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ERIC ALEXANDER & NEW YORK ALL-STARS / LIVE ENCOUNTER [Jazz Tener Sax]

* ERIC ALEXANDER & NEW YORK ALL-STARS / LIVE ENCOUNTER

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eric alexander(ts), seamus blake(ts), mike ledonne(p,org),
erik soderlind(g), aldo zunino(b), bernd reiter(ds)
guest:ian shaw(vo)(4)
2019/Ubuntu Music/

1 Encounter (M.Ledonne)
2 Naima (J.Coltrane)
3 Incazzato (M.Ledonne)
4 Still (L.Richie)
5 Second Impressions (E.Alexander)
6 Heartaches (J.Clenner)
7 Eddie Harris (E.Alexander)

実質的なリーダーであるエリック・アレキサンダー(ts)が冠した「New York All- Stars」の2枚目の作品です。
前回はエリックのワン・ホーン・アルバムでピアノがハロルド・メイバーンでした。
今回の相手は新感覚サックス奏者のシーマス・ブレイクと共演も多い盟友マイク・ルドン(p,org)になりました。
注目のスウェーデンのギタリスト、エリク・ソダーリンドの参加も嬉しい。

全7曲はエリックのオリジナル2曲、ルドンが2曲、その他3曲の構成です。
ここでの注目はライオネル・リッチーの「コモドアーズ」の大ヒット曲(4)「Still」でしょうね。
私も大好きな曲だったので「わぁ~、懐かしい!」と思いました。
ゲスト歌手の名前はイアン・ショウ・・・私は初めて聴きましたが圧倒的な声量が特徴ですね。
いきなりの飛び入りで歌ったようですが他の曲が吹っ飛ぶほどの存在感がありました。
テナー・バトルとしてはトレーンの(2)「Naima」とエリックの(5)「Second Impressions」が聴きどころになります。
なおルドンはピアノとオルガンの二刀流でピアノは(1,2,6)でオルガンは(3,4,5,7)で聴けました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)





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FABRIZIO BOSSO NEW PROJECT / BLACK SPIRIT [Jazz Trumpet]

* FABRIZIO BOSSO NEW PROJECT / BLACK SPIRIT

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fabrizio bosso(tp), max lonata(ts,as,fl)(1,2,3,4,7,10)
luca mannutza(p), nicola muresu(b), lorenzo tucci(ds),
marco tamburini(tp)(4,5)
2009/M&I/

1 Nutville
2 Black Spirit
3 Body And Soul
4 Up Jumped Spring
5 A Night In Tunisia
6 Do You Know What It MeansTo Miss New Orleans
7 Babble On
8 E La Chiamano Estate
9 Bossando
10 Dizzy's Blues

時々イタリアを代表するトランぺッターのファブリジオ・ボッソも聴きたくなります。
今作はマックス・イオナータ(ts)とのフロント2管を中心にしたオーソドックスなハード・バップ盤です。
共に切れ味鋭いボッソのラッパとイオナータのサックスが炸裂しています。
4曲目にフレディ・ハバード(tp)の名曲「Up Jumped Spring」が入っています。
今作はその「フレディ・ハバードに捧げる」という意味もあるようです。
3曲目のバラードの「Body And Soul」、5曲目のご存知「Night In Tunisia」など選曲もよく考えられています。
表題曲の(2)「Black Spirit」はスピード感溢れる圧倒的な演奏です。
ベストにはまろやかなトランペットと悠々たるサックスの音色が魅力の「Body And Soul」を上げておきます。
ボッソのオリジナルでボサノバ・リズムの(9)「Bossando」も良かったです。
なお、各所で輝くばかりのピアノを聴かせるルカ・マヌッツアにも注目しました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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HERBIE MANN SEXTET / FLAUTISTA ! [Jazz Flute]

* HERBIE MANN SEXTET / FLAUTISTA !

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herbie mann plays afro cuban jazz
herbie mann(fl,bcl),
johnny roe(vib,marimba), knobby totah(b), santos mirande(ds,timbale),
carlos voldes(conga ds), jose luis mangual(bongo),
1959/Verve/

1 Todos Locos
2 Cuban Potato Chips
3 Come On Mule
4 The Amazon River
5 Caravan
6 Delilah
7 Basin Street Este

ハービー・マン(fl)のアフロ・キューバン・リズムとの共演盤です。
最近のマイ・ブームになっている50~60年代の「ラテン・リズムを聴く」の一環で選んでみました。
ハービー・マンは50年代の早い時期から民族音楽というか、ワールド・ワイドなリズムに目を付けていました。
そういう意味でラテンやアフリカン・リズムを用いた先駆者の一人だったと思っています。
さて今作はマンのリズム優先の異色作になりました。
ここは何と言ってもコンガとボンゴが繰り出す強烈なアフロ・キューバン・リズムが聴きどころになります。
ほとんどパーカッションだけの(2)「Cuban Potato Chips」は聴いているだけで身体が揺れてきました。
マンは(3)「Come On Mule」では珍しいバス・クラリネットを披露しています。
元々がサックス奏者なので手慣れたものです。
(5)「キャラバン」はエリントンのジャングル・ムードの名曲ですが熱気に満ちた演奏が聴けました。
なお(6)、(7)の2曲はCD化によって追加されたものです。

(中間系)

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