来たのが今作のデヴィッド・マシューズ(p,arr,cond)です。
大の親日家で今作も日本のキングの「Electric Bird」レーベルから出しています。
マシューズといえばMJQ(マンハッタン・ジャズ・クインテット)やマンハッタン・ジャズ・オーケストラで知られています。
才能に溢れていて時代の流れに敏感で2010年代まで活躍していたので息の長いプレイヤーです。

(くつろぎ系)

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