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PONCHO SANCHEZ AND HIS LATIN JAZZ BAND / TRANE'S DELIGHT [Jazz Conga]

* PONCHO SANCHEZ AND HIS LATIN JAZZ BAND / TRANE'S DELIGHT

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poncho sanchez (cng,vo,per),
francisco torres(tb,vo,arr), ron blake(tp,fhn), robert hardt(as,ts,fl),
andy langham(p), rene camacho(b,vo), joey deleon(per ),
giancarlo anderson(bong,per), ross schodek(b), etc
2019/Concord Picante/

1 Soul Bourgeoisie (H.Laws)
2 Liberia (J.Coltrane)
3 The Feeling Of Jazz (D.Ellington/B.Troup/G,T.Simon)
4 Giant Steps (J.Coltrane)
5 Si Te Dicen (O.I.Guiliani)
6 Sube (A.langham)
7 Blue Train (J.Coltrane)
8 Yam'mote (P.Sanchez/F.Torres)
9 Poncho Sanchez Medley #2 (P.Sanchez/etc)
10 Trane's Delight (J.Coltrane)
11 Tobo Termino (B.Manrigue)

ポンチョ・サンチェス(conga)のラテン・ジャズ・バンドは一度聴いてみたいと思っていました。
実は最近私の興味はアフロ・キューバン・リズムというか、ラテン・ジャズに向かっています・
それも純ジャズ路線ではなくてリズムが主になるアルバムが対象です。
そういう意味では今作はピッタリのアルバムでした。

今アルバムはジョン・コルトレーン(ts)のトリビュート・アルバムです。
全11曲はトレーン作が4曲と自身のオリジナル2曲、その他5曲の構成です。
固いことは言わずにトレーンをラテン・リズムで演奏するとこういうことになります。
チャカポコのリズムが心地良い、至極楽しいアルバムに仕上がっていました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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KAREL BOEHLEE TRIO / ROMEO AND JULIET [Jazz Piano]

* KAREL BOEHLEE TRIO / ROMEO AND JULIET

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karel boehlee(p), hein van degeyn(b), hans van oosterhout(ds)
2003/M&I/

1 A Time For Us
2 Autumn Leaves
3 You Must Believe In Spring
4 Hymne A L'amour
5 Little Princess
6 My Funny Valentine
7 Ne Me Quitte Pas
8 Strike Again
9 Rosa Turbinata
10 Les Parapluies De Cherbourg
11 Summer Knows
12 Trust Me

カレル・ボエリーはヨーロピアン・ジャズ・トリオ以来好きなピアニストの一人です。
ボエリーは1960年生まれ、オランダ出身です。
ボエリーのピアノは美しく高貴な香りがする・・・一音一音が心に響き沁みてきます。
どこにも妥協も遊びもないと言ったら分かり易いかもしれません。

全12曲はフランス音楽が中心でミシェル・ルグランが3曲、表題曲や枯葉も入っています。
ボエリー自身のオリジナルは1曲だけ特筆すべきは最後にハービー・ハンコック(p)があることです。
つまりボエリーもハンコック的なピアノに注目していたということなります。
その演奏は唯一のオリジナルの(5)「Little Princess」とハンコックの(12)「Trust Me」で聴けました。
このように収録曲からその時点の演奏者の心境を探るのもジャズ聴きの面白いところです。
当然ながら、当たるも八卦当たらずも八卦になりますが・・・。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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CHRIS CHEEK QUARTET / I WISH I KNEW [Jazz Tener Sax]

* CHRIS CHEEK QUARTET / I WISH I KNEW

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chris cheek(ts),
kurt rosenwinkel(g), chris higgins(b), jordi rossy(ds)
1997/Fresh Sound New Talent/

1 I Wish I Knew
2 At Long Last Love
3 Skylark
4 Stairway To The Stars
5 I'll Be Seeing You
6 Garden Floor
7 Time Remember
8 I Don't To Set The World On Fire
9 What'll I Do

クリス・チークは新感覚ジャズのテナー・サックス奏者の一人です。
ブラッド・メルドー(p)やここのカート・ローゼンウィンケル(g)の盟友としても知られています。
チークはまた古典的なバラード奏法の名手でスタンダードにおける表現力にも長けています。
私の新感覚ジャズの特徴は「浮揚感がある」とか「頼りなさげな感覚」を指しています。
共演の ローゼンウィンケルやジョージ・ロッシー(ds)もまた現代ジャズを牽引するミュージシャンですね。
ローゼンウィンケルを見出したのはヴァイブのゲイリー・バートンですが先見の明がありました。
彼もここではストレートでオーソドックスな演奏を聴かせてくれています。
ロッシーは鬼才ブラッド・メルドー(p)と共に「アート・オブ・ザ・トリオ」を結成していました。

バラード奏法におけるチークのルーツはレスター・ヤング~スタン・ゲッツの流れになります。
レニー・トリスターノ(p)派のサックス奏者のワーン・マーシュ(ts)やリー・コニッツ(as)の影響もある。
チークには同系統の2枚組↓があるので聴いてみるのも面白いと思います。

* CHRIS CHEEK QUARTET / GUILTY & LAZY AFTERNOON (2002/FRESH SOUND)
chris cheek(ts), ethan iverson(p), ben street(b), jorge rossy(ds)

今作ですが全9曲はチーク自身のオリジナルは(6)の1曲のみでその他スタンダード8曲の構成です。
ベストはバラードの(4)「Stairway To The Stars」でここでのチークとローゼンウィンケルが素晴らしい。
チークのテナーの音色が何とも言えない・・・切なげに独特の味わいがあって心に沁みてきます。
刺激的ではないけれど当時の若手の実力がどれほどのものか・・・軽々と凄い・・・聴けば一目瞭然です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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