SSブログ

DONALD EDWARDS QUINTET / THE COLOR OF US SUITE [Jazz Drums]

* DONALD EDWARDS QUINTET / THE COLOR OF US SUITE

image1386.jpg

donald edwards(ds), anthony wonsey(p), ben wolfe(b),
david gilmore(g), abraham burton(ts),
sophia edwards(vo)(1), frank lacy(vo)(2,8)
2021/Criss Cross/

1 Little Hope
2 Red
3 White
4 Blue
5 Intro To Black
6 Black
7 Brown
8 Tan
9 Finding Beauty
10 Hurricane Sophia

ドナルド・エドワーズ(ds)の名前は時々見たけどリーダー作を買うのは初めてです。
ドラマーやベーシストのアルバムは面白いので手が伸びることも多い。
ここで注目したのはピアノのアンソニー・ウォンジーとギターのデヴィッド・ギルモアです。
ウォンジーは大の親日家でしばらく日本に滞在して活躍していましたがアメリカに戻ったようですね。
M-Base派の流れを汲むギルモアは2017年の「ベスト3」に選んだ作品がありました。

全10曲は全てエドワーズ自身のオリジナルで占められていてテーマは「色」です。
3曲のボーカル入りは語りでソフィアはエドワーズの愛娘です。
実に引き締まった演奏内容で緊張感もあり先端のジャズへの気概も感じました。
エドワーズは作曲能力に優れコンポーザーとしての才能にも溢れています。
メンバーは粒揃いで音もクリア、エドワーズ自身の主張が感じられて意外なほど良かったです。
やっぱりギルモアのギターがひと味違って素晴らしいと思いました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

nice!(0)  コメント(2) 

HARRY ALLEN QUARTET / SOMEONE TO LIGHT UP MY LIFE [Jazz Tener Sax]

* HARRY ALLEN QUARTET / SOMEONE TO LIGHT UP MY LIFE

image933.jpg

harry allen(ts),
john horler(p), pete morgan(b), oliver jackson(ds),
1991/Master Mix/

1 My Shining Hour
2 Day In Day Out
3 Here's To That Rainy Day
4 Someone To Light Up My Life
5 Like Someone In Love
6 I Wish You Love
7 April In Paris
8 I Want To Be Happy
9 I've Grown Accustomed To Your Face
10 My Romance
11 Owls Blues
12 Strike Up The Band

今私はハリー・アレン(ts)の初期の作品に興味が向いています。
アレンは1966年の12月生まれ、ワシントン州の出身です。
デビュー作は1989年の「How Long Has This Been Going On? 」(Progressive)です。
この時代での22歳のデビューは早いので若い頃から注目されていたんでしょうね。
スムーズなフレージングと安定感は確かに達者なプレイヤーだと思います。

今作は2枚目のアルバムで24歳ということになります。
自身のオリジナルの「Owls Blues」を除いては全てスタンダードのオン・パレードになっています。
この頃は柔らかにしたコールマン・ホーキンス(ts)やベン・ウェブスター(ts)のモダンなスイング・スタイルです。
明らかにスコット・ハミルトン(ts)の影響も感じられました。

(くつろぎ系)

nice!(0)  コメント(0) 

STANLEY TURRENTINE / BETCHA [Jazz Tener Sax]

* STANLEY TURRENTINE / BETCHA

image932.jpg

stanley turrentine(ts),
sonny burke(key), eddie watkins jr(elb), jeff porcaro(ds),
james gadson(ds), david t walker(elg), wah wah watson(elg),
lee ritenour(elg), charles fearing(elg), thom rotella(elg),
eddie bongo brown(per), gary coleman(vib), todd cochran(synth), etc
1979/Elektra/

Side A
1 Take Me Home
2 Love Is The Answer
3 Betcha
4 Concentrate On You
Side B
1 You
2 Hamlet (So Peaceful)
3 Long Time Gone
4 Together Again

スタンリー・タレンティン(ts)が息の長い活躍が出来たのはフレキシブルな感覚を持っていたからだと思います。
デビューは1960年のブルー・ノートの4000番台でシャーリー・スコットやジミー・スミスのオルガン奏者と共演していた。
ダークでブルージーなスタイルの持ち主で概して「ソウル・ジャズ」の括りにあったと思う。
1970年代のフュージョンにおけるタレンティンにはCTIに「Sugar」や「Cherry」のヒット盤もあります。

今作はエレクトラへの移籍第一弾でタレンティンにとっても気合の入った作品になっています。
オーケストラをバックに悠々と吹いています。

(中間系)

nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。