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DIEGO GARBIN QUINTET / REFUGIO [Jazz Trumpet]

* DIEGO GARBIN QUINTET / REFUGIO

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diego garbin(tp,fgh), do de carvalho(ts,fl),
salomao soares(p), jackson silva(b), paulo almeida(ds)
2018/Blaxtream/

1 Revoar
2 Refugio
3 Tonin Da Jose
4 Rebuscando
5 Morro Da Urca
6 Pro Mala
7 Popzera
8 Bossa Nonna
9 De Ultima Hora

ディエゴ・ガービン(tp)は初見、先週に引き続いて最近のラテン・ジャズ・サウンズを聴きました。
トランペット&テナー・サックスのフロント2管にピアノ・トリオのクインテット編成です。
この組み合わせはジャズ王道なので聴いてみたいと思いました。

全9曲は全て自身のオリジナルで占められていました。
音が出た途端、まず感じたのは「上手いなぁ~」です。
トランペットの音色が実にクリアでまったく濁りが感じられなかった。
テナー・サックスしかり、ピアノもしかり、余りに洗練された演奏なので驚いてしまいました。
まとまり良く調和が取れている・・・曲想豊かなアレンジとアンサンブルが素晴らしいです。
ギターレスのコンテンポラリーなラテン・ジャズ・グループとはこんなに凄いのか。
ブラジルの若手クインテットの実力に圧倒された一枚です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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TEDDY EDWARDS & HOUSTON PERSON QUINTET / CLOSEENCOUNTERS [Jazz Tener Sax]

* TEDDY EDWARDS & HOUSTON PERSON QUINTET / CLOSEENCOUNTERS

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teddy edwards(ts), houston person(ts),
stan hope(p), ray drummond(b), kenny washington(ds)
1999/HighNote/

1 Twisted
2 Blue And Sentimental
3 Pennies From Heaven
4 Night Train
5 I Don't Stand A Ghost Of A Chance
6 The Breeze And I
7 Little Girl Blue

テディ・エドワーズとヒューストン・パーソンのベテラン・テナー・マン共演の作品です。
テディ・エドワーズは西海岸を中心に活躍していました。
一時期クリフォード・ブラウン(tp)&マックス・ローチ(ds)の名コンボに在籍したこともあります。
1924年生まれ2003年に78歳で亡くなっています。
テディの音色はソフトで明るくあっさりタイプです。
ヒューストン・パーソンは1934年生まれなのでテディより10歳若いです。
こちらは84歳で未だ現役なのでジャズ怪物の一人になりますね。
パーソンは本来ソウル色が強かったですがソフトなムード路線に転換して成功しました。
現在はHighNoteレーベルの看板テナー奏者でプロデューサーも兼任しています。

そんな二人のテナー・プレイが満喫できるアルバムで徳用盤です。
特に(7)「Little Girl Blue」が聴きどころで、二人のバラード奏法を聴いて欲しい。
(3)「Pennies From Heaven」の絶妙なノリにも注目しました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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REUBEN WILSON QUINTET / SET US FREE [Jazz Organ]

* REUBEN WILSON QUINTET / SET US FREE

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reuben wilson(org), jerome richardson(ts,ss),
david spinozza(g), richard davis(b), jimmy johnson(ds),
etc
1971Rec/Blue Note/

1 Set Us Free
2 We're In Love.
3 Sho-Nuff Mellow
4 Mr. Big Stuff
5 Right On With This Mess
6 Mercy, Mercy Me
7 Tom's Thumb

先週に引き続きリューベン・ウィルソン(org)の作品です。
5枚あるブルーノートの最後のアルバムです。
この時期になると時代はフュージョン・シーンに移っています。
8ビート、パーカッションやバック・コーラスが入った軽快でメローなサウンドになっています。
ジェローム・リチャードソン(sax)やリチャード・デイヴィスのエレキ・ベースが聴かれるのも時代の流れです。
逆にデヴィッド・スピノザは時代にマッチしたギタリストであちこちで名前を見かけることになりました。
リューベン・ウィルソンのコンポーザーとしての実力がうかがえる作品になっています。

(くつろぎ系)

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