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ERIC ALEXANDER QUARTET / WITH STRINGS [Jazz Tener Sax]

* ERIC ALEXANDER QUARTET / WITH STRINGS

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eric alexander(ts),
david hazeltine(p), john webber(b), joe farnsworth(ds)
dave rivello(cond,arr), strings orchestra
2019/HighNote/

1 Gently (E.Alexander)
2 Dreamsville (H.Mancini)
3 Some Other Time (L.Bernstein)
4 Lonely Woman (H.Silver)
5 Slow, Hot Wind (H.Mancini)
6 The Thrill Is Gone (L.Brown)

令和2年の初聴きは収集対象のエリック・アレキサンダー(ts)に決めていました。
年末に新譜が出るとの情報を得て予約注文して楽しみに待っていました。
エリックの「With Strings」は初めてだったしね。
でも届いたアルバムを見てみたら新しい録音じゃなかった・・・ガックリです。
2011年、2012年、2013年にニューヨークで録音されたものでした。
それも録音時間はたった36分しかなくて、まるで詐欺にあったような気分になりました。
ストリングスをバックにしたエリックは悪くないけれど何となくしっくりきません。
私は聴きたかったし好企画だと思うけど中途半端に終わってしまったのがとても残念です。
プロデューサーが目指すものは何だったのか、コンセプトがはっきりしていない気がします。

(中間系)

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BILLY CHILDS TRIO / BEDTIME STORY [Jazz Piano]

* BILLY CHILDS TRIO / BEDTIME STORY

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billy childs(p), george mraz(b), billy hart(ds)
2000/M&I/

1 Ain't No Sunshine
2 Speak Like A Child
3 Fragile
4 Toys
5 Tell Me A Bedtime Story
6 Jessica
7 Oriental Folk Song
8 Dolphin Dance
9 Sophisticated Lady
10 Maiden Voyage

ビリー・チャイルズは近年再評価したピアニストの一人です。
なぜならすっかりジャズ露出度が少なくなったハービー・ハンコックの後継者に成り得るからです。
チック・コリアの精力的な活動に比べてハンコックはすっかり影が薄くなってしまいました。
切磋琢磨する永遠のライバルと思っていたのに・・・プロデューサー業なんてやってほしくない。
あの研ぎ澄まされた感覚の素晴らしいピアノはいったいどこに行ってしまったのか。

さて今作はチャイルズによるハービー・ハンコック作品集です。
全10曲中ハンコック作が6曲、その他4曲の構成です。
「Speak Like A Child」、「Dolphin Dance」、「Maiden Voyage」などの代表曲も入っている。
チャイルズのハンコック・タッチのピアノが満喫できました。
これを聴いているとハンコックを彷彿とさせる・・・やっぱりはハンコックは凄かったと思います。

ちなみに私がチャイルズを再評価したアルバムはこれです。
* BILLY CHILDS QUARTET / REBIRTH (2017/Mack Avenue)

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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ARCHIE SHEPP QUARTET / I DIDN'T KNOW ABOUT YOU [Jazz Tener Sax]

* ARCHIE SHEPP QUARTET / I DIDN'T KNOW ABOUT YOU

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archie shepp(ts,as,vo),
horace parlan(p), wayne dockery(b), george brown(ds)
1990/Timeless/

1 Go Down Mosea (Let My People Go)
2 I Didn't Know About You
3 Billie's Bossa
4 Hot Hpuse
5 The Good Life
6 Now's The Time
7 Ask Me Now

ちょっと濃い味のバラードを聴きたくなってアーチー・シェップを選んでみました。
ホレス・パーラン・トリオをバックにしたライブ盤です。
シェップにしては奇をてらうところもなく比較的あっさりとストレートに吹いていると思いました。
特にバラードはビブラートを効かせ過ぎて「おぇ~」という時もあるけれどそれも少ないです。
もっともここが好みの分かれ道になるかもしれないけど。
独特のタイミングとタッチを持つパーランとの相性はいいと思います。
ただヴォーカルはやっぱり今一つでした。

(中間系)

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