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JAMES TAYLOR / AMERICAN STANDARD [Jazz Vocal]

* JAMES TAYLOR / AMERICAN STANDARD

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james taylor(vo,g),
john pizzarelli(g), steve gadd(ds), luis conte(per), jimmy johnson(b),
lou marini(cl,sax), walt fowler(tp,flh), larry goldings(org), etc
2019/Fantasy/

1 My Blue Heaven (W Donaldson/G.A.Whiting)
2 Moon River (H.Mancini/J.Mercer)
3 Teach Me Tonight (G.D.Paul/S.Cahn)
4 As Easy As Rolling Off A Log (M.K.Jerome/J.Scholl)
5 Almost Like Being In Love (F.Loewe/A.J.Lerner)
6 Sit Down, You're Rockin' The Boat (F.Loesser)
7 The Nearness Of You (H.Carmichael/N.Washington)
8 You're Got To Be Carefully Taught (R.Rodgers/O.Hammerstein)
9 God Bless The Child (B.Holiday/A.Herzog Jr)
10 Pennies From Heaven (A.Johnson/J.Burke)
11 My Heart Stood Still (R.Rodgers/L.Hart)
12 Ol, Man River (J.Kern/O.Hammerstein)
13 It's Only A Paper Moon (H.Arlen/Y.Harburg/B.Rose)
14 The Surrey With The Fringe On Top (R.Rodgers/O.Hammerstein)

ジェームス・テイラー(vo,g)のスタンダード作品集です。
テイラーのイメージはフォーク&カントリー系のシンガーソングライターになります。
ちょっと鼻にかかる渋い魅力的な歌声の持ち主で「Fire and Rain」の大ヒット曲がある。
著名なミュージシャンはある程度の年齢になるとスタンダードを歌いたくなるようですね。
このジェイムス・テイラーもまた例外ではなかった。
ジョン・ピザレリのギターとスティーヴ・ガッドのドラムスをバックにじっくりと歌い上げています。
味わい深い大人の歌です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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NICKI PARROTT / YESTERDAY ONCE MORE [Jazz Vocal]

* NICKI PARROTT / YESTERDAY ONCE MORE
The Carpenters Song Book

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nicki parrott(vo,b),
ken peplowski(cl,ts), john di martino(p), frank vignola(g), alvin atkinson(ds)
2016/Venus/

1 Rainy Days And Mondays
2 I'll Never Fall In Love Again
3 There's A Kind Of Hush
4 We'vev Only Just Begun
5 Please Mr Postman
6 I Won't Last A Day Without You
7 Sing
8 For All We Know
9 Ticket To Ride
10 Top Of The World
11 It's Going To Take Some Time
12 The Rainbow Connection
13 Yesterday Once More
14 Close To You

ニッキ・パロット(vo,b)もお気に入りの一人でぽつぽつと集めていて10枚ほどになりました。
今作はご存知カーペンターズのヒット曲を歌ったものです。
バート・バカラック(2,14)やキャロル・キング(11)、ビートルズ(5,9)も入っています。
ジャズ・ヴォーカルというにはちょっと柔らか過ぎるけどメロディが奇麗なので許せるかな。
パソコンでもやりながらBGMでのんびりと聴くなら問題ないと思います。

(くつろぎ系)

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ART PEPPER QUARTET / SAN FRANCISCO SAMBA [Jazz Alto Sax]

* ART PEPPER QUARTET / SAN FRANCISCO SAMBA

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art pepper(as),
george cables(p), michael formanek(b), eddie marshall(ds)
1977/Contemporary/

1 Blue Bossa
2 Art Meets Mr.Beautiful
3 Here's That Rainy Day
4 Samba Mom-Mom

アート・ペッパー(as)の強烈なソロ・プレイを満喫できるキーストン・コーナーズでのライブ盤です。
久々にペッパーの鋭く突き抜ける音を聴きました。
ペッパーは1925年生まれのカリフォルニア出身、1982年に56歳で亡くなりました。
ジョージ・ケイブルス(p)は1944年生まれのニューヨーク出身、現在75歳で健在です。
ケイブルスは1970年半ばから5年ほどペッパーのレギュラー・ピアニストとして共演していました。

全4曲は自身のオリジナル2曲(2,4)とその他2曲の構成でボサとサンバが入っています。
ここはペッパーの火の出るような即興演奏が聴きどころになります。
4曲は全て11分強の長丁場でケニー・ドーハムの(1)「ブルー・ボッサ」は16分を超えています。
アイデア豊富で湧き出づる如くのフレージングは驚異的でライブにおけるペッパーの神髄がここにありました。
鋭角的なペッパーに対する流麗美的なケイブルスの対比が面白いので二人が長く続いた原因かもしれません。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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NARIYOSHI MIKI QUINTET / CHALLENGER [Jazz Piano]

* NARIYOSHI MIKI QUINTET / CHALLENGER

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三木成能(p)、
岡崎好朗(tp,flh)(2,4,8)、三木敏雄(ts)(1,4)、浜崎航(ts,fl)(2,7,8)、
寺屋七大(g)(1,5,9)、上村信(b)、大坂昌彦(ds)(1,2,4,7,8)、藤井学(ds)(3,5,6,9,10)、
ゲスト:布川俊樹(g)(3)、駒野逸美(tb)(7)
2019/Miki/

1 Challenger (N.miki)
2 紫陽花 (N.Miki)
3 英雄ボロネーズ (F.F.Chopin)
4 Open The Door (N.Miki)
5 Evidence (T.Monk)
6 悪循環 (N.Miki)
7 Coffee Samba (N.Miki)
8 背水の陣 (N.Miki)
9 September (M.White/A.Mckay/A.willis)
10 Moonlight Serenade (G.Miller)

先月だったか、三木成能(p)・クインテットのライブを見に行った時に入手しました。
その時のメンバーは三木成能(p)、岡崎好朗(tp)、浜崎航(ts)、上村信(b)、大坂昌彦(ds)でした。
純ハードバップ路線で本当に気持ち良かったです。
ベテラン勢の中に中堅どころの実力者の浜崎さんが入ってメンバー的にも新鮮でしたね。

今作は三木さんの10年振りの2枚目のリーダー・アルバムです。
ゲストを含めて10人が参加していて十人十色の副題も付いていました。
全10曲は自身のオリジナル6曲とその他4曲の構成です。
ピアノの詩人ショパンの(3)「英雄ボロネーズ」は三木さんのこだわりでしょうね。
三木さんの流麗で美しいピアノ音を聴いているとショパンの影響を強く感じられます。
6曲のオリジナルは曲想豊かで現在の三木さんの音楽性を全て網羅していると思います。
まさしく満を持した渾身のアルバムと言えます。
特に表題曲の(2)「紫陽花」は美しく流れるようで印象的なメロディを持っていました。
グレン・ミラーの名曲(10)「Moonlight SErenade」はトリオ演奏でしっとりと聴かせる。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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EMILIE-CLAIRE BARLOW / HAVEN'T WE MET ? [Jazz Vocal]

* EMILIE-CLAIRE BARLOW / HAVEN'T WE MET ?

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emilie-claire barlow(vo,arr),
reg schwager(g), david restivo(p), ross macintyre(b),
davide direnzo(ds), kelly jefferson(ts), chase sanborn(flh,tp), etc
2009/Empress/

1 All I Do Is Dream Of You
2 C'est Merveilleux
3 You're Driving Me Crazy ?
4 Comin' Home Baby
5 Haven't We Met ?
6 I'm Glad There Is You
7 Chez Moi
8 Is You Is Or Is You Ain't My Baby ?
9 Jardin d'Hiver
10 La Vem A Baiana
11 Will You Still Be Mine ?
12 You Make Me Feel So Young
13 You Must Believe In Spring

ヴォーカルを意識的に聴くようになってからだいぶ経ちました。
現在までのところ一番のお気に入りはこのカナダのエミリー・クレア・バーロウです。
二番手にはオーストラリア出身のベーシストでもあるニッキ・パロットということになります。
二人共に至極オーソドックスなヴォーカリストなのでその普通感がいいと思っています。
聴いていてすごく楽なんですね。

さて今作ですがスタンダードとフランスのシャンソン系が中心でアレンジはエミリー自身です。
ベン・タッカー(b)の「カミン・ホーム・ベイビー」が入っていたのは異色だと思いました。
エミリーの声がいい、歌が上手い、雰囲気が抜群です。
聴きどころは馴染みの(6)「I'm Glad There Is You」とシャンソンの(9)「Jardin d'Hiver」になりました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(くつろぎ系)

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ZOOT SIMS / NEW BEAT BOSSA NOVA Vo.1 & Vol.2 [Jazz Tener Sax]

* ZOOT SIMS / NEW BEAT BOSSA NOVA Vo.1 & Vol.2

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1-8:New Beat Vossa Nova Vol.1
zoot sims(ts), ron odrich(fl,cl), phil woods(cl,as), gene quill(as,cl),
jim hall(g), kenny burrell(g), art davis(b), sol gubin(ds),
ted sommer(per), willie rodriguez(per)

9-18:New Beat Vossa Nova Vol.2
zoot sims(ts), ron odrich(fl,cl), jerry sanfino(fl,cl), phil bodner(fl,cl),
sol schlinger(cl), jim hall(g), barry galbraith(g), milt hinton(b),
willie rodriguez(per), sol gubin(per), tommy lopez(per), ted sommer(per)

19-23 Bonus Tracks*
1962/Colpix/

1 Ricardo Bossa Nova Part 1 2 Ricardo Bossa Nova Part 2
3 Cano Canoe 4 Cantando A Orquestra
5 Ciume 6 Maria Ninguem
7 Sem Saudades De Voce 8 Barquinho De Papel
9 Bernie's Tune 10 Poquito Cantando
11 Tickle Toe 12 Lonesome Road
13 Instant Samba 14 They Call The Wind Maria
15 Lover Come Back To Me 16 Nature Boy
17 Reaching For The Moon 18 Don't Fool With Love
19 *I Got Rhythm 20 *Recado Bossa Nova (Vocal Version)
21 *Don't Fool With Love 22 *You And I
23 *Zing Went The Strings Of My Heart

ズート・シムズ(ts)もまたウエスト・コースト・ジャズの人気プレイヤーの一人でした。
同じ西海岸の人気バリトン・サックス奏者のジェリー・マリガンとは共演歴が長かったです。
ズートは1925年生まれ、カリフォルニア州イングルウッド出身、1985年59歳で亡くなっています。
レスター・ヤング派のテナー・サックス奏者でウディ・ハーマン楽団のセカンド・ハードで名を成しました。
セカンド・ハードの4サックスはズート(ts)、スタン・ゲッツ(ts)、ハービー・スチュワード(ts)、サージ・チャロフ(bs)がメンバーです。
ジャケットに「New Beat Bossa Nova」とあるようにボサノバは新しいリズムとしてこの頃からジャズ界を席巻することになります。
ボサノバの吹き込みは今作のズートの方が早かったけどやわらかな音色を持つゲッツの「イパネマの娘」に軍配が上がった。
よりクールな演奏を聴かせるズートのボサノバを満喫できるアルバムで貴重です。

(くつろぎ系)

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ERIC ALEXANDER & NEW YORK ALL-STARS / LIVE ENCOUNTER [Jazz Tener Sax]

* ERIC ALEXANDER & NEW YORK ALL-STARS / LIVE ENCOUNTER

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eric alexander(ts), seamus blake(ts), mike ledonne(p,org),
erik soderlind(g), aldo zunino(b), bernd reiter(ds)
guest:ian shaw(vo)(4)
2019/Ubuntu Music/

1 Encounter (M.Ledonne)
2 Naima (J.Coltrane)
3 Incazzato (M.Ledonne)
4 Still (L.Richie)
5 Second Impressions (E.Alexander)
6 Heartaches (J.Clenner)
7 Eddie Harris (E.Alexander)

実質的なリーダーであるエリック・アレキサンダー(ts)が冠した「New York All- Stars」の2枚目の作品です。
前回はエリックのワン・ホーン・アルバムでピアノがハロルド・メイバーンでした。
今回の相手は新感覚サックス奏者のシーマス・ブレイクと共演も多い盟友マイク・ルドン(p,org)になりました。
注目のスウェーデンのギタリスト、エリク・ソダーリンドの参加も嬉しい。

全7曲はエリックのオリジナル2曲、ルドンが2曲、その他3曲の構成です。
ここでの注目はライオネル・リッチーの「コモドアーズ」の大ヒット曲(4)「Still」でしょうね。
私も大好きな曲だったので「わぁ~、懐かしい!」と思いました。
ゲスト歌手の名前はイアン・ショウ・・・私は初めて聴きましたが圧倒的な声量が特徴ですね。
いきなりの飛び入りで歌ったようですが他の曲が吹っ飛ぶほどの存在感がありました。
テナー・バトルとしてはトレーンの(2)「Naima」とエリックの(5)「Second Impressions」が聴きどころになります。
なおルドンはピアノとオルガンの二刀流でピアノは(1,2,6)でオルガンは(3,4,5,7)で聴けました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)





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FABRIZIO BOSSO NEW PROJECT / BLACK SPIRIT [Jazz Trumpet]

* FABRIZIO BOSSO NEW PROJECT / BLACK SPIRIT

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fabrizio bosso(tp), max lonata(ts,as,fl)(1,2,3,4,7,10)
luca mannutza(p), nicola muresu(b), lorenzo tucci(ds),
marco tamburini(tp)(4,5)
2009/M&I/

1 Nutville
2 Black Spirit
3 Body And Soul
4 Up Jumped Spring
5 A Night In Tunisia
6 Do You Know What It MeansTo Miss New Orleans
7 Babble On
8 E La Chiamano Estate
9 Bossando
10 Dizzy's Blues

時々イタリアを代表するトランぺッターのファブリジオ・ボッソも聴きたくなります。
今作はマックス・イオナータ(ts)とのフロント2管を中心にしたオーソドックスなハード・バップ盤です。
共に切れ味鋭いボッソのラッパとイオナータのサックスが炸裂しています。
4曲目にフレディ・ハバード(tp)の名曲「Up Jumped Spring」が入っています。
今作はその「フレディ・ハバードに捧げる」という意味もあるようです。
3曲目のバラードの「Body And Soul」、5曲目のご存知「Night In Tunisia」など選曲もよく考えられています。
表題曲の(2)「Black Spirit」はスピード感溢れる圧倒的な演奏です。
ベストにはまろやかなトランペットと悠々たるサックスの音色が魅力の「Body And Soul」を上げておきます。
ボッソのオリジナルでボサノバ・リズムの(9)「Bossando」も良かったです。
なお、各所で輝くばかりのピアノを聴かせるルカ・マヌッツアにも注目しました。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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HERBIE MANN SEXTET / FLAUTISTA ! [Jazz Flute]

* HERBIE MANN SEXTET / FLAUTISTA !

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herbie mann plays afro cuban jazz
herbie mann(fl,bcl),
johnny roe(vib,marimba), knobby totah(b), santos mirande(ds,timbale),
carlos voldes(conga ds), jose luis mangual(bongo),
1959/Verve/

1 Todos Locos
2 Cuban Potato Chips
3 Come On Mule
4 The Amazon River
5 Caravan
6 Delilah
7 Basin Street Este

ハービー・マン(fl)のアフロ・キューバン・リズムとの共演盤です。
最近のマイ・ブームになっている50~60年代の「ラテン・リズムを聴く」の一環で選んでみました。
ハービー・マンは50年代の早い時期から民族音楽というか、ワールド・ワイドなリズムに目を付けていました。
そういう意味でラテンやアフリカン・リズムを用いた先駆者の一人だったと思っています。
さて今作はマンのリズム優先の異色作になりました。
ここは何と言ってもコンガとボンゴが繰り出す強烈なアフロ・キューバン・リズムが聴きどころになります。
ほとんどパーカッションだけの(2)「Cuban Potato Chips」は聴いているだけで身体が揺れてきました。
マンは(3)「Come On Mule」では珍しいバス・クラリネットを披露しています。
元々がサックス奏者なので手慣れたものです。
(5)「キャラバン」はエリントンのジャングル・ムードの名曲ですが熱気に満ちた演奏が聴けました。
なお(6)、(7)の2曲はCD化によって追加されたものです。

(中間系)

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WALLACE RONEY QUINTET / BLUE DAWN-BLUE NIGHTS [Jazz Trumpet]

* WALLACE RONEY QUINTET / BLUE DAWN-BLUE NIGHTS

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wallace roney(tp), emilio modeste(ts,ss),
oscar williams 2(p), paul cuffari(b), kojo odu roney(ds)(1,4,6,7,8),
lenny white(ds)(1,2,3,5), quintin zoto(g)(1,3,5)
2019/HighNote/

1 Bookendz (W.Linsey)
2 Why Should There Be Stars (K.L.Durham/B.Rhode)
3 Wolfbane (L.White)
4 New Breed (D.Liebman)
5 Don't Stop Me Now (S.Lukather/D.Paich)
6 In A Dark Room (O.Williams 2)
7 Venus Rising (E.Modeste)
8 Elliptical (E.Modeste)

ブルーなジャケット、久々にウォレス・ルーニー(tp)の作品が目に入りました。
1960年生まれの現在59歳、ペンシルベニア州フィラデルフィア出身でバークリーにも通っています。
マイルス・デイビスに最も近いですが元々はクラーク・テリー派のトランぺッターです。
トニー・ウィリアムス・クインテットへの入団で知られるようになりました。
ウォレスは実力がありながらマイルス・デイビスにあまりに近いので損をした時期がありました。
でも今ではそんなことを気にする人はいないと思います。
ウォレスのミュート・トランペットの素晴らしさは群を抜いているからです。

3年前の前作はテナーのベン・ソロモンを除いては有名どころとの共演でした。
* WALLACE RONEY QUINTET & SEXTET / A PLACE IN TIME
wallace roney(tp), ben solomon(ts), gary bartz(as)(3,5,6,7)
patrice rushen(p), buster Williams(b), lenny white(ds)
2016/HighNote/

今回はよく知られたレニー・ホワイト(ds)以外は次世代を担う若手を起用しているようです。
いつの時代もベテランは新人を育てる義務がありますね。
全8曲に自身のオリジナルはないけどその代わりメンバーのオリジナルを4曲取り上げています。
新世代を目指すストレートなジャズ・サウンドは緊張感溢れるスリリングな展開で楽しめました。
ベスト・トラックにはデイヴ・リーブマン(ts)の(4)「New Breed」を上げておきます。
ウォレスの素晴らしいミュート・トランペットはここでも輝きを放っています。
続くサックスのエミリオ・モデステとピアノのオスカー・ウィリアムスⅡにも注目しました。
レニー・ホワイトの(3)「Wolfbane」はいかにもドラマーらしいリズムが面白いトラックで秀逸です。

「ドラ流目立たないけどいいアルバム」

(中間系)

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