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PATSY CLINE / TRUE LOVE. A STANDARDS COLLECTION [Jazz Vocal]

* PATSY CLINE / TRUE LOVE. A STANDARDS COLLECTION

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patsy cline(vo),
1961-63(Rec)/MCA/

1 True Love
2 You Belong To Me
3 You Were Only Fooling
4 That's My Desire
5 Heartaches
6 Love Letter In The Sand
7 Someday (You'll Want Me To Want You)
8 Have You Ever Been Lonely
9 I Love You So Much It Hurts
10 You Made Me Love You
11 Does Your Heart Beat For Me
12 Anytime
13 Bill Bailey, Won't You Prease Come Home?
14 Always

パッツィー・クライン(vo)は知らなかったけど超有名なカントリー・ミュージックの歌手だったです。
それも30歳で飛行機事故で亡くなっていると知りました。
パッツィーは「You Belong To Me」を捜索中に見付けました。
力強く艶のある歌声、伸びがあって表現力も素晴らしい・・・歌は一種感動的な上手さです。
聴いているとまるで日本の美空ひばりみたいに感じた。
何というか、古風でしっかりとした西部劇に出てくるアメリカ女性という雰囲気を持っています。
全体的にカントリー風味も強いけどスタンダードに焦点を当てた今作は聴き易いと思います。
表題曲の「True Love」や「You Belong To Me」、「Love Letter In The Sand」は有名曲。
その他聴いたことがある曲も多かったです。
(7)「Someday」は本人のヒット曲なのかな?・・・私のお気に入りになりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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MILES DAVIS / BITCHES BREW [Jazz Trumpet]

* MILES DAVIS / BITCHES BREW

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miles davis(tp),
wayne shoter(ss), lenny white(ds), bennie maupin(bcl),
chick corea(elp), jim riley(per), jack dejohnette(ds),
hrvey brooks(elb), charles alias(ds), dave holland(b),
john mclaughlin(elg), joe zawinul(elp), larry young(elp)
1969/CBS/

Record 1
Side A
1 Pharaoh's Dance
Side B
1 Bitches Brew

Record 2
Side A
1 Spanish Key
2 John McLaughlin
Side B
1 Miles Runs The Voodoo Down
2 Sanctuary


しばらくの間、ほとんど語られることがないクロスオーバー&フュージョンの流れを追ってみたいと思います。
二つの流れがあって一つはプロデューサーやアレンジャーにスタジオ・ミュージシャンが加わったイージー・リスニング系です。
もう一つはジャズ王道で主流派を突き進んでいたマイルス・デイヴィス(tp)の流れでもちろんこちらの方が重要でした。
マイルスはジャズのスタイルを大事にした人でスタイルを追い求めることに全力を尽くしていた。
マイルスの凄さは時代を先取りする姿勢・・・現状に満足せず常に新しいものを求め続けるところにあった。
ジョン・コルトレーン(ts)が神憑り的なフリー・スタイルに突入してから数年、ジャズの行き場がなくなっていたのは事実です。
この後ジャズは一体どこに行くのか?・・・ジャズ・ファンの多くがそう思っていた。
そんな時にマイルスが発表したのはエレクトリックな「イン・ア・サイレント・ウエイ」で次の方向性を示したものでした。

* MILES DAVIS / IN A SILENT WAY (1969/CBS)
miles davis(tp), wayne shoter(ss), john mclaughlin(elg),
herbie hancock(elp), chick corea(elp), joe zawinul(org),
dave holland(b), tony williams(ds)

それから半年が経って発売されたのが編成を大きくした今作の「ビッチェズ・ブリュー」だったというわけです。
2枚組の「ビッチェズ・ブリュー」はジャズ・ファンだけでなくロック・ファンも驚かせる衝撃的な作品になりました。
私が好きだったのは2枚目A/1「Spanish Key」だったけど、ここでの呪術的なアフリカン・リズムが素晴らしかった。
今回久し振りに聴いたけど流石にマイルスはひと味もふた味も違っている。
未だに色褪せないのは目的意識と自己主張が感じられるからだと思います。
ただ、1曲が20分前後と長く表題曲の「Bitches Brew」は27分もあるので今の忙しい時代には合いません。
ここからマイルスは「エレクトリック・マイルス」と呼ばれるスタイルに入っていきます。
大編成になったが故に多くのミュージシャンがマイルスと共演可能になり各人が影響を受けたのは間違いないです。

(中間系)

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